日々の雑感(2020年7月〜12月)

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12月31日
今年は年末にパソコンがいかれるとは思っていませんでした。そしてその姓でなんも出来なくなりましたが、、、、(年明けになって振り返りなが ら書いています)。

12月19日
メイン機がふっとびました。頼んだマシンが届くまで1ヶ月半近くかかるようなので、正直困っています。職場に置いておいた ノートパソコンを持って帰ってきて使っているので、仕事自体は問題が無いのですが、バックアップが少し前のものしかとって いなかったので、いくつかはかなり古いものしか残らないかもしれませんが仕方ないですね。

12月6日
久し振りの更新となりました。読書の方はそれなりに進んでおりますが、ピーター・フランコパン「シルクロード全史」が意外と おもしろかった のでブログに感想を書いたくらいでしょうか。感想

あとは、古代エジプト展を見てきました。ちょこっと写真もありますがアップはやめました。感 想はこちら。

11月23日
ここの所忙しく自宅パソコンすら弄っていない状態でした(スマホやタブレット、職場においてあるノートパソコンはいじっています)。 やはりサイトの更新は自宅でやらないとおちつかないということもありずいぶんと放置してしまいました。

なかなか落ち着いて歴史記事を書く余裕というのはとれないものですが、昔の記事に追記をすると言うことくらいはしておいた方が いいかなと思う今日この頃です。アレクサンドロス関連でも、色々と新しい本は出ていますし、ブログで英語版の感想を書いたボーデン 『アレクサンドロス大王』のような本もありますので。

そんな状況ですが、読書は適当にやっています。フランコパン「シルクロード全史」という本を見つけてそれを読み始めました。英語 で600頁以上の本を読むのは結構時間がかかる(といいますか実はいま電子書籍でそれくらいの分量の本をちまちまとよんでいます。 セリム1世にかんする本ですが)、その手間を省けるだけでもありがたいと思うことにしています。でも上下2冊で8000円弱はけっこう 効いてくるな。

11月13日
気がつけば今年もあと1月半くらいになってしまいました。コロナのせいで大変なことになった今年ですが、来年もどうなるのか 先行き不透明です。第3波みたいなのがきていますし、、、。

読書の方は、澤田典子「よみがえる天才4 アレクサンドロス大王」と谷井陽子「八旗制度の研究」の感想をアップしています。 どちらも面白いので是非読んで欲しいですね。

10月23日
気がつけばサイトを開設してから17年め(2003年から始めています)。思えば遠くへ来たものだと。

色々な歴史の本がでても、なぜか作家などなど本職の歴史研究者ではない人の本の方が人気になり、あたかもそういう方がその道の 大家のようなあつかいをされるというのはどうなんだろうなあとおもう今日この頃。そりゃ、諦めというか皮肉めいたこともすこし 言いたくはなるだろうなあと。

そんなことをふと思い出し、書いておく。

読書の方は忙しさもあり進まず。ブログには、シリーズもので感想を書いている物だけアップ。フェリペ2世の伝記ですが、フェリペ の家族関係の話にもいくつかふみこんでおり、なかなか興味深いものがありました。そうか、オペラの「ドン・カルロ」とかは、 これ読むと一寸幻滅してしまうだろうなあというきが、、、。暴飲暴食を重ねて幽閉状態で死んだって、、、

10月7日
足腰定まらない状態でふらふらしているような感じだった台風の進路が段々と固まってきたようですが、このこーすでいくと 終末は関東地方がえらいことになるのではないかと。そんなときに仕事はしたくない、、、。

それはさておき、あいかわらずグーグル大先生の検索結果にはひっかからないです。9月に調子が悪くなってから、なんとなく 具合が悪いですね。

9月30日
最近何故かブログを更新しても記事が検索に引っかかりにくい状況が続いたり、Search Consoleでなぜかサイトがインデックスされていない という表示が出るなどおかしい状況が続いていました。なんだったのだろう?いまはもう問題ないみたいなのですが。

とりあえず、前にブログで書いた感想がインデックスされた形跡がない本については色々試してみることにします。

9月25日
急に冷え込んできた気がします。一雨降るごとに冷え込むと言うことはしばしば言われてきたことではありますが、少し前まで の残暑、いや猛暑のぶり返しのような状況から一転したこの状況はこれはこれで厳しいですね。体調を崩しやすくなるので注意 が必要な気がします。例年以上に慎重にならないといけないでしょうね。一寸何かあると、すぐ疑われますし。

最近感想を書いたのは、パニコ ス・パナイー「フィッシュ・アンド・チップスの歴史」です。 これを読むと、ビールとフィッシュアンドチップスが欲しくなりました。都内だと美味しいフィッシュアンドチップスが食べられて、 美味しいビールが飲める店は何軒もありますので、是非。

9月13日
雑感を弄ると言うよりもコンピュータをあまり弄っていなかったと言うことと、仕事が色々面倒なのもあり更新が遅れました。 この間、ブログには2冊分の感想をアップ。アグア ルーザ「忘却についての一般論」ル=グ ウィン「ラウィーニア」です。

猛暑も大部和らいできたようなかんじがしますが、あっという間に秋が終わり冬に入ってしまうのではないかという気がします。 夜、窓を開けると虫の声が聞こえてきますが、秋の夜長の虫の声などちゃんと聞くのは何時以来でしょう。あまり虫がいないところ にいたのと、窓を開けると言うことを滅多にしなかったと言うことがあるのですが、虫の声に耳を傾けつつ仕事をしたり本を読んだり するのもまたよいものです。

夏は蟬の声が響き渡りますが、秋になるとコオロギやアオマツムシの声が夜に聞こえてきます。アオマツムシは確かに「外来種」 ですが、いまではすっかり日本に定着した感があります。人やモノの移動が活発になればそれに付随して生き物だって移動して 来ることはあり、その時に入ってきた生き物がそのまま日本の風土に合って定着すると言うことはあるでしょう。

問題は、人間が都合で勝手に捨てたりする場合でしょうね。ペットとして飼おうとして結局変えなくなり捨てたことで、後で 大変なことになるというのはミドリガメの事例で分かっていると思うのですが、、、、。何とかならないのかなあと。

9月1日
9月になりました。関東大震災があってからもうかなりの年月が過ぎていますが、震災とそれに付随することで犠牲になった人が多くいる ということは忘れてはいけないことなのだと思います。

それはべつにして、今年前半はビザンツ関係の書籍が多く出ました。そして先月末にも「ローマ史再考」という、コンスタンティノープル が帝国の「首都」になるまでを描く本が出ました。感想はサイトの方に書いていますが、コンスタンティノープルにあらゆる物が集中してい くという点から書いた物というと、歴史の転換期2巻でも書かれていました。歴史の転換期のほうはどちらかというとモノや施設といった モノの話が多いような印象を受けましたが、「ローマ史再考」のほうでは統治の仕組みや社会を構成する集団、そして儀礼といったところ に目を付けてまとめていました。「首都」としてコンスタンティノープルが現れてくるプロセスを、違うルートで解き明かしていくとして いる感じでした。ブログの方で感想は書いていないですが、なかなか面白いとおもいます。

8月27日
読書がはかどるようなはかどらないような、なんとも微妙な日々が続いています。小池和子「カエサル」を読み終えたのは数日前の ことですが、昨今の色々な本とくらべて前書きと後書きが実にすっきりしており、よいですね。最近、後書きであれやこれや思うこと を書き殴るような本が多い中で非常に潔いあとがきでした。

ただ、そのあとがきで著者が「供給過剰」というほど日本でカエサルの情報 が大量に流通しているかというと、どうなんでしょう。ローマ史の本では当然ふれられていますし、軍事関係の本でもカエサルは必ずと 言っていいほど取り上げられています。ただ、カエサルを単独で扱った本というのは最近手に取れるものだと意外と無いようです。薄い 本だと世界史リブレット人にカエサル伝がありますし、分厚いものでは白水社や名古屋大学出版会から出ています。あとは、一般読者に 対するインパクトということであれば塩野七生「ローマ人の物語」でしょうか。ローマの通史を扱ったシリーズですが、カエサルだけで 分厚い上下2巻本になっていますし、著者のカエサルに対する熱い想いがひしひしと伝わってくる(少々熱すぎてわたしなぞサウナで 蒸されているような状態になってしまう)本ですね。

カエサル単独というと思ったほど本が無いですが、数はともかくインパクトの強い著作がある人物なので、つい供給過剰と言いたくなる のかもしれません。あ、当該著作は必要最低限の情報を手堅くまとめて共和政末期の時代のなかで生きた一人のローマ人としてカエサルを 描いており、手に取って読むにはちょうどいいのではないかと思います。あと、ガリア戦記で扱われているガリア総督時代の話が結構力が 入っているように感じたのと、文人カエサルを扱った章は力がこもっているような印象を受けたと言うことも書いておこうと思います。 キケロがかつてカエサルの文体を表したような表現がなんとなくあてはまるような本でした。

8月21日
ここのところ、暑い日が続きます。いかがお過ごしでしょうか。

読書のほうは、ブログに感想を2つアップしました。三浦徹 (編)「750年 普遍世界の鼎立」と、 伝カリ ステネス「アレクサンドロス大王物語」です。どちらも面白いので是非。

8月7日
なかなか博物館や美術館には行きにくい(予約制になってから、一度も行っていない。行きたい時間に券がとれないので)、 そんな日々が続きますが、最近一寸した展覧会を見てきました。とはいっても博物館や美術館では無く、ギャラリーの販売展示 です。

神楽坂を登り切ったエリアの住宅街にある登録文化財になっている住宅を使ったギャラリーがあります。そこでスキタイの 動物意匠の施された青銅器や鏃、古代の銀貨や中世の遺物など、様々なものが展示されていました。販売展示のため、既に 売れてしまっているものもあるかもしれませんが(もっとも、そんな気軽に買えるお値段ではありません。鏃一つでも相当 な金額です)、規模は小さい、遺物も小さい、でもじっくりと見ていたい、そういう展示でなかなか楽しかったです。

8月9日までと言うことなので、気になる方はお早めに。こちらです。

読書の方は、長い間積んでいたホウルトのアレクサンドロス大王の財貨に関する本を読みました。感想はこ ちらにて。

7月31日
コロナウイルスの感染拡大は止まらず。このまま行くと下手したら4月、5月の再現のような状況になるのでしょうか。そうなると、 私はかなり厳しい状況に追いやられる可能性があります。あの時期は家庭の事情により平日はほぼ仕事が出来ない、自分の時間も まともに無い、そんな日々が続きました。あれが続いていたら、恐らくメンタルをやられていたでしょう。今回はもう少しうまい 方法を考えてもらいたいものです。

それはさておき、読書の方はぼちぼちとしています。後半になり少し時間が出来たと言うこともあり感想も書けました。 『歴史 学の慰め』と、 『メア リ・ジキルとマッド・サイエンティストの娘たち』 の2冊の感想をアップしました。

7月22日
何故か今年は今週後半が4連休。ただ、この状況でどこかに遊びに行くと言うことはやめておいた方が賢明だなあと。 それに、仕事はあったりしますし。

本日、アフタヌーンの最新号がでていました。隔月連載の「ヒストリエ」も掲載されていました。あの大事件を一気にサクッと 書き上げたなあという感じがします。背景とかそこに至るまでの話はあえて省略し、そこで実際に起きたことをまとめて書き上げ、 一気に話を展開させたなと。なかなか話が進まないなあ、どうなるんだろうなあ、そもそもまだエウメネスも海峡超えてないのに どうするのだろうと思っていましたが、一気に話が動き出しそうです。でもこの後の展開を想像し始めるとかなり憂鬱な気持ち になってきます。どうやっても回避できない運命なのはわかっているのですが、どうなるのか。

そして、次に読めるのが最短で2ヶ月後、休載になるようなことがあるとさらに伸びるので、それだけが心配です。

7月19日
ここの更新もずいぶんと空いてしまったような気がします。その間にコロナウイルス感染者はどんどんと増加しています。 また4月、5月の時のような状況になると、正直色々な面で辛いです、、、、。あの生活がまた続くというのは悪夢としか 言い様がありませんが、はたしてどうなることやら。

この間、仕事も色々とたまっており、あまり本は読めていません。感想を書くとすると下手すると8月に回すことになる かもしれないなあと思います。

とりあえず、生きています。


7月2日
相変わらずコロナウイルス流行中、若年層の感染者が増加していると言うことで、果たしてこの先どうなるのでしょうかね。 今までだったら、清浄な人は検査なんか行かないだろうから分からなかったところが、掘り起こしていったら色々分かって 来たという所もあるような気がしますが、いかんせん多くなってるなあと。あまり油断しているとこうなるよ、と専門家が 考えてコメントしていても、そんなのは煽っているだけだといって聞かない人もいますが、見事なまでに増えましたね。

一方で、じゃあ全面自粛だ、ロックダウンだなんてやると、それこそコロナじゃない要因で大変なことになる人がもの凄い ふえるでしょうね、、、。どうしたもんだろう。

読書の方は順調?に進んだような気がします。上半期ベスト、ブログにアップしました。こちらを どうぞ

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