掲示板過去ログ(301〜400)

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400     ざくろの色     Киска  - 2005/10/15 07:39 -
ひでさま、慰めのお言葉をありがとうございます。我が家にある唯一のアルコール飲料はグルジア産(ムクザニ)です。

ポルトガルには触れたくない、と書きましたが、ベンフィカをスーペルリーガでもUEFA杯でも応援しなければなりません。カリャカの活躍を願って。

399     心の痛手     管理人  - 2005/10/15 01:01 -
「シャア専用レジ」という通常の三倍のスピードで処理してくれるレジカウンタがあることを知ってちょっとショックを受けてます。

>Киска様
ロシア敗退のショックから立ち直るには暫く時間がかかるかと思います。少しでも早く元気になりますように。そんなときはどっかでグルジアワインでも買って きて飲むとか。

398     モスクワは涙を信じない     Киска  - 2005/10/14 22:59 -
ひでさま、こんにちは。
ウクライナの試合を1時半まで観ていました。5時半に起きたらロシア・スロヴァキア戦は後半のロスタイムで0-0でした。

お見舞い(?)ありがとうございます。まだ大丈夫とは言えません。我ながら心が狭いとは思いますが、しばらくポルトガル・スロヴァキア関係には触れたくあ りません。気が晴れたら、本大会ではイラン・セルビア=モンテネグロ・ウクライナを応援することになると思います。プレーオフで勝ち残れたら、勿論チェコ とスロヴァキアも応援するでしょう。

397     ワールドカップ予選     管理人  - 2005/10/13 23:17 -
徹夜作業をしながら結果をリアルタイムでチェックしていましたがロシアは敗退、セルビアは出場決定、フランスは相変わらずジダン頼みな感じ・・・。東欧勢 では他にはクロアチアとポーランドが出場決定、チェコとスロヴァキアがプレーオフにまわったようです。ロシアが敗退して悲しんでいる方がいそうですが大丈 夫でしょうか?

396     連休     管理人  - 2005/10/10 16:04 -
10月10日は特異日ですが、今年に限っては雨になってしまいました。ここ数日一気に冷え込んできた感じがします。

田様
前4世紀のギリシア諸ポリスとアケメネス朝ペルシアの関係からすると、そう簡単に軍事的に征服されるという事にはならなかったのではないかと思われます。 ペロポネソス戦争終結後、ギリシア諸ポリスの間で起きたコリントス戦争が前386年にアンタルキダスの和約(「大王の和約」)が結ばれて終結してからは、 ギリシア諸ポリスはペルシア王の設定した枠組みの中で動くようになっています。ペルシアにとって見れば別に軍事征服をせずともギリシア諸ポリスを統制する ことが可能となっているわけで、征服して支配下に入れる必要性はほとんど無かったでしょうし。

Киска様
アンゲロプロス特集は10月末からあるようですね。「エレニの旅」以外の作品は家にDVDがあるので、「エレニの旅」の上映時間だけチェックしてみようか と思っていますが、他の作品も時間の都合が合えば見に行ってみようかと思います。バウス2なのでかなり座席数は少ない(というかめちゃくちゃ狭い)ので、 結構混雑しそうな気がします。

ク・ナウカの劇ですが、その後ネットでどんな舞台だったのかを検索してみたところ、ギリシャが日本、メデイアの出身国コルキスが朝鮮半島に置き換えられて いるようです。http://www.kunauka.or.jp/jp/work/play/medea_note.htm

台詞をあのような感じで言うのは他の劇でも同じだったような記憶があります。とはいっても見たことがあるのは昔ビデオに撮った「エレクトラ」と NHKで見た「アンティゴネ」くらいですが。ク・ナウカの劇は上野の国立博物館で結構やっているようで、今年は11月始めには国立博物館の日本庭園に舞台 をセットして「オセロ」があるようです。

395     アレキサンダー     田  - 2005/10/10 11:45 -
返信ありがとうございます。
アレキサンダー遠征の目的は、経済的動機であったり、正義感であったり様々ですが、唯一言える事は、マケドニアがギリシヤを傘下におさめ、ペルシャを征服 していなければ、ペルシャの支配下に入っていたんでしょうね。

394     川崎市市民ミュージアム     Киска  - 2005/10/10 11:11 -
私は劇の方は観たのですが、お話の時間には熟睡していました。録画もしていなかったし。昨日は川崎まで行ったので、疲れていたのかもしれません。サッカー 観戦ではなくて、映画を観に川崎市市民ミュージアムに行きました。
ここではいろいろ貴重な情報を入手できました。バウスシアターでのテオ・アンゲロプロス特集のスケジュール入りチラシもありました。できる限り観に行きた いです。
また、95年に催された「戦後ポーランド映画の系譜」によると、アンジェイ・ワイダ監督の初カラー作品「ロトナ」の上映もここであったのですね。ポーラン ド騎兵隊(昔ではない騎兵)とドイツ機工部隊の激戦を描いたもので、ジュクロフスキの原作は読んだことがあるのですが、映画は観たことがありません。ロト ナというのは馬の名前で、名馬なのですが、その騎手は不思議と不幸に見舞われる、それでも皆魅せられたようにロトナに乗りたがる・・・読み進めていくとロ トナ=祖国ポーランドのような気がしてきます。

>古代ギリシアと明治時代の日本を重ね合わせて解釈するという姿勢
そうだったのですか?!言われなければ気がつきませんでした。
「浄瑠璃みたいな感じ」のク・ナウカ方式は、古代ギリシア演劇の合唱隊みたいなものとしてさして不自然さは感じなかったのですが、怒鳴るような発声はひか えて欲しかった。でも「メディア」だからなあ・・・あんなものか、と。

393     久方ぶりの更新     管理人  - 2005/10/10 00:49 -
1ヶ月半ぶりに歴史コーナーの記事を更新しました。同盟市戦争終結から第1次マケドニア戦争が起こるまでフィリッポス5世がどのようなことをしたのか、そ のあたりのことをまとめた「つかの間の平和」を掲載しました。久しぶりに歴史の記事を書いたら疲れました・・・。

>Киска様
お久しぶりです。せっかく教えていただいたのに「メデイア」は見逃してしまいました。劇団ク・ナウカなので演じる人と台詞を話す人が別という浄瑠璃みたい な感じだったのだろうと思います。劇事態は見逃した物のその後に放送された劇団の人の話は見られましたが、古代ギリシアと明治時代の日本を重ね合わせて解 釈するという姿勢についてはどうなのでしょうか・・・・。なんとなくですが、ちょっとひっかかっています。

392     ク・ナウカ公演「王女メディア」     Киска  - 2005/10/09 08:05 -
お久しぶりです。
今晩の芸術劇場(NHK教育TV)で放映されます。
この前タガンカの「メディア」も放映して・・・流行っているのでしょうか??
私見ですが、タガンカの「メディア」は、合唱部分を創作したヨシフ・ブロツキー、演出のユーリー・リュビーモフともにロシアからの亡命経験があり、父祖の 地を捨てたメディアの心象と重なるものを強く感じて非常に興味深い舞台でしたので、ク・ナウカがどのような舞台をつくったのか気になります(生舞台は未見 です)。

「亀も空を飛ぶ」を岩波に観に行ってきました。
上映時間は映画祭(フィルメックス)で上映されたときと同じでしたが、多少違う編集のようでした。
プログラム掲載の監督インタビューによれば、登場する子ども達は現在割と平穏に暮らしているようで、ほっとしました。

391     一応録画成功しました     管理人  - 2005/09/30 02:25 -
>馬頭様
NHKのアレクサンドロス番組は録画してあったのを帰宅後に見ました。故意の毒殺ではなく、薬として服用した物に問題があったということが結論だったよう です。実際の所はどうなのか分かりませんが・・・。ただ、死んだ日は6月10日だったはずなのですがいつから11日になったのか、それは少し気になりまし た。

390     映像特典の内容をみると     馬頭  - 2005/09/29 02:31 -
>『キングダム・オブ・ヘヴン』
はじめは映像特典付きの方だ、と思っていましたが、映像特典の内容をみるかぎり、特典無しの方で充分かな、という気になりました。ホントならディレクター ズカット版が出るまで待つのがお得なんでしょうが、待てないかもしれません。

>地球ドラマチック
書き込み間に合いませんでしたが、28日の夜7時からNHK教育で大王を扱った番組やってましたね。
『地球ドラマチック 検証!アレクサンドロス大王の最期 毒殺か病死か?それとも…英国捜査官が謎に迫る』
自分は録画し忘れました。

http://www.toride.com/~digxwa/index.htm

389     金を求めて     管理人  - 2005/09/28 00:56 -
>ダブルエンダー様
ご紹介のサイトを拝見してきました。
確かに東征の動機を金への渇望のみに限定して断言することは極論だと思いますが、金に限らずペルシア帝国の富を獲得しようと言う経済的な動機というのも東 征実施の理由の一つではあると思います。東征によって得られた貴金属は東征の最中に貨幣として発行されて兵士の給料や戦費を支払うために用いられたりして おり、やがてギリシア世界に大量に貴金属が流入するという事態を引き起こしたと言われています。ちなみに王の肖像などがデザインに刻まれるため、貨幣発行 には一種の宣伝行為としての面もあったことが最近の研究では言われるようになっています。

388     旅路     ダブルエンダー  - 2005/09/26 22:03 -
>田さん
はじめまして。アレクサンドロスの時代についてはわたしも詳しくないのですが、先日こんな説を見かけました。http: //homepage3.nifty.com/sekiokas/Topfile/History/gold/alexander.html
極論だとは思いますがこういう考えもある、と。

387     ようやく帰還     管理人  - 2005/09/26 03:15 -
仕事を終えて帰ってきたら既に午前1時を回っています。終電間際の列車に乗って家に帰ってきましたが、日曜日の深夜ということもあって、さほどの混雑では ありませんでした。それでも結構お客さんはいましたが。

>Киска様
むぅ、私が「鉄路の男」を断片的にしか見ていないことがばればれですね。始めと終わりの当たりは覚えているのですが、その間のことがぬけてしまいました。 睡魔には勝てず・・・。
フィルムセンター、相変わらず混んでいるのですね。お客さんもどちらかというと年配の方が多いというのも変わりないようで。映画を見終わっておとなりのお じいさんから声をかけられたとのことですが、同じ映画を見て他人に話しかけられると言うことはそうそうあることではないような気がします。同じ映画を楽し んだ「仲間」として気になったのか、はたまた何か別なことがあったのか、真相は藪の中といったところでしょうか。

>馬頭様
検索をかけて色々見てみましたが、こんなかんじのようです。
<映像特典>

本編ディスク:

THE PILGRIM’S GUIDE TEXT COMMENTARY(字幕解説)

特典ディスク:

メイキング・オブ・「キングダム・オブ・ヘブン」
HBO特番「キングダム・オブ・ヘブン」
A&E特番
歴史vs.ハリウッド
プロダクションデザイン
リドリー・スコット監督 インタビュー
衣装デザイン
オーランド・ブルーム インタビュー
TVスポット集
劇場予告編
オーランド・ブルーム来日ダイジェスト映像 (日本版のみのオリジナル特典)

<日本版のみのオリジナル封入特典>

オーランド・ブルーム 来日記念フォトブック

とりあえず、色々な特典が付いているようで、少なくとも「アレキサンダー」の特別編よりは充実しているような気がします。やはり劇場未公開映像というのは ないみたいですね。いつかでるであろうディレクターズカット待ちかなと言う気もします。

>田様
はじめまして。これからもよろしくお願いします。

フィリッポス2世およびアレクサンドロス大王が東征を行った真の動機は分かっていませんが、両者の東征に対する考え方にそれほどの違いはなかったと思われ ますが、少しは違ったのでしょう。とりあえず考えつくことを適当に書き連ねておきます。

正義感と少し関係があるかと思いますが遠征の大義名分としてフィリッポスもアレクサンドロスも「ペルシアへの復讐」を掲げています。ペルシア戦争の時にギ リシアに攻め込み各地を破壊したペルシアを討つという大義名分のもとマケドニア・ギリシア連合軍を率いて東征が行われますが、これに関してはフィリッポス モアレクサンドロスも共通しています。その他に富国強兵のためペルシアの富を征服により獲得しようという経済的動機もあったでしょうし、マケドニア軍が フィリッポスによる王国統合の産物でありそれを象徴する物で、それを維持するには征服活動の継続は不可欠であったと思われます。フィリッポスがペルシア遠 征を征服欲から行うとしたら経済的動機や軍のあり方は関係すると思われますが、アレクサンドロスにとってもその状況は同じであったでしょう。

一方でアレクサンドロスにとっては父であるフィリッポスの事業を単に継承するだけでなくそれ以上のことを成し遂げようと言う思いも強かったのではないかと 思われます。

386     ワイダの最新作     Киска  - 2005/09/25 07:01 -
フィルムセンター、相変わらず混んでいます。日本人ってそんなにポーランド映画が好きだったのでしょうか。観客はご年配の方がとても多いように感じます。

>「鉄路の男」
3人の証言はそれほど食い違っているわけではなく、最後に偉い人が物証を出して結論を示すので、「羅生門」のようなサスペンスの乗りはなかったです。
老機関士の仕事に対する誇り、対して生産性を上げるために安全性軽視を方針に打ち出す上部。そうした中で起こってしまった悲劇。こういうことでは、社会主 義も資本主義もないみたい(先日のJR西日本の大事故を思い出してぞっとしました)。

>ワイダ
実を言うと、今まではあまり好きな監督ではなかったのですが(ぎんこ様ご贔屓の「大理石の男」は割と好きです。ポスターも素晴らしかった)、最新作「仕返 し」は古典喜劇の映画化で、いがみあう2つの家庭が若い二人の結婚で和解するという軽妙なコメディーで、とても楽しかったです。でも今までワイダが大好き だった人はどう感じるでしょうか。
観終わった時に、隣席のおじいちゃまに「楽しそうに観ていましたね」と声をかけられてしまったのですが、そんなに笑っていたのか、私・・・。

385     アレキサンダーとフィリッポス     田  - 2005/09/24 23:01 -
アレキサンダーとフィリッポスの東方遠征に対する考え方は、
異なったのでしょうか?フィリポスは征服欲、アレキサンダーは正義感に燃えているように映るのですが・・・

384     劇場版のみ?     馬頭  - 2005/09/23 20:45 -
>キングダム・オブ・ヘヴン
自分が見た広告を見直してみたのですが、どこにも劇場未公開シーンが入っているという情報が載ってません。もしかしたら、劇場公開版だけということになっ てしまうのでしょうか。
一応、特典のある方には4時間の映像が入っていると書いてありますが、それはコメンタリーとかメイキングで4時間という可能性が。
もしも、そうなったら、さらに待たされて、コレクター版とかを買わされてしまうのかも。

>来日ダイジェスト
なんかオーランド・ブルームの映画という部分のみを強調してますね。自分としてはもっと他の映像を入れてほしいのですが。

http://www.toride.com/~digxwa/index.htm

383     Kingdom come     管理人  - 2005/09/21 23:28 -
>馬頭様
「キングダム・オブ・ヘブン」のDVD、どんな特典が付いているんだろうと思って調べてみました。一応コメンタリーは付いているようでよかったです(アレ キサンダーは日本版はコメンタリーつけてくれなかったし・・・)。ただ、オーランド・ブルーム来日ダイジェスト映像(日本版のみのオリジナル特典)とか オーランド・ブルーム 来日記念フォトブックというのは私はいらないのでどうしようかと。

>ぎんこ様
「チャーリーとチョコレート工場」はヨン様にまけることなく今週も興行成績は首位だったようです。それにしても日比谷スカラ座にはヨン様ファンの徹夜組も でたというあたり、ファンというものはすごいですね。


382     キングダムがやってくる     馬頭  - 2005/09/21 06:37 -
どうやら『キングダム・オブ・ヘヴン』のDVDが10月に出るみたいですよ。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0007D3NIQ/249-3839786-0864300
劇場版が3000円くらい特典付きで4000円くらい。思ったよりも安いみたいですから、これは買いですね。
問題は、字幕が治ってるかということかも。

http://www.toride.com/~digxwa/index.htm

381     ありがとうございます     ぎんこ  - 2005/09/21 00:09 -
 こんばんは、ひでさん。
えっ、チャーリー少年の貧乏っぷりが描写されても拾ったお金でチョコレートを買うのが許せないって人がいらっしゃるのですね。まあ確かにいけない事ですけ ど、ほら紙幣が落ちてた場合、落とした人を特定するのは難しいし…大目に見てもって私は思いましたけど…。ま人それぞれですよね。とりあえず映画を見るの が楽しみです。日本でも興行成績はなかなかいいそうですよ。
 
>Кискаさん
説明ありがとうございます!ソクーロフは友人が好きでビデオ貸してもらったんですよ。原作を読んで映画があるのか、じゃあ見てみようかなって思いまして。 映画は原作と全く違いますが(というか、同じところがないかも?)色だけは原作のイメージだと思いました。タルコフスキーの「ストーカー」はなぜかDVD もってます。昔一度見てるんですが、やっぱり寝てしまいました…。
>「精神(こころ)の声」です。全328分の淡々としたドキュメンタリー
328分……クラッときました(^ ^;)
「太陽」が日本でも上映されるんですか!見たいなあ。私はエドワード・ヤンの「ヤンヤン夏の思い出」でイッセー尾形さんの演技が大好きだったんで、また映 画で見てみたいのです。でも年末年始に東京で、ですか…、見るの難しいかな、やっぱり。
>「大理石の男」
この映画好きなんですよ。最近BS2で放送あったんでビデオに録画しました。また見てみたいです〜。

380     この秋、バウスシアターが熱い     管理人  - 2005/09/20 23:25 -
吉祥寺のアーケード街の終わりの所にある映画館「バウスシアター」が一体どうしたんだと思うくらい妙な企画を連発しています。もともと大手の大作とミニシ アター系の渋い映画を混ぜて上映しているところですが、「チェコアニメーション特集」「爆音ゴダールナイト」「特集テオ・アンゲロプロス」「炎のジプシー ブラス」再上映等々が企画されています。


>Киска様
ポーランド映画にしてもチェコ映画にしても、今回の企画はハンドアウトがなかなか充実していていいですよね。しかし、肝心の映画を見ているときにうつらう つらしてしまって、実は「鉄路の男」の中身を余り覚えていなかったりします。何となく「羅生門」みたいな作りの映画なのかなという感じがしました。

379     フィルムセンター     Киска  - 2005/09/20 22:36 -
ひで様、ぎんこ様、こんにちは。

日曜日に「鉄路の男」を観て(感動!)、予定外でしたが次の「アマチュア」も続けて観てしまいました。ハンドアウトの解説がなかなか素晴らしいですね。
小ホールの外側の壁に「エディ」「パン・タデウシュ物語」「ワルシャワ」の映画のポスターが貼ってありましたね。ストライプハウス美術館(現ストライプハ ウス・ギャラリー)で「現代ポーランドポスター展」を何度か観たことがあり(映画・演劇についてはその主要なジャンルで、「大理石の男」「鉄の男」などの 作品もあった)、その見事さに圧倒させられたものですが、今回あそこに貼ってあったポスターはごく平凡なものでがっかり。ポスターという媒体でその映画の 本質を訴えかけるという手段はもはや時代遅れであって、ただの告知以外の何ものでもなくなっている、ということなのでしょう。
ワイダって、あまり謙虚な人とは言えないですよね。「ヴィルコの娘たち」を含めると3本が自分の監督作品。ホラント作品を入れろ〜!

>ソクーロフ
好き嫌いがはっきりわかれる作風ですね。いずれにしろ、ソクーロフ作品でもって<ロシア・ソヴィエト映画は○○である>と語って欲しくはない、ソクーロフ はソクーロフ、というタイプの人(←あ、説明になっていない)。
そのソクーロフ作品でも「ソクーロフ節炸裂」型(「エレジー」シリーズ・「セカンド・サークル」「ストーン〜クリミアの亡霊」「静かなる一頁」等)と「ま だしもまともか」型(「マリア」「ファザー、サン」等)がありますが、ぎんこ様のご覧になった「日陽はしづかに発酵し・・・」は前者の典型ですね。「エル ミタージュ幻想」は後者ですが、最初にあれを観ても「あれでまともか?」と思われるでしょうから、まず体調を整えて敢えて前者に挑戦し(疲労困憊時に観る と寝込む)、そして後者を観るとだいぶ雰囲気に慣れてくるのでは?
タルコフスキーの「ストーカー」もそうでしたが、ソクーロフによるストルガツキー作品の映画化も、おっしゃるとおり「原作と映画は別物」で、原作者もその ように認識して(諦めて)いると思います。(「静かなる一頁」は『罪と罰』が原作だそうですが、やはりまるで違う。)
個人的に一番よかったと思うのは、「精神(こころ)の声」です。全328分の淡々としたドキュメンタリーで、観終わった後の徒労感がそのまま戦争の愚かさ の体感に繋がります。
なお、「太陽」は、東京では渋谷の某ミニシアターで年末から年明けあたりに上映されるということです。

378     チケット入手     管理人  - 2005/09/19 23:56 -
>ぎんこ様
こんばんは、おひさしぶりです。
映画でもチャーリーの家は非常に貧乏で、始めは誕生日プレゼントにもらったチョコで外れ、次はおじいちゃんのへそくりで買って外れ、最後に拾ったお金で チョコをかって当たりという展開でしたので、その辺は原作と同じでした。

ソクーロフについてはКиска様に聞くのが一番だと思います。私は「エルミタージュ幻想」くらいしかみていないもので^^;

377     ゴールデンチケット     ぎんこ  - 2005/09/19 23:49 -
 こんばんは、ひでさん。
「チャーリーとチョコレート工場の秘密」は見るべきか悩んでましたが、ひでさんの感想を見るとなかなかの出来みたいなので見ようと思います。チャーリーは ひろったお金でチョコレートを買ってゴールデンチケットを手にいれますが、原作では彼はたいそう貧乏で、もらったか溜めたお金でチョコレートを買うけど外 れて、最後にやっと拾ったお金でチケットがあたる…といった展開でした。たぶん。映画では違うのでしょうか?
 
 全然話題が違いますが、最近ソクーロフの「日々は静かに発酵し…」を見ました。ひでさんやКискаさんは東欧などの映画をよくご覧になってますが、ソ クーロフはどうですか?私はこの映画、かなり退屈でしたけど…。実は原作読んでたので映画に興味あったのです。でも映画は原作と全然違いました。ソクーロ フは「モレク神」とか、日本では上映されそうもない「太陽」が見てみたいです。

376     うちのメインは西洋史のはずなんだけど     管理人  - 2005/09/19 00:05 -
中国史関係の本をまとめ買い、早速1冊読み終わったのでサイトの法にも掲載しておきました。講談社「中国の歴史」の春秋戦国時代の巻では正直なところこの 辺のことがほとんど分からなかったので(と言うか、あの本に書いてあることを理解しろと言われても凡人である私には不可能です。ニュータイプとして覚醒で もしない限り無理だろうなあ・・・)、その辺の時代の都市のことに興味がある人、秦漢帝国と都市の関係について関心がある人が読むと結構面白く読めるので はないかと思います(少々駆け足になっている気もしますが)。それにしても考古学の扱いは難しいですね。どこかから遺跡が出てきてしまったらこの本で言っ ていることもひっくり返る可能性があるわけですし、かといって遺跡が現時点でないからと言って過去に存在しなかったとはいえないし。

>Киска様
こんばんは。
ポーランド映画の企画は京橋でやっていますが、入場料が非常に安い(500円)というのも魅力的です。初日は非常に混んでいたのですが、その後行っていな いのでどうなっているのかは分かりません。今週火曜からは最近の作品が上映されるのですが、そっちにワイダ作品が2本も入っています。企画立案者が自分の 作品を2本も入れるというのはどうかと思いますが、まあ滅多に見られない企画なので時間があれば行きたいところです。

375     チェコ・ソビエトの次はポーランド・・・     Киска  - 2005/09/17 10:12 -
ひで様、こんにちは。
『絵本からうまれたおいしいレシピ』は、最初の本が春に刊行され、続編が8/29に出たものです。
絵本や児童文学に登場するお料理のレシピ本は『くまのプーさん』やら『メアリー・ポリンズ』やら『ピーター・ラビット』やら『赤毛のアン』やら『大草原の 小さな家』やらいろいろ集めていた時期もありましたが、今では眺めるだけで、さっぱり自分では作らなくなりました。これらの中では『プーさん』が簡単に作 れる(基本的に蜂蜜を混ぜるだけ)ものが多くて最も活用したでしょうか。現在では、同僚のお母様が家庭科の先生なので、本を貸し出して作っていただく、と いうむしのいいことをしたりしています。『チョコレート工場の秘密』のレシピも、工場だからこその(自家製ではなくて)あの物語における夢があったように 思うのですけどね。

ポーランド映画、混んでいるのですか?チェコはあんなに集客に苦労していたのに・・・。

374     ポーランド     管理人  - 2005/09/16 20:51 -
本日夜に「ポーランド映画 昨日と今日」を見に行ってきました。しかし寝不足のため、全体で80分の映画の冒頭と終わり20分くらいしかおぼえておりませ ん・・・・。今回見た作品はまた後日あるようなので、もう一度見に行ってこようとは思いますがはたしてどうなるか。会場に上映30分前に言ったら席がほと んど埋まっていたので早めに行かないと危ないようです。

>Киска様
こんばんは、おひさしぶりです。
絵本の中に出てくる食べ物を実際に作ってみたかたがいらっしゃるのですか。実際に作ってみるとどんな感じになるのでしょう。アニメ、漫画、絵本、小説など に出てくるメニューを見ていると、実際に作れそうな物とどう考えても作れないだろうと思われる物、作れるけれど食べたら危険そうな物など色々な食べ物があ りますね。私も昔、絵本や漫画、小説に出てくる料理を実際に再現してみようと思ったこともありますが、いまのところできたのは「美味しんぼ」の目玉焼き丼 とびっくり鉄火丼(二層構造の鉄火丼)くらいです(どちらも料理と言っていいのか微妙なところに位置している気もしますが)。また資料探しのために行った 大学の近くに「鬼平犯科帳」にでてくる「五鉄」のシャモ鍋というのがメニューに入っているちゃんこ屋があったのですが、実食する前につぶれてしまったのが 惜しまれます(鬼平犯科帳は余り読んでいないけれど「鬼兵味こごよみ」だけはもっています)。漫画や小説に出てくる料理を実際に作ってみたらどうなるんだ ろうと興味はあります。が、昔何となくテレビをつけていたときに「はじめ人間ギャートルズ」の骨付き肉を作ってみましたといって、巨大な牛肉のかたまりに 骨を刺したものがでてきたときはどうしようかとおもいました・・・。

373     絵本からうまれたおいしいレシピ     Киска  - 2005/09/13 21:28 -
ひでさま、こんにちは。
本当にいろいろ重なって苦しいです。

『チェコレート工場の秘密』は絵本かしら?と思いましたが、『絵本からうまれたおいしいレシピ2〜絵本とお菓子の幸せな関係』(きむらかよ・遊佐晶子・鳥 越美希著宝島社)に「フルーツ入りの生チョコレート」が載っていました。『ナルニア国ものがたり1〜ライオンと魔女』のプリンも思い出深いなあ。

絵本の話のついでに。カレル・ゼマンの娘さんのルドミラ・ゼマンは『ギルガメシュ王ものがたり』(岩波書店)を描いていますね。

372     色々重なって     管理人  - 2005/09/11 01:41 -
結局チェコ映画祭は1本見ただけでおわってしまいましたし、ソ連映画とブラジル映画も微妙な情勢です。まあ、色々と忙しくなってしまったからしょうがない と言えばしょうがないのですが・・・・。そうこうしているうちに「チャーリーとチョコレート工場」「銀河ヒッチハイクガイド」等々見てみたい映画が次々に 公開されています。やれやれどうしたものかねえ。

371     W杯予選     管理人  - 2005/09/09 00:48 -
イングランドが北アイルランドに負けたというのが一番のニュースになっているようです。まあ過去の戦績を考えたら驚くのも当然かと。スペイン対セルビアモ ンテネグロは朝ネットに繋げたときにはセルビアが負けていたものの、その後追いついたようです。後の組み合わせがリトアニアとボスニアなので結構厳しい組 み合わせではありますが,案外このまま1位抜けしたりして。

370     W杯予選も佳境     管理人  - 2005/09/04 23:09 -
ウクライナが初出場決定、チェコ、スロベニアが敗戦、ロシア、セルビア、ボスニアが勝利と言った具合です。次は9月7日(現地)ですが、はたしてどうなる ことか。

>Киска様
チェコ映画に非常に満足されているご様子が窺えます。私も今日ようやく見に行けましたが、今日見た作品はコメディだったようで場内は笑いがたびたび起きて いました。
なるほど、フリスタフキン氏はべつに復讐主義者に転向してしまったわけではないようですね。ただ、今のような情勢がこれからも続くとなるとフリスタフキン のような意見が片隅に追いやられ、「チェチェン討つべし」というような見かけは威勢の良い意見が益々幅をきかせるようになる、と言うか既になっているよう な気がします。

>馬頭様
「メ」で終わる人、ほんとなかなか見つからないですね。資料集めに結構手間取っているのでなかなか更新が進みません。それにしても「鬼戦車」ってタイトル もなんかすごいですが、戦車で走り回る映画に「ひばり」って原題も何かすごいと思います。

369     「鬼戦車T-34」→「ひばり」なので、鳥つながりで     Киска  - 2005/09/04 07:39 -
「うぐいす」(別題「グルーニャ・コルナコワ」)(ニコライ・エック監督1936年)は、そのタイトルからは想像し難い労働争議映画。歌が得意な女工がヒ ロインなのでこういう題名なのですが、ご都合主義ながらところにより壮絶。コサックの銃剣より陶器工場の女工の投げるお皿や壷の方が勝ってしまいます。重 傷を負って身につけていた青いスカーフが血に染まるとそれを赤旗代わりに掲げるヒロイン←何もそこまで・・・。

>プリスタフキン
誤解を生じさせる書き方をしたかもしれないので、もう少し。
彼は決して復讐主義者に変貌したわけではありません。チェチェン人への攻撃を煽る側にまわったわけでもありません。記事全体を読むと、あの痛ましい事件に 深く傷つき、犠牲になった数多くの子ども達に哀悼の意を捧げているのがわかります。ただ、犠牲者の家族達が復讐に走ったとしてもそれを非難できないか も・・・というようなニュアンスです。

>チェコ映画祭
「大通りの商店」や「セカルを消せ」に感動し、初日に最良の作品にあたったと確信したのですが、「厳重に監視された列車」でまたまた打ちのめされました。 終了間際にセットプレイで更に1点決められた、という感じ。「ホレム・パーデム」はいわば<もう一つの「ワン・デイ・イン・ヨーロッパ」>。フーリガンの 人種差別主義には嫌な心持にさせられるのに、スパルタ・プラハの応援の掛け声は一緒に挙げたくなる自分には困ってしまう。フーリガンの妻・教授の妻・愛 人・娘は皆それぞれ人間の嫌らしさ・身勝手さが自然に出ていて、鏡を観ているようでした。



367     更新は暫く遅れます     管理人  - 2005/09/04 00:59 -
色々とアイデアをいただいたのですが、仕事が一寸忙しくなりそうなので、更新は遅くなります。

366     ひばり     馬頭  - 2005/09/03 02:59 -
>メ
いろいろ考えてみましたが、「メ」で終わる人名って全然無いですね。なんとなく、フランス系でいそうな気がしますが、思いつかないです・・・。

>原題「ひばり」ですものね。
「鬼戦車」という題名との差がありすぎです。
あの映画の感じで、どうして「鬼」なんだ、というギャップが〜

http://www.toride.com/~digxwa/index.htm

365     勝手邦題というサイトもあります     管理人  - 2005/09/02 02:12 -
映画の邦題って確かになぜそのような邦題がついたのかと突っ込みを入れたくなるものもあります。ただ、最近のように単にカタカナにしただけのものと比べる と映画会社がいかにしてその映画を売り込もうかとか人々に認知させようかといった事の努力が伺えるのですが。

>馬頭様
おひさしぶりです。ヤコブ・ベーメ、ネットで調べてみると結構引っかかりますね。参考文献は多いようですし、ベーメ本人の著作もあるようなので比較的調べ やすい人物のような気がします。ただ、哲学者・神学者の本って読むのに骨が折れるんですよね。それだけが一寸面倒ですが調べておくと役立ちそうです。馬頭 様はじめ、皆様のおかげで「メ」問題については何とかなりそうです。今回使わなかったとしても、これから後でまた「メ」で終わる人をどうしようかという問 題は出てきた時にあたふたせずに住みそうです。

>Киска様
ベスランの事件から1年、未だに彼の地では爆破テロがおこるなどいっこうに争いがやむ気配はなく、フリスタフキン氏も未だ紛争がやまぬ状況で復讐主義を否 定し続けることに疲れてしまったのでしょうか。時々思うのですが、現在のチェチェン武装勢力って本当に“独立”を望んでいるのでしょうか?

364     断崖     Киска  - 2005/09/01 16:54 -
ベスランでの忌まわしい事件からちょうど1年です。

>「金色の雲は宿った」
これまで観てきた幾多の映画の中でも、とりわけ印象の強い作品です。
原作者のプリスタフキンは、あの映画にあったような少年期を送り、人権擁護に力を尽くしている方です。その彼が、あの事件の直後、「憎しみの種は蒔かれて しまった。私は今までリンチを認めたことはなかったが、オセット人たちがバサーエフを裁判無しに制裁しても、彼らは正しいと思う。」という新聞記事を書き ました。これまであれほど頑なに復讐主義を否定してきた「ロシアの良心」プリスタフキンまでもが・・・。
事件の現象そのものの残酷さとともに、あれが人びとの心に与えた傷の深さに、戦慄を覚えずにはいられませんでした。
日本で、しかも東京以外でも、上映機会が増えてはいるようです。よい映画なので喜ぶべきなのかもしれません。しかし、この映画をほんとうに観るべきなのは ロシア人ですね。

>変な邦題
ロシア・ソヴィエト映画に限りませんが、どうしてこんな邦題に?というものはよくありますね。「ヴィー(妖怪の名前)」→「妖婆〜死棺の呪い」、「鶴たち は飛ぶ」→「戦争と貞操」(後に改題「鶴は翔んでゆく」)、「日蝕の日々」→「日陽はしづかに発酵し・・・」など。
「イワンの少年時代」→「僕の村は戦場だった」、「兵士のバラード」→「誓いの休暇」、「泥沼」→「君たちのことは忘れない」、「針」→「僕の無事を祈っ てくれ」などは上手い翻案だと思います(後2者はエンディングの歌詞から採っています)。
チェコ映画では、「火事だよ、カワイコちゃん」なんていう得体の知れないものがありましたが、今回のチェコ映画祭では「消防士の舞踏会」というほぼ原題直 訳調にもどりました。でも、前のタイトルの方が内容には合致していたような気も。監督は「アマデウス」のミロシュ・フォルマン(アメリカ等ではフォアマ ン)。一筋縄ではいかないわけです。

363     せっかくの上映なのに     Киска  - 2005/09/01 07:41 -
>チェコ映画祭
宣伝不足のせいで、苦戦しているようです。
ソビエト映画以上にDVD化された作品は少ないし、上映されることも稀で、この機会にできるだけみておきたいのですが、何せ日程がね・・・。
全作品字幕つきで、無料でいただける「上演作品解説」も大変丁寧でよくできています。
東京近辺にお住まいで、お時間のある方は是非!

>パルメ元首相
法社会学や刑事訴訟法で「犯罪報道における実名の可否」などという問題にこの事件の例がよく引き合いに出されたものでした。

>鬼戦車
原題「ひばり」ですものね。
それにしてもどなたですか、○○映画だなんて情報を流したのは。
私が観た「翌日戦争が始まった」「処刑の丘」なども悲劇に終わるものでした。

362     鬼戦車     馬頭  - 2005/09/01 05:26 -
おひさしぶりです。

>ソビエト映画回顧展
行ってきましたよ〜。見たのは『鬼戦車T-34』。もう少しドタバタコメディ的な要素があるのかと思ったらそうでもなく、予想以上に暗くて深刻で良い映画 でした。事前に仕入れた情報だと、バカ映画だという話もあったんですが、やはりソ連映画はソ連映画でしたね。
それにしても、誰だあの邦題付けたやつは!

>メで終わる
「メ」で終わる人物なら哲学者で神秘家のヤコブ・ベーメはどうでしょう。

http://www.toride.com/~digxwa/index.htm

361     主旨にそぐわないなんてとんでもない     管理人  - 2005/08/31 00:57 -
>ねずみ男様
はじめまして、書き込みありがとうございます。半年に一度などと言わず、これからもよろしくお願いします。

「メ」で終わる人物ですが、実はパルメ元首相についてはどうしようかなあと考えていたところだったんですよ。参考になりそうな本を探して何か描こうかなと 思いつつ、まだ何も調べていなかったりするのですが。人物の選定基準もフィクションでなければいいかなといったくらいでその他は特に決まってないような企 画ですので(イブン・ハルドゥーンからはじまってメフメット2世って何もつながりが無いですから)、パルメ辺りで何かかけると面白いかなあと。ただ、始め の頃はパルメの他に考えたのはジュール・リメとかそんな程度で、この企画を続けているときっとまた「メ」で困ることになるだろうなあとおもって、どうした ものかなあと少々悩んでいたわけでして。

360     「メ」で終わる人・・・     ねずみ男  - 2005/08/31 00:44 -
初めまして。
半月に一度位、ロムしている者です。

「エーメ・デュブック」ですか。思いつきませんでした。
私が思いついたのは、とても採用されない様な人物ばかりでした

 ・蘇我稲目……1ページはとても無理そうです(-_-)
 ・バルトロメ……コロンブスの弟ですが、殆ど無名(>_<。)
 ・パルメ……スウェーデンの首相。20年位前に暗殺されましたね。随分最近の人(T^T )

主旨にそぐわない人しか思いつかなくて、自分にガッカリしました。
面白い企画なので、頑張って続けて下さいませ。

359     おぉ、なんか盛況ですね     管理人  - 2005/08/30 23:33 -
いやぁ、管理人連投以外の投稿が結構あっていい感じですね。
それでは御返事を書くことにしましょう。

>ユメリア様
アイデア、どうもありがとうございます。
エーメ・デュブックについて一寸調べてみましたが、なかなか波瀾万丈の人生を過ごした方のようですね。メフメット2世の次に取り上げるとトルコつながりに なりますね。次の人物については今色々と考えているところですが、この人についてはどこかで取り上げてみようと思います。今回の企画を当初考えた形にして いたら4回目にこの人を持ってくることもできたのかなとちょこっと後悔しています(ラクシュミー・バーイーの次にクレオパトラを持ってこようかとも思って いたもので)。

>Киска様
色々な映画祭の企画などをいつも教えていただき、ありがとうございます。チェコ映画祭に早速行かれて満足されたご様子で何よりです。そういえば9月にはア ンジェイ・ワイダの選んだ映画12本が公開されるポーランド映画の企画がありますよ。明日は一寸時間がとれそうなので「金色の雲は宿った」あたりを見に 行ってこようかと思っています。

358     噂によれば     Киска  - 2005/08/30 22:29 -
「ナイト・ウォッチ」は20世紀FOX社の配給で公開されるとか。

>ソビエトの文芸映画
私も戦争やレーニンの映画よりも好きです。今回のラインナップもいいですね。
新文芸座で上映する「戦争と平和」は総集編です。完全版のDVDが出ていますが、本物の軍隊を動員して撮影した史上空前の映像はやはりスクリーンで観てお くべきでしょうね。

>三百人劇場(新・三百人劇場、できるといいですね)
劇団昴です。ここの舞台はたくさん観ました。特に12月には定例の「クリスマス・キャロル」。劇団事務所とアトリエは残すにしても、劇場は解体するという お話です。
昴の公演は、視覚障害のある方が盲導犬と一緒に最前列に座っていらしたり、音声ガイドの貸し出しをしていたり、ボランティアスタッフが控えていたり、バリ アフリーに気を配っている様子が伺えます。
劇場の維持って、ほんとうに大変なのでしょうね。新大久保の東京グローブ座もいい劇場でしたが、地理的に不利だったのか維持できませんでしたし。現在は時 々ジャニーズ事務所の公演に使われているらしいです。

>ノルシュテインさん
ぎんこさま、とても優しい方ですよ!一般人にはね。クリエイターとしての厳しさは当然持っていて、作画を担当している奥様やお弟子さんには怒鳴ったりもす るようですが。

さて、何だかんだ言いながら、今日はチェコ映画祭に行って来ました。「大通りの商店」「セカルを消せ」とも、恐ろしく、とてもいい映画でした。「セカルを 消せ」はカザンザキスの『キリストは再び十字架に』を思い起こさせるような。

またまたピックアップしてきたチラシに惹かれるものが。有名な影絵アニメです。
「ロッテ・ライニガーの世界」東京都写真美術館ホール 11/12〜12/16
www.reiniger-world.com
『千一夜物語』の「アクメッド王子の冒険」、ギリシア神話の「ガラテア」、それにメリメ作「カルメン」もあります。

357     ではエイメでは?     ユメリア  - 2005/08/30 22:02 -
こんばんは。
エイメ・デュブックはどうでしょう?
フルネームでは当てはまらないですが名前だけなら「メ」で終わっています。

356     サロメですか     管理人  - 2005/08/30 18:34 -
>Argonauta様
こんばんは。
サロメですか、メリメ以上に厳しいところですね。1頁分の記事にするのは一寸難しいかなと思います。確かにヨセフスや聖書に出てくる人物ではありますが、 ほんのちょこっとだけしか出てこなかったはずですし、巷間伝わるサロメ像は大体オスカー・ワイルドの「サロメ」のものですから、ちょっとあのコーナーで取 り上げるのはどうかなあと思います。

相変わらず「ソ連映画回顧展」と「チェコ映画祭」にはいけないまま日にちだけが過ぎています。今週末からはブラジル映画祭も始まるので、どれをどう見よう かと悩んでいますがなかなか答えは出ませんね。

355     サロメ     Argonauta  - 2005/08/30 12:45 -
「メ」で終わる人物...サロメなんてダメですかね?
テーマが特殊すぎますか?
ヨセフスの『ユダヤ古代史』に出てきますので,実在の人物だろうとは思います.
いえね,昨日8月29日が“洗礼者ヨハネの殉教の記念日”ということになっていますので(日付の根拠までは存じません),久しぶりにオスカー・ワイルドの サロメを読んだところなのでした.

http://www11.ocn.ne.jp/~mare/

354     メリメですか(笑)     管理人  - 2005/08/29 23:57 -
>ぎんこ様
企画自体は結構前から始めたのですが、2人目以降がなかなか決まらなかったためしばし放置していました。「〜で始まる人」だとありきたりなので「〜で終わ る人」にしたら今回のような大変な事態が発生してしまいまして・・・・。で、メリメだと試練がさらに続くことになりそうです。

「裁かるるジャンヌ」ですが、あれを見て理解するために「ジャンヌダルク処刑裁判」でも買ってこようかと思っています。見た後の感想は後でどこかにまとめ て書く予定です。

353     メリメ…はダメですよね     ぎんこ  - 2005/08/29 17:58 -
 こんばんは、ひでさん。
面白い企画を始めたのですね。「メ」で終わる歴史上の人物…これはかなり少なそうです。私がすぐに思いついたのは「メリメ」でした。カルメンの作者ですけ ど、これは歴史上の人物というより、文学の方ですからちょっと違いますよね。いや、これは難問です。
「裁かれるジャンヌ」を買ったのですね。私もamazonのウイッシュリストには入れてます。ゴダールの映画で、アンナ・カリーナ(だったと思う)が「裁 かれるジャンヌ」を見て泣くシーンがあって、それ以来見てみたい映画なんです。ひでさんの感想を楽しみにしております。
 
>Кискаさん
「話の話」は読んでみたかったんですが、ノルシュテイン作品を見てからにします。あのDVDの表紙はてっきり宮崎駿だと思ってました。厳しい方だと聞きま したが、写真見ると優しそうだと思いました。きっと職人気質で仕事には厳しい人なんでしょうね。

352     奮発     管理人  - 2005/08/28 22:29 -
本日、DVDを三本購入。「ダブリン上等」「鬼戦車Tー34」「裁かるるジャンヌ」、全くつながりはありません。とうぶんみるものにはこまらないな、う ん。

351     がぁぁぁ〜〜     管理人  - 2005/08/27 17:31 -
すみません、おもわずさけんでしまいました。
>Киска様
「ナイト・ウォッチ」を東京国際ファンタスティック映画祭のクロージングで上映するのですか。見に行ってみたいけれども、例年そのころは立て込んでいて見 に行けないのです。ファンタスティック映画祭の公式サイトを見てきましたが、なんだか「キャ*ツ」に出てきそうな顔の写真が掲載されていましたが、あの方 は一体何者でしょう。

「ソビエト映画回顧展」は実はまだ見に行くことができていません。来週あたりには見られそうな気もするのですが、戦争映画特集は今週あたりでほとんど終 わってしまうようですね。そのあたりは諦めるしかないようです。この後も色々と見てみたい作品はあるので、何とか時間を作って見に行きたいところです。文 芸系に結構見てみたい作品もありますので。

三百人劇場が来年無くなってしまうのですか。今の時代、やはり劇場をやっていくのも厳しいのでしょうか。あそこは確か劇団もあったと思いますが、これから 活動場所なんかはどうするんでしょう。色々と気になります。文芸座が閉じて新文芸座になったように、新・三百人劇場と名前を変えてどこかに今と同じくらい の規模でまた劇場を作るようなことに出もなってくれると良いのですが・・・。その新文芸座の「魅惑のシネマクラシックスVol6」ですが、文芸座のサイト でラインナップを見てみました。今の時点で見に行くとしたら「戦争と平和」くらいですね。「山猫」と「旅芸人の記録」は一寸奮発してDVDを購入していつ でも見られますし、日程的にも「戦争と平和」の頃は丁度あいてるので、「戦争と平和」を見ようかと思っています。

350     上映決定     Киска  - 2005/08/27 10:17 -
ひでさま、こんにちは。
「ナイト・ウォッチ」(血飛沫飛ばすらしい映画)が、東京国際ファンタスティック映画祭のクロージングで上映されます。クロージングと言うことは日曜の 夜。10/16(日)新宿ミラノ座。

三百人劇場でソビエト映画回顧展を数本観て参りました。
「君たちのことは忘れない」は友人が「終戦のシーンの美しさが忘れられない」と言っていたので、その場面が近づくと見逃すまいと身を乗り出してしまいまし た。それは松明を手に列車と併走する白馬の騎手のスリリングで動的な映像に始まる、噂に違わぬまさに名シーンでした。

でもその三百人劇場が来年なくなってしまうという・・・。今までお芝居や映画をたくさん観てきた思い出深いところなので、とっても悲しい。古めかしいと言 うより、端的に言って「オンボロ」でしたが、そこが結構好き。あのくらいの規模で定番と新作を交互に上演してくれる劇場は貴重でした。

そこでピックアップした新文芸座のチラシによると、9月後半に「魅惑のシネマクラシックスVol6」。「山猫」「旅芸人の記録」「戦争と平和・総集編」な どです。

349     W杯予選     管理人  - 2005/08/23 01:17 -
BSでロシア対ラトビア戦という試合をやっています。結果は既に報道済みの試合ですが、果たしてどんな試合になったのか見てみます。

348     更新     管理人  - 2005/08/21 00:00 -
ここのところ歴史関係のコーナーに2つほど盾続きに記事を掲載するなど、更新が順調に?進んでいます。まあ、今までアップせずに貯めていた分なので、いい 加減アップしないとまずいだろうなとは思いましたが・・・。ソ連映画回顧展が始まったのでそれも見に行かないといけないし、色々大変ですが、更新について はぼちぼちやっていきます。

347     映画祭日程     管理人  - 2005/08/18 23:29 -
>Киска様
ソ連映画回顧展やブラジル映画祭も結構日程が厳しいですが、チェコ映画祭は上映回数が他と比べると何となく少ないような気がします。ほとんどが1回きり、 2回上映するものは余り無いと言う状態ですので、社会人にこれをどうやって見に行けと言うのかと。

昨日のサッカーについては、まあどちらも出場は決定しているので余り真面目に見る気にならず適当に見ていました。イラン料理屋に行って見てみようかともお もいましたが、それは一寸諸般の事情により難しそうだったのでやめましたが・・・。

346     105点目     Киска  - 2005/08/18 22:34 -
気合の入っていない試合で物見遊山気分のイランの選手達。まあ本大会出場は既に決めていたので。さしあたり、国際Aマッチ105点目、おめでとうございま す、ダエイ様。
ロシアはこの大切な試合を引き分けてしまいました!スロヴァキアもリヒテンシュタインに引き分けましたが。ああ、もう1試合1試合心臓に悪いなあ。

>チェコ映画祭
社会人にはまるで無理なスケジュール。泣きたくなります。私が大好きなリプスキーの作品の上映がないのも残念です。どこかで再上映をしていただけないで しょうか。

>ぎんこさま
確かに、あそこに座っているのはノルシュテインさん!
高畑勲さんとノルシュテインさんは大の仲良しで、アニメージュ文庫『話の話』では、高畑さんが<決定版>と言ってよいほど詳細に解説をつけています。アニ メーターがアニメの解説をすると、細かいのなんのって。実際の作品を観る前には決して読むべきではないですね。

ちひろ美術館でのノルシュテインさんの展覧会、それに渋谷のロゴスギャラリーでのお仲間の展覧会は、来年に延びてしまったようです。

345     チェコ映画祭     管理人  - 2005/08/13 20:25 -
東京都写真美術館にて8月30日からチェコ映画祭が開催されます。昔の作品から最近の物まで色々とあるようですので、時間のある方は見に行ってみてはどう でしょうか?

>ぎんこ様
「ホテル・ルワンダ」みたいなアフリカを題材にした映画というとあまり日本では上映されませんし、しかも娯楽作ではないとなれば大手の映画会社は採算がと れないと思ってなかなか上映してくれないようです。できるだけ多くの映画館で上映される事を願っていますが、果たしてどうなるんでしょう。

「アレキサンダー」ディレクターズカットは、単なる時短バージョンではなく、今まで見たことのない映像をいれてあったり、ちょこっと話の進み方をいじった りしているようです。未公開映像なんていっぱいありそうですので、これから先もずっといじくり続けて何通りもディレクターズカットが造れそうな気がしま す。

344     ホテル・ルワンダ     ぎんこ  - 2005/08/13 01:30 -
 こんばんは、ひでさん。
TOPに貼ってある「ホテル・ルワンダ」についてのサイトに行ってみました。全然知らない映画だったのですが、ルワンダのジェノサイドについて描かれた映 画なんですね。私は2年前に「ジェノサイドの丘」というルワンダの虐殺についての本を読んでいたので、この映画に興味が沸いてきました。私の住む地方では 上映はムリかもしれませんが、なかなかの秀作のようなのでぜひ日本でも見られるといいなと思います。応援したいので私のHPでもちょっと紹介してみまし た。
 
 「アレキサンダー」DVDはディレクターズカット版は尺が短くなってるんですか?それはある意味笑ってしまうような(^ ^;)でも、オーディオコメンタリーは欲しいですよね。監督も言いたいことがたくさんありそうだし…。

>Киска さん
私の勘違いなのにご丁寧に説明して頂いてありがとうございます。
ノルシュテインは高畑勳と交流があるらしいですね。高畑がすごいファンらしいです。
http://www.ntv.co.jp/ghibli/info_y2/#BIDVD
このDVD、表紙に映ってるのはノルシュテインだとどこかで見ました。

343     立秋     管理人  - 2005/08/08 23:42 -
7日は立秋だったそうですが、非常に暑い一日でした。
個人的な事情により色々と停滞気味でしたが、ぼちぼち動き出すかな。

>Киска様
「We will rock you」を楽しんでこられたとのこと。私もクイーンの曲でミュージカルってどんな感じなのか気になって、行ってみようかと思いつつまだ行っていません。当 日券が簡単に手にはいるのならいってみようかなと思っています。

80年代前半というと、まだまだガキンチョだった私はサッカーの方には全く興味が向いていなかった時代です^^;。あの頃興味を持っていたのは野球でし た。日ハムのユニフォームが青系統からオレンジに変わったり、西武が強くなってきた頃でした。あとはロス五輪を覚えています。サッカーに興味を持つように なったのは中学に進学してからですね。90年ワールドカップイタリア大会が中学時代にあって、周りから色々情報を得たりしてきたこともあってサッカーに興 味を持つようになりました。あとは高校時代になると高校サッカーで有名なところだったこともあって色々と興味も持ちましたし。まあ、そんなところです。

342     懸賞生活     Киска  - 2005/08/06 21:56 -
>ひでさま、どうもありがとうございます。お言葉に甘えて。
今日は別の友人に誘われて新宿コマ劇場にミュージカル「We will rock you」を観に行きました。こちらも懸賞で当たったと言うことで!
「ロックなんて聴く?うるさかったら途中で出てもいいのよ。」なんて心配されましたが(私のことをクラシックしか聴かないコンサバ娘と思ったのでしょう か)、それは杞憂。真ん中の最上の席で、最初から「わぉ!」という感じ。
正直言って私はリアルタイムでのクイーンのことはよく知りません。80年代前半はサッカー選手の追っかけに勤しんでおり、熱心にロックを聴いていたくちで はありませんでしたので。辛うじて「ボヘミアン・ラプソディー」と「We will rock you」くらい、タイトルと曲が一致して、しかもそれがクイーンのものだと知っていたのは。「RADIO GA GA」もクイーンでしたか。
ミュージカルに出演していた役者さんの大半はオーストラリア人。主役の男優はメインのキャストではなかったのですが、きれいな声でしかも最後まで潰れずに 歌っていましたから、なかなかのもの。また主役以上にワキやワキツレにあたる人たちが印象的でした。「スターウォーズ エピソード3」に出演している女優 もいます。
ストーリーは、ザミャーチンの「われら」+映画「ターミネーター2」といったところで、オリジナリティーには欠けていた(予想通りの展開で意外性は全くな い)のですが、ブダペスト歌劇場やユーゴザーパド劇団並みに日本人向けサービスが行き届いていて(某日本人ロックスターの写真が写ります。ロシア公演だっ たらこの場面はヴィクトル・ツォイかセルゲイ・クリョーヒンかな)、ごく自然に会場全体で盛り上がれるようになっていて、総立ちになってからも 5,6曲。あっという間でした。

それにしても、良き友をもったものです。別に兼好法師のようにものをくれるのが良き友だというわけではないですが。

ちなみに、それまで高校サッカーと三菱ダイヤモンドサッカーしか知らなかった私が、ピクシーを目の当たりにして「今まで観てきたサッカーと全然違う!ファ ンタジスタってこういう人のことだったのか!」と愕然としたのも、懸賞の当たり券で行ったグランパスの親善試合でした。

341     久しぶりの更新     管理人  - 2005/08/06 01:46 -
本来このサイトのメインコンテンツたるべきマケドニア王国史の最新記事を要約アップできました。しかし当初の予定よりも長くなり、同盟市戦争終結の部分を 別の記事に回さなくてはいけなくなりました。もう一寸うまくまとめないといけないのですが難しいですね。次回の記事では同盟市戦争終結、第1次マケドニア 戦争前夜の辺りのことを色々と書けるのではないかと思います。

>Киска様
ここは別に歴史と関係のない雑談・挨拶・独白等々、宿題の質問や公序良俗に反する発言以外ならなんでもOKということになってますので、熱く語ってくださ いませ。とりあえずレッドスター関連のねただとトヨタがスポンサーになったためにユニフォームにトヨタのロゴが入るそうですよ。やはりストイコビッチ会長 の力でしょうか。

懸賞と聞くとむかしそう言えばどこかのテレビ番組で検証で当てたものだけでクラスというむちゃくちゃな企画がありましたがその場合にサッカー観戦チケット のようなものが当たってしまったらどうしたのか一寸疑問が・・・。

340     ノルシュテインの弟子     Киска  - 2005/08/05 11:38 -
>ぎんこさま
書き方がよくなかったですね。「お弟子さんたち」というのは、日本人ではなく、
・アシスタントのターニャ・ウスヴァイスカヤ
http://www.comicbox.co.jp/comicbox/whiles/tanya.html
・絵本『カシタンカ』のナターリャ・デェミードヴァ
http://www.michitani.com/books/ISBN4-89642-114-0.html
・絵本『ロスチャイルドのバイオリン』のイリーナ・ザトゥロフスカヤ
http://www.michitani.com/books/ISBN4-89642-121-3.html
といった人たちです。

ノルシュテインさん、以前「チェコには日本から修行に来ているのに、私のところには来ない。なぜ?」としきりに残念がっていました。だから日本人のお弟子 さんはいないのでは(その後弟子入りした人がいるかもしれませんが)。
しかし、日本との親密な関係はおおありで、ラピュタ阿佐ヶ谷主催のアニメのコンペの審査委員長をしているのです(この前のNHKの番組でも、このときの様 子が詳しく出てきます)。審査は非常に厳しく、「ノルシュテイン大賞」はこれまでずっと「該当なし」。賞の発表の時も、「技術ばかりで全然駄目!」「皆さ んには教養がない。もっと勉強しなくては!」と、きつい言葉を浴びせていました。

>ひでさま
>旧ユーゴやイランの選手
そう、残念ながらいませんでした(私の好み、バレバレですね)。
イラン選手を観るなら味の素スタジアムでバイエルン・ミュンヘンの試合でした(カリミ)。
なぜ「渋い」試合を観にいったのかと言うと、理由は簡単、お誘いがあったからです。誘ってくれた友達は「懸賞にあたった」のだそうです。しばらく生の試合 を観ていなかったので、「行く行く行く行く!!!!」と即座に返事をしました。

339     カット映像はありませんでした。     管理人  - 2005/08/01 23:58 -
>ぎんこ様
サッカーについてはまあ考えないようにしておこうかと。

「アレキサンダー」はプレミアム・エディションを購入しましたが、特典のほうにカットされた映像は入っていませんでした。まあ、入れたところで誰が見るの か分からないですが・・・(なんせ海外のディレクターズカット版だと本編が上映時より短くなってますから)。それにしても、海外版だと監督によるコメンタ リーつきなのになぜ日本版にはそれが付いていないのか。

338     聖なる酔っ払いの伝説     ぎんこ  - 2005/08/01 19:30 -
 こんばんは、ひでさん。
昨日の日本代表vs北朝鮮、ほんとイライラしましたねー!勝負は時の運もあるので、負けるのは仕方ないと思うんですが、負け方があまりにもひどかった気が します。ゴール前に2度も敵にパスしちゃうんですもんね(^^;)まあ次は頑張って欲しいです〜。
 
 「聖なる酔っ払いの伝説」、私は昔映画を見て最近本を読みました。とても懐かしいです。映画の方はもう忘れつつありますが…。でも、小品ながらなかなか 良かったという記憶があります。ひでさんの感想が楽しみです。購入されたDVDの「アレキサンダー」は最近のあれですか?カットシーンが多く入ってるなら ちょっと見てみたいかもです。

>Кискаさん
ノルシュテインの情報ありがとうございます。私は九州の小さな町に住んでいるので、なかなかこういった映画を見る機会がないのです。幸いミニシアターがひ とつだけあるので、ノルシュテインも上映してくれるといいのですが。日本にお弟子さんがいらっしゃるのですか。日本と親密な関係があるのですね〜知らな かったです。

http://park8.wakwak.com/~yawa/

337     帰宅しました     管理人  - 2005/07/30 19:33 -
いろいろあって帰りが遅くなりました。帰りにレンタルビデオを2本借りたので、明日あたりはそれを見て過ごすことになりそうです。

>Киска様
「死者の書」完成披露上映会にいかれたのですね。いいなあ。
来年2月の公開を待つことにします。その間に色々読んで勉強しておくこともできそうですし。新作人形展の方も楽しみです。

国立競技場ですが、買った券がよかったせいか、いがいとよく見えました。鹿島サポーターの席が近いところだったので一寸心配もありましたが何事もなく無事 でした。ただ、横の席に座っていた浦和レッズサポーターご一行様はアルコール燃料を体内に大量投下していた(なんせ私が分かるだけでも一人あたり2リット ルくらいのんでいましたから)こともあり、鹿島の選手がボールを持つたびにあれこれいっておりました。まあああいう試合でフーリガン化することはないとお もって気にしないようにしてみていました。

等々力はなかなかのどかでよかったようですね。ペットボトルを持ち込めるというのはちょっと心配ですが何事もなかったようですし。それにしてもフロンター レ対ボルトンを見に行かれるとは渋いですね。旧ユーゴとかイランの選手がどちらかにいたかなあと思ったけれどどちらにも多分いないはずですし、何かのお導 きでしょうか。

336     久しぶりに、日本を誇らしく思えたような     Киска  - 2005/07/30 05:56 -
ひでさま、こんにちは。

川本喜八郎監督長編人形アニメーション「死者の書」完成披露上映会に行ってきました。
日本文学を題材にしたアニメとしたものはあまりなかったのではないでしょうか。特に長編アニメでは稀有。「さすが日本が世界に誇る作品だ」というのがまず 一番に出てくる感想。
川本さんの人形は、気高く、品性を持ち、また極めて日本的でありながら、ゆったりした細やかな動きの中にトルンカやポヤルなどの旧チェコスロヴァキアのア ニメの伝統も仄見えてくるから不思議です(ポヤルはスピード狂みたいなところがありますが、川本さんのアニメは時にそのポヤルのアニメのスローモーション を観ているような気分になる)。
「親友チローのために」とノルシュテインさんが一コマ<友情アニメーション>を加えていますが、ポヤルはきっと「自分もやりたかった!」と悔しがっている と思います。
公開は来年2/11〜岩波ホール、それにあわせて銀座で新作人形展(「三国志」など中国・日本の歴史や古典の人物を中心に30体ほど)もあるそうです。

>フロンターレ対ボルトン
神宮に大学野球を観に行く、といった雰囲気でした。
試合は別に派手なものではなく(ハーフタイムショーなどもこちらはありませんでした)、フロンターレの応援もおとなしいと言ってよく、等々力は国立と比べ るとピッチがずっと近くて(その割にペットボトル持込可)、のどかでなかなかよいですね。
ボルトンクラスが来日して試合をすることもですけれど、フロンターレやヴィッセルもこの手の親善試合を催すようになったのも、言わばご時世なのでしょう。

>韓国のアイドル
「ヒトラー最期の12日間」を観に行った時、勿論こちらも満席・立ち見ありの盛況でしたが、2回先まで満席になっていた「恋する神父」(隣のスクリーンで 上映中)には負けていました。韓流ブームの凄さを改めて思い知らされました。
しかし、その韓国のアイドル歌手目当てで国立に足を運んだ人ってどのくらいいるのでしょうね。

335     赤い悪魔     管理人  - 2005/07/29 00:35 -
本日、というかすでに昨日になっていますが、「赤い悪魔」ことマンチェスター・ユナイテッドと鹿島アントラーズの試合を見にいてきました。試合結果は鹿島 アントラーズの方が勝ちましたが、どうもユナイテッドのほうは守備がうまくいっていないのと決定力不足が目立ちました。後半なんかほとんどユナイテッドが 攻めていたのですが。鹿島は結構強いのかユナイテッドがダメダメなのかはべつとしても、本山の得点はそれに至るまでの流れも含めて見事でした。

こういう試合だと仕方がないのかもしれませんが、試合開始前に韓国人アイドル歌手のライブがあったり、ハーフタイムの間によさこいソーラン節みたいなのが あったりしましたが、そんなのいらないんだけどなあ・・・。ハーフタイムの間はウェイン・ルーニー、ミカエル・シルベストル、アラン・スミスの3人が後半 からの出場のために準備していたのでそれをずっと見ていました。それにしてもルーニーは化け物か?

>Argonauta様
はじめまして。リンクの件、承知致しました。
これからもよろしくお願いします。

>Киска様
ライフ・イズ・ミラクルを見に行かれたようですね。なかなか厳しいですね。まあ、その辺の普通の女の子っぽいと言えばそんな感じかなと思ってみておりまし た^^;

フロンターレ対ボルトンとは随分と渋い試合を見に行かれたのですね。ボルトンが日本に試合をしに来るとは意外でした。だいたいアジアツアーとか日本での試 合というと実際の所ビッグクラブのマーケティング目的とかスポンサーの都合によるところがあったりするので、ボルトンクラスのクラブが日本に遠征して来る というのはあまりないのでは。

334     奇蹟は起きなくとも     Киска  - 2005/07/28 23:54 -
クストリッツァ、さすがに期待を裏切らなかった。
だけど、「ライフ・イズ・ミラクル」は、今までの作品と比べると、あくが強い人が出演しているわけでなし、やや地味な作品という印象を持ちました。最もあ くが強い人と言うと、奥さんのヤドランカか。私が一番共感できたのもヤドランカ。わかるのですよね、ルカみたいな男に惹かれ、愛想を尽かし、それでも舞い 戻ってきてしまう、その気持ち。対して、愛人のサバーハの方はデリカシーも品性も感じられず、クストリッツァの女性の趣味を疑うなあ。「黒猫、白猫」でも 主人公の男の子はよかったけれどヒロインは大味で不満が残りました。クストリッツァは女優の選び方は上手でないような。旧東欧圏の映画は、女優はよくても 男優にもっといい男を出せ!と感じる場合が多いので、このあたり両方合格域に達することの難しさを感じます。
サッカーの試合が暴動と化してゆくあたりは、ピクシーの証言などを思い出して、とても切なくなりました。

>ぎんこさま
ノルシュテインさんの作品はこれからも上映される機会があるでしょう。
ノルシュテインさんの原画展が11月からちひろ美術館で、お弟子さんたちの展覧会がやはり今秋渋谷のロゴス・ギャラリーで、予定されています。そのあたり に来日され、アニメの上映もあるのではないかな(希望的観測)。

>ひでさま
私は今日、等々力競技場でフロンターレ対ボルトンの試合を観てきました。やはり生が一番です、サッカーも、お芝居も(タガンカの「メディア」も生とTVで は迫力が全然違うのですよね・・・)。

333     リンクしました     Argonauta  - 2005/07/28 15:17 -
はじめまして.
ぎんこさんのサイトから来ました.
マケドニア史は不勉強なので,新鮮です.
早速,リンクしたので報告します.
また遊びに来ます.
よろしくお願いします.

http://www11.ocn.ne.jp/~mare/

332     アディダスのスパイク     管理人  - 2005/07/27 23:27 -
>ぎんこ様
「ベルンの奇蹟」を御覧になったのですね。あれはなかなかいい映画でしたね。雨の話ですが、多分あれはスパイクをきちんと用意していたと言うことが関係す るのではないかと思います。取り替え式スパイクがあったおかげで、雨の中でもきちんとサッカーができたたため勝てたと言うことではないかと思います。今で も雨上がりでグラウンドがぬかるんでいる場合だと、取り替え式スパイクを履くのが普通だそうですよ。

331     ベルンの奇跡     ぎんこ  - 2005/07/27 00:00 -
 こんばんは、ひでさん。
先日「ベルンの奇跡」見てきました。ハートウォーミングないい映画でした〜。
あの主人公の男の子とお父さん、なんか似てるなと思ってたら本当に親子なんですね。パンフを見てびっくりしました。
えっと、ひとつわからないところがあったんですけど、ドイツチームは雨を待ち望んでましたよね。あれは秘密兵器のスパイクがあるからだったんでしょうか。 それともドイツが雨が得意なのか、対戦相手が雨が苦手なのか…。ひでさんはわかりましたか?良かったら教えて下さい。

「ユーリ・ノルシュテイン日本へ行く」私も見たかったんですよ。再放送もあったんですか。私がよく行くHPの管理人さんによると、新作映画の制作風景など もあったそうです。番組そのものはちょっとイマイチなところもあったそうですが…。私はまだノルシュテインの作品見た事ないので、入門編として見たかった です〜。
 

330     ワルター・ゼンガ     管理人  - 2005/07/24 16:49 -
uefa.comを見ていたところ、セリエAのインテルおよび90年イタリア大会のアズーリで正GKとして活躍したワルター・ゼンガがツルベナ・ズベズダ の新監督に就任したというニュースを発見しました。イタリアを出てアメリカに行ってしまってから何をしているのかと思っていたら、昨シーズンはルーマニア のステアウア・ブカレストの監督を途中までしていたそうです。昔パルチザンの監督を独逸代表だったマテウスがやっていたことがありましたが、果たしてゼン ガはうまくやれるんでしょうか?

329     更新しました。     管理人  - 2005/07/23 21:25 -
昨晩にアップしたエウメネスの戦いについて、文体が前半は「ですます」調で後半が「だ・である」調になっていましたが、さすがにそれは読んでいて変だった ので一つの記事の中で2つの文体が混在している点を修正しました。そのついでに少しばかり書き加えた点もあります。やはりかけるときに一気に書いておいた 方が良かったみたいです。木曜の夜から急に体調がおかしくなり、結局週末は遊び関係は一切せず家で養生しております。水曜夜に食べた回転寿司がまずかった か(過去に回転寿司であたったことがあります)、それとも月曜日にもったいないからって無理して注文したトルコ料理を全部食べたのがまずかったのか(事実 食べた直後は明らかに食べ過ぎによる痛みが・・)、原因は分かりません。いずれにせよ食べ物には気をつけなくてはいけないようですね。そんなわけで鏡もお となしくしていたのですが、何気なくテレビをつけてみると「ユーリ・ノルシュテイン日本へ行く」という番組を教育テレビで見かけました。おそらく以前放送 していた物の再放送でしょう。しかし気が付くのが遅く、終了までの4分ほどしか見られませんでした。

実はこれを書いている途中で地震発生。久しぶりに震度4。いよいよ東海大地震が来るのか?とおもっていたら、震度3でした。しかしあの揺れは震度3レベル の物ではないと思うけれど・・・。とりあえず寝床の側に貴重品等々集めておかないとまずいかな。

328     ヨゼフ・メンゲレ     管理人  - 2005/07/20 23:34 -
>Киска様
マイ・ファーザー、実は見に行こうかどうしようか気になっていた作品でした。確かヨゼフ・メンゲレとその息子についての映画でしたよね。チャールトン・ヘ ストンはメンゲレ役なのでしょうか。何となく最近のヘストンとなんとなく重なるような・・・。自分のやったことが間違っていたとは思っていないような雰囲 気がありますし。

「ヒトラー 最後の12日」もなかなか渋谷まで出る機会がないためまだ見に行っていないですが、今週末あたりから新宿でも公開されるようなので見やすくな りそうです。

>ペルセポリス
本屋でその漫画は発見しましたが買ったり借りたりしていないのでまだ中身は読んでいません。表紙を見るとかわいらしい画ですが、中身はかなり重そうです ね。西洋と伝統の狭間で生きるという事について色々と考えさせられそうな感じですが、どうでしょう。

>世界遺産
「世界遺産」は時々過去に扱ったことのある場所をもう一度新たに放送することがあるようです。今回のペルセポリスの番組もおそらくそうだと思います。世界 遺産関連番組をNHKも始めたようですがどうも二番煎じの印象が否めませんね。TBSの世界遺産はいくつかDVDになっているようですので、それをどこか で探してみるのも一つの手ではあるようです。できればもう一度再放送してほしい話もありますが、みんなでTBSにメールを出したりしてお願いしてみるしか ないかな。

ただ、世界遺産ブームというのも色々と考えさせられることがありますね。熊野古道のように世界遺産になったことで苔がすっかり落ちてしまうなどかえって破 壊が進んでしまったり、なまじ世界遺産にされたがために地元の人の生活にマイナスの影響を及ぼすことになったり・・・。

327     ロバには会いたかったけど     Киска  - 2005/07/20 21:45 -
ひでさま、こんにちは。
「ライフ・イズ・ミラクル」も観たいので少々迷ったのですが、まずは銀座シネパトスで「マイ・ファーザー」を観てきました。先週、オフィシャル・ブログを 観て、早めに行かないと終わってしまいそうなので、こちらを優先させました。そうしたら上映時間が変更されていて(ブログを観たときは一日4回上映だった のが2回になっていた)、危なく観損ねるところでした。・・・ということは、上映終了間近なのかな?
チャールトン・ヘストンもトーマス・クレッチマンも好演しています。でも、おもしろいかと聞かれれば、微妙なところで、何かもう一工夫欲しかった。
戦犯医師の息子を演じたクレッチマンは「戦場のピアニスト」で主人公を助けてくれるドイツ人将校を演じた人。役が役だけに、終始暗い顔をして悩み苦しみ悶 えている感じ(次は笑顔が観たい・・・けれど、「ヒトラー最期の12日間」でヒトラーの部下役、期待薄)。
私自身がこれについて審判を下せるというわけではないのですが、母や叔母が「自分達優越者が行ったことは正しかった」という考えにしがみついている中で、 主人公はよく「まともな人」になったなあと(だからこそ父親のことでは激しく葛藤する)感じました。

>ペルセポリス
私も半分くらいしか観られませんでした。以前に放映されていたのでしたっけ?
最近はNHKにも世界遺産の番組がありますが、淡々と紹介するという手法のTBSの「世界遺産」の方が私は好きです。しかし見逃してしまったのも多いの で、特に初期の会については深夜にでも再放送して欲しいと切望しています。

ところで、ペルセポリスといえば、この同名の書籍。
http://www.basilico.co.jp/publishing/901784-66-8.html
イランの女性が描いた漫画で、可愛らしい絵柄に惹かれましたが、実に奥深い内容です。

326     「世界遺産」     管理人  - 2005/07/17 23:55 -
本日の世界遺産は「ペルセポリス」が放送されていました。番組を半分くらい見逃してしまったのですが、パサルガダイのキュロスの墓やナクシュ・ロスタムの ダレイオスの墓などが写されていました。で、ペルセポリスは6年前に一度扱っているのですが今回また放送していると言うのはなぜなんでしょう?

325     ライフ・イズ・ミラクル     管理人  - 2005/07/17 00:23 -
早速見てきました。初日の最終回で見て帰ってきたらすでに0時を回ってしまいました。騒々しいところは他のクストリッツァ作品と同じですね。面白かったで すし、2時間半という長さを感じさせないおもしろさでした。詳しいところはあとで雑感の方にもかく予定です。

324     見てみたい映画     管理人  - 2005/07/16 00:43 -
NEWS23を見たついでに、雑感にこの夏公開の作品で見てみたい物を少しだけ載せてみました。おすぎがお薦めというのがなんだか一寸気になるところもあ りましたが、まあ、この夏見てみようかと思っていた物だったのでまあいいかと。

323     新コーナー     管理人  - 2005/07/13 11:58 -
忙しいはずなのですが、その合間を縫って新コーナーを作ってしまいました。逆引きということで、結構人を探すのは大変なような気もしますが、まあそれはよ しとしましょう。

さて、これで今日は徹夜作業決定と言うことで。

322     メディア     管理人  - 2005/07/11 01:15 -
Киска様から教えていただいた「メディア」をみました。別の作業をしながら片手間で見ていたため、余り突っ込んだ話ができないのですが、土嚢を積み上 げた舞台に軍服みたいな服を着た人たちがでてくるあたりは、コリントスの町は戦場なのか、あるいはメディアとイアソンは流れ流れてコリントスにたどり着い ているので難民キャンプのような物なのか、そのような感じを出しているのでしょう。ギリシア悲劇の上演というと、日本人がやると衣装や音楽が日本風になっ たりすることもありますが、それとはまた違った雰囲気でした。

321     汗顔の至り     管理人  - 2005/07/10 19:34 -
掲示板は当分これでやっていく予定です。色々探してしてみたのですが、正直なところこれが一番使いやすい感じですので(色々と機能がついていても使いこな せないのでは意味がない)、当分この掲示板は残していきます。御返事は時間があるときにどんどんしていくと言うことで、では早速。

>Киска様
ドブロは確かに一寸値が張りますよね。アラカルトを見ていても、メイン料理に関しては一番安い物でもトルコ料理屋の各種ケバブ類よりは高いなあとなどと考 えてしまいました。もう少し安いと行きやすいのかなとは思いますが何せなじみがない料理だけに仕方ないのかもしれませんね。行ってみたいなとは思います が、ちょっと財布の中身を心配しないといけないし・・・。

「ライフ・イズ・ミラクル」のトークショーには「豪華ゲスト」というのが一体誰なのかが分からないけれど、とりあえずロバがやってくるとのこと。行くとス カーフ、非売品の映画プレス、それとお茶がもらえるようですよ。

ギリシア悲劇の項目を参照されたとのこと。はたして鑑賞にどれほどお役に立てたのか、書いた本人としてはかなり心配なところもありますが、お役に立てたの であればうれしいです。いえ、ギリシア悲劇の項目なのに、肝心の戯曲の構成などは全く扱っていないなど、欠落している項目があるものですから。ギリシア悲 劇は台詞の部分と歌と踊りの部分からなる一種のミュージカルみたいな物ですが、果たして現代ロシア演劇ではどのようにこれを表現したのか楽しみです。「メ ディア」というと、先日衛星放送でやっていたアルゴ号の冒険の後日談のような話ですがどうでしたか?

320     食はバルカンにあり     Киска  - 2005/07/10 18:42 -
クロアチア料理にスロヴェニア料理。おいしそうです。「ライフ・イズ・ミラクル」は必ず観る予定で、時々お目にかかるバルカン地域のワインも好きではある のですが、「Dobro」の特別メニュー4500円はちょっと高いですね。
ご当地の方たちにはそれぞれプライドとこだわりがあるでしょうが、セルビアもクロアチアもスロヴェニアも、美形を育む食文化なのだと想像します。そういえ ば、中島由美著『バルカンをフィールドワークする』(大修館書店、1997年)中の「食はバルカンにあり」はとても魅力的でした。

アキ・カウリスマキの「浮き雲」で、妻が働いていたレストランの名前が「ドゥブロヴニク」でしたね。お料理は特にバルカンではなかったようですが。

今晩NHK教育TVでリュビーモフ演出、タガンカ劇場「メディア」の放映があります。私は5月に静岡に観に行きました(私の席のすぐ横にNHKのカメラが あったので、そのうち放映があるということは確信していました)。
詩人ヨシフ・ブロツキーが創作した合唱が挿入されていて、それが元の戯曲部分と全く違和感なく溶け込んでいるのはさすが。
鑑賞するにあたり、こちらの「ギリシア悲劇を上演する」の項を参照させていただいたことを(今頃)感謝してご報告いたします。

>「夜間警備」
前回誤解を生むような書き方をしていたので改めます。
ルキヤネンコの「警備」シリーズは「夜」「昼」「朝」「夕」があって、映画化された「ナチノイ・ダゾール(ナイトウォッチ)」は当然「夜」の部です。

319     しばらく考えてみます。     管理人  - 2005/07/09 23:28 -
掲示板の扱いについては、しばらく保留ということで。
何かよい物があったら考えてみようかと思います。

>ぎんこ様
ブックバトンの件では余りお役に立てずごめんなさい。
ブログですが、実は既に持っています。とはいってもそこで交流などは全く考えておらず、載せている記事もせいぜいサイトの更新情報とか韓国ドラマ「チャン グムの誓い」(あれは一応歴史物としてチェックしています)のあらすじをまとめておいておく程度の利用しかしていませんし、こちらにはリンクしてません。

1年近く続けてはいるのですが実は私はあんまりブログは好きじゃないんですよね。トラックバック機能というやつが正直なところ余りよく分からないし、あん まり使いたいとも思わないので、トラックバック機能は使わないように設定しているという、世間一般のブログをやっている人から見ると何のためにブログを 作ったのかよく分からない状態になってます。編集が楽ということもあって、メモ程度には使えますが、それくらいしかメリットを感じないので今の形でやって いく方がいいなと思っています。あと、ブログって何か有益な情報を載せないといけないかのような雰囲気があって、それが非常に嫌ですね。人の日記なんか見 たくないという意見も確かにもっともだなとは思いますが、ブログに何を書こうが勝手だろうと思うんですが。というわけで、手間はかかりますが今の形の方が やりやすいのでこの形でやっていきます。

>Киска様
ソヴィエト映画祭、いいですね。時間があったら可能な限り見に行く予定です。
「ナイトウオッチ」ですが、クエンティン・タランティーノが絶賛というのを聞くと何となく血なまぐさい映画なのかなあという気がしてきますが、「容赦なく 血飛沫とばす」映画なのですか。まあ、なんといいますかハリウッド的ですね。「父、帰る」を見に行ったときに購入したパンフレットを見るとロシアでも90 年代にはいると「配給・興行サイドはロシア映画を嫌い、ハリウッド製バイオレンスや女性のヌード満載の「ヒット作」ばかり上映した」と言うことが書いてあ りましたが、そのような状況下で映画館にかかってヒットするような映画というとやはりハリウッド的な物を作らざるを得ないのかもしれません。ただ、なんと なく世界のどこに行ってもハリウッド的な映画ばかりというのもなんだかつまらないですね。

本日深夜にクストリッツァ監督作品「パパは出張中」がBS2にて放送されます。いまはDVDをもっているので特に見なくてもよい物の、夜更かししながら見 てみようかと思案中です。クストリッツァ監督の最新作品「ライフ・イズ・ミラクル」の公式サイトの方を除いてみましたが、7月20日か21日にトーク ショーがあるようです。いけたら行ってみようかと思ったのですが、メールで申し込む時の記入項目をみて二の足を踏んでいます。

318     ナチノイ・ダゾール(夜間警備)     Киска  - 2005/07/09 16:26 -
「ナイトウォッチ」、そういう邦題で公開されるかもしれないのですね。
この作品はセルゲイ・ルキヤネンコという人気SF作家のシリーズ物(「日中警備」「朝の警備」「夕方の警備」があり)の一つを原作とし、光と闇とか吸血鬼 とか中世と現代とかの要素を絡めつつ、ハリウッド的に作ってみたロシア製の娯楽SF映画だそうで、確かにロシア国内では人気が高かった作品ですが、知人の 評価は二分していて(「いいんじゃない、ロシアにこういう映画があっても」対「ロシアがハリウッド的なものを作っても所詮真似事でしかないよ」)、聞いた ところによると「容赦なく血飛沫飛ばす」のだそうで、私などは観に行くのがためらわれるところです。

8/20から三百人劇場で「ソヴィエト映画回顧展05」があります。ここで上映される43作品は概ね従来の「ソヴィエト映画」のイメージを損なわない名 画。これはこれで大変ありがたいのですが、でもソ連の映画と言ってもこういう作品ばかりではないので、コメディーとかメロドラマとか庶民路線のプログラム で再度特集上映をしてほしいです。

お邪魔するようになって日が浅いのですが、こちらは楽しい場ですので、なくなってしまうのは惜しいです。

317     え、そうなんですか?     ぎんこ  - 2005/07/09 10:32 -
 こんにちは、ひでさん。
ブックバトンの回答ありがとうございます。ひでさんの選んだ本は専門的で、ちょっと読んでみるわけにはいかないのが残念ですけど。
掲示板をリストラしちゃうんですか?それは残念。日々の雑感をblogにしてみるのはいかがですか?あれならコメントも書き込めるし、更新も楽なのではな いでしょうか。とりあえず、私は掲示板残して欲しいです…。

316     ブックバトン     管理人  - 2005/07/09 01:09 -
ほしい方がいたらご一報下さい。

掲示板をどうするか思案中。置いておいても書き込みに対してなかなか御返事を書けませんし、何かあればメールがあるので、ここは無くしてしまおうかと思っ ています。とりあえず現時点ではリストラ候補第1位です。

315     映画館にて     管理人  - 2005/07/06 00:35 -
5日に「コーラス」を見に行ったシネスイッチ銀座にて気になった映画のチラシを少し持ってきました。この夏公開の「ライフ・イズ・ミラクル」のチラシは2 種類ありましたが、チラシによると映画の公開を記念してクロアチアレストラン「ドブロ」にて特別メニューが出されると言うことと半券を持って行くとグラス ワインが1杯サービスになると言うことが書いてありました。主人公がセルビア人の映画でクロアチア料理屋で特集というのは何となく妙な感じもしますが、日 本国内で旧ユーゴ圏の料理が食べられるのは東京の「ドブロ」と京都の「ピカポロンツァ(スロヴェニア料理)」位しか今のところなさそうですし、しょうがな いのかなあ。

314     ジプシーブラス     管理人  - 2005/07/04 21:55 -
昔ジプシーブラスのライブを聴きに行ったときにチケットを買った会社から、毎年ワールドミュージック関連の催し物の案内が送られてきます。時間の都合がつ かないためなかなか行く機会はないのですが、ジプシーブラスはライブで聞くとなかなかの迫力があります。どんな音楽か分からない方は、「アンダーグラウン ド」や「炎のジプシーブラス」を見てみましょう。

例年だとジプシーブラスの他にもいろいろとお知らせが入っているのですが、今回は「海を跳ぶ夢」のサントラに参加しているケルティック系の人とブラジル音 楽の人の催し物の宣伝がありました。こちらのほうに今回は行ってみたいと思いますが、果たして日程の都合はつくのか。

313     続き     管理人  - 2005/07/03 23:47 -
312番記事を以前に投稿された方。
もしかして、管理人が返事が遅いために怒って記事を削除してしまわれたのでしょうか?もしそうであるなら、ごめんなさい。m(_ _)m

返事はできるだけ早くしようとは思っているのですが、諸般の事情により御返事が遅れてしまうこともあります。もしよろしければもう一度投稿していただけま すでしょうか?

312     更新しました。     管理人  - 2005/07/03 23:24 -
とりあえず、ヘレスポントスの戦いについての記事を書きました。同じ頁にその後のことも書く予定なので、続くという感じに書いています。

(見たところ、312版投稿が投稿者により削除となっていたので、その部分を削って新たに投稿しています)

>ぎんこ様
ミリオンダラーベイビーを読まれたとのこと。原作は原作で良さがありますよね。映画には出てくるけれども原作にはない部分は他の収録作品から持ってきてい たりしますが、それはそれでいいのかなと思います。あの文庫は映画化されてから出した物のようですね。私はハードカバーを買ってしばらくしてあれを見つけ てちょっと悔しかったり。

311     ミリオンダラー・ベイビー     ぎんこ  - 2005/07/02 23:52 -
 こんばんは、ひでさん。
小説の「ミリオンダラー・ベイビー」読みました。私は原作は「テン・カウント
」という単行本しかないとばかり思ってましたが、文庫で出てるんですね。タイトルは「ミリオンダラー・ベイビー」に変わってるし、映画のスチール使ってま すけど。
本の方はどの作品も良かったです〜。表題作は短編ならではのシンプルな感じが映画とはまた違う味わいで良かった。映画では他の短編から少しエピソードや キャラクターを足してるんですね。スクラップの話とか。映画の脚本もうまいなあと思いました。あと、映画ではなかったマギーの母親についての事とか、“ブ ルーベア”のこととか、そういった部分が補完できたのも良かったです。
他の短編では「ブラック・ジュー」が良かったです。「ロープ・バーン」はハラハラして手に汗かいちゃいましたよ(^ ^;)辛い話ですけど、感動しました。

>川本喜八郎の新作人形劇「死者の書」
どんな映画だか知らないのですが、川本さんの人形劇ということで興味があります。お忙しいみたいだから見にいくのは無理そうですけど、もしご覧になったら 感想お聞かせください。

310     時間は自分で作るもの     管理人  - 2005/07/02 00:22 -
結局「永遠の語らい」は見終わりました。余り長くなかったこともありますが、見られるうちに見てしまおうと思って一気に見てみました。

>Киска様
96歳になってもなお現役で映画を撮り続けると言うところがすごいですよね。しかも80歳を過ぎてから毎年1本にちかいペースで映画を撮り続けているわけ ですから。この調子で100歳になってもなお元気で映画を撮り続けてほしいものです。私の場合、「永遠の語らい」の他に見たことがあるのは「ノン、あるい は支配のむなしい栄光」だけですが、オリヴェイラ監督の過去へのまなざしを見ると、監督はヨーロッパの古き良き時代の人なのかなという気がします。単純に 西洋を礼賛するような人ではないと言うことは「永遠の語らい」を見ていても感じましたが、やはりヨーロッパが中心にくるのかなと。

別の場所の話題になりますが、カレル・ゼマンの映画はいいですよね。私もあれは数年前に見て結構気に入っています。しかも長編がDVD化されて販売されて いるので色々と見ようと思えば見られるというのもうれしいです。

好きこそ物の上手なれといいますし、これはポルトガル語を習得する絶好のチャンスではないかという気がします。がんばってください。

309     オリヴェイラ監督、96歳。     Киска  - 2005/07/01 23:14 -
お元気ですよね。私は「家路」が好き。劇中劇でイヨネスコの「瀕死の王様」、カトリーヌ・ドヌーヴ(「永遠の語らい」にも出演していますが)が王妃役を演 じている、という贅沢さが。ラテンヨーロッパというと狂騒的な明るさが期待されたりするのですが、じっくり、ゆっくり、緩い坂を上り下りするような、オリ ヴェイラ作品こそラテンだなあ、と感じます。

ところで、アンドレイ・カリャカがクルィリヤ・ソヴェートフからベンフィカに移籍になり、ポルトガル語、数字くらいはわかるようになりたい、と突然思って います。

308     ぴあフィルムフェスティバル     管理人  - 2005/06/30 00:39 -
7月9日から始まるぴあフィルムフェスティバルの前夜祭にて、川本喜八郎の新作人形劇「死者の書」が公開されるようです。見に行けるようであれば見に行き たいのですが、チケット入手は大変そうなかんじです・・・。

307     ハリーハウゼン     管理人  - 2005/06/29 00:57 -
衛星放送で27日と28日にハリーハウゼンによる特撮映画が2本、しかもギリシア神話を題材にしたものが放送されていました。CGのない時代にこれだけの 物をとるのはすごいというか、CGを使うようになってもむしろアイデアが貧困なのを嘆くべきか、少々複雑な気分です。

>ぎんこ様
「サマルカンド年代記」「戦争広告代理店」はどちらも読んだことはありませんが、本屋で見つけたら読んでみます。

306     戦争広告代理店     ぎんこ  - 2005/06/27 09:55 -
 おはようございます、ひでさん。
マアルーフの「アラブから見た十字軍」の感想拝見しました。この本はアラブ側から見た歴史になってますけど、ただ単に裏返しになっているわけじゃない、と 書かれているところ、同感です。こういった公平な視点の本は珍しいんじゃないかと思います。ひでさんは同じ作者の「サマルカンド年代記」は読まれました か?これはまるっきり小説なんですけど、面白いですよ。私は大好きです(^ ^)
 
 先日、本屋で「戦争広告代理店」が文庫になっているのを発見しました。これもボスニアのことを書いた本でした。マスメディアを通しての情報操作を扱った 作品で、これもまた衝撃的な内容だったと記憶してます。ひでさんは読まれましたか?もし気になったら手にとってみてください。文庫なんで気楽にいけるかと 思います。

http://park8.wakwak.com/%7Eyawa/

305     ある夏の昼下がり     管理人  - 2005/06/26 17:30 -
梅雨に入ったという割には雨も降らずすでに真夏のような暑さを感じる今日この頃です。

1週間ぶりに読書コーナーを更新しました。「悪者見参」と「誇り」は同じ著者の新書を最近買ったことがきっかけで興味を持って読んでみた本ですが、今回の 新著と比べると取っつきやすい(忠扱っている問題はかなり重いですが)本でした。また、「アラブが見た十字軍」は例の映画が公開されたこともあって一応載 せておこうかと。てっきりもう載せていたと思ったのですがまだ載せていませんでした。

Киска様
「悪者見参」と「誇り」はとても興味深く読むことができました。それにしてもピクシーというニックネームの由来がアニメのキャラクターだったとは知りませ んでしたし、子供の時のストイコビッチがテレビが始まると試合途中に帰ってしまうテレビっ子だったというのも意外でした。

スポーツ選手の政治アピール、確かに日本ではそう言うことをやろうという人はほとんど見ないですよね。スポーツ選手といえど一人の人間であり社会で生きて いるのだからもっと周りに目を向けるべきとも思いますし、一方でスポーツを手段として利用するために政治アピールをするのも困りものですから、一概に良 い・悪いと言うことは難しいかもしれません。

同じバルカン半島のフットボーラーでもストイコビッチとボバンでは政治との関わり方が全く違っていますよね。ボバンが政治関係の話題をいろんなところで しゃべるのと比べるとストイコビッチの方は余りそう言う話はしませんでしたが、国際社会の支持や同情を集めたクロアチアとちがって通俗的な「セルビア=悪 玉」イメージが流布しているということで下手にしゃべれなかったのかなと思います。話はちょっとずれますが、サビチェビッチとボバンは同じACミランでプ レーしていたこともありますがはたして両者の関係はどうだったのでしょう。一方は怪我さえなければ(結構怪我して試合に出てないことも多かった)基本的に はレギュラーとして先発出場していたサビチェビッチ、もう一方は基本的にはベンチスタートが多かった(キャリア後半には先発出場も増えますが)ボバン、外 国人選手として扱いに結構差があるところに政治的な立場もかなり違う両者が一緒にいて果たしてうまくやれたのかと。

様々な分野で国際交流が進む中で、確かにスポーツ選手には「国の威信」「プライド」といったものを他人から背負わされやすいところはありますよね。カンヌ やヴェネチアに日本人監督が映画を出品しても別に「国の威信をかけて」とかそんなこと言われているのを聞いたこともないし、国際的な音楽コンクールにでる 音楽家似対して「国のためにがんばれ」と言って盛大に送り出すと言うことも今は聞いたことないし。音楽や映画と比べるとスポーツの場合、基準が数量化され て(より遠く・より早く・より高く・より強く等々)優劣がはっきりつけやすいということや、より多くの人間にとり競技者と観客の距離感が近く感じられやす いといったことは関係がありそうですね。

304     ピクシーの『誇り』     Киска  - 2005/06/26 13:17 -
管理人様、ぎんこ様、『悪者見参』をお読みくださってありがとうございます・・・って、何故私がお礼を?!ピクシーのファンですので。ピクシーも「アン ダーグラウンド」、大好きなのですよね。
彼がNATOのユーゴスラヴィア爆撃に抗議して、試合のあとにユニフォームを取ってアンダーシャツに手書きされたメッセージ“NATO STOP  STRIKES”を見せたとき、正直言って驚きました。それまでは決して政治的な発言や行動をしない人だと思っていましたから。でもあのときは彼の肉親 の住むニシュも攻撃対象となり、彼が生まれた産院も爆撃されたのです。スターであるために発言を控えてきた彼が、悩んだ末にした精一杯のこと。それに対し て「政治的行動」だと制裁を科したJリーグ。日本人は「関係ない」ことにはとことん疎くて冷淡、時々どうしてもそういう思いに陥ってしまいますが、この時 も心底彼に申し訳ないと思いました。
日本以外では、スポーツ選手も芸能人も、政治的メッセージをもっと自由に、もっと当たり前に表現していますね。2003年春、親善試合で来日したアルバ ロ・レコバもアメリカのイラク攻撃に抗議するメッセージが書かれたアンダーシャツを着ていました。日本のマスコミはほぼ黙殺していましたが。
しかし、どう言うのだろうか、スポーツ選手は、他の分野の人以上に「国の威信」や「プライド」を背負ってしまうという面もあるような。エミール・クスト リッツァは「アンダーグランド」でパルムドールを獲ったものの、「セルビア寄りの描き方だ」と非難されなどして、「もう映画は撮らない!」と宣言するに 至ったけれど、数年後何食わぬ顔で「黒猫、白猫」を撮りました(おまけに映画祭に出品して受賞もしている)。ピクシーらサッカー選手達の悲壮な横顔は、そ れとは対極にあるようにも思えます。

303     久しぶりの更新     管理人  - 2005/06/24 22:32 -
読書コーナーと雑感の更新はしていた者の、メインコンテンツである歴史コーナーの更新を1ヶ月さぼっていました。久しぶりの更新はアレクサンドロス大王に 関する記事です。神話の英雄と張り合うアレクサンドロスについてまとめてみました。

>ぎんこ様
ぎんこ様も「悪者見参」を読まれたのですね。著者のユーゴサッカーおよびバルカン半島の情勢に関する熱い情熱を感じさせる本でしたね。しかしだからといっ て一方にばかり肩入れしているわけではなく、可能な限り多くの人に当たってバランスをとっているところがこれまたすごいところだと思います。政治対立が原 因で昨日までの英雄が今日は憎むべき相手に変わってしまうということは日本にいると分からないことですよね。日本の場合だと、戦前に巨人のピッチャーだっ たスタルヒンが疑いの目で見られ、日本語が流ちょう&箸をうまく使うことが原因でスパイ扱いされたこともあったとかそう言う話くらいしか聞いたことがな かったので、非常に衝撃的な話が多かったです。木村さんの最新作は「悪者見参」の書かれたとき以上に事態は深刻な方向に向かっている様子がかかれていて、 読んでいて非常に重苦しい気分になってきます。しかし日本ではそこに書かれているようなことはほとんど報道されていないんですよね・・・・。

302     「悪者見参」     ぎんこ  - 2005/06/24 12:09 -
 こんにちは、ひでさん。
私も「悪者見参」読んでます。すごい衝撃を受けましたよ〜。私はコソボの爆撃とか、そういうニュースを見ても全然ピンとこなかったので、なんかこの本で勉 強させてもらったところがあります。それに、ただ情報を書くだけでなく、この作者の熱い情熱を感じたし、サッカーという非常に日常的なものを通してみる戦 争というのがまた、日本人の私にも感じるものがありました。
これを読んだら、サッカー日本代表の人たちはとても幸せだなあと思うし、彼らをわだかまりなく応援できる私も幸せなんだなあと思いました。

301     「悪者見参」も買いました。     管理人  - 2005/06/22 00:41 -
「終わらぬ「民族浄化」」の著者の前作「悪者見参」も買ってきて読んでいます。こちらのほうが話の半分くらいは旧ユーゴ圏のサッカーばなしなので、「終わ らぬ「民族浄化」」よりは取っつきやすいかなという気がしましたが、やはり扱っている問題は非常に重いですね。

「終わらぬ「民族浄化」」ですが、中心となる内容はコソボ情勢のその後(セルビア人行方不明者の問題、さらに深まる民族間憎悪、隣国への影響)で、セルビ ア・モンテネグロ全土の情勢についてまで余すところ無く伝えているという本では無いように感じました。ただ、本書は旧ユーゴの現状をまんべんなく伝えると いう本ではなくある種の問題提起の書であると思いますので、それはさしたる問題ではないのでしょうけれど。本書のテーマとははずれたところにいる人たち (コソボ問題と直接関係のないセルビア人)の生活が現在どうなっているのか等々についても知りたいと思います。



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