逆引き人物伝
歴史上の人物を扱っていると時代や地域によっては特定の音で名前が終わることが多く見られます。例えば私のサイトで主に 扱っている古代ギリシアやマケドニア史、さらにはローマ史では、アレクサンドロ「ス」やエウメネ「ス」など歴史上の登場人物 の名前は多くの場合「ス」でおわっています。時として「ン」で終わる人やその他の音で終わる人もいますが圧倒的に少数派です。 そう言う人物が多いと歴史上の人物を使ってしりとりを楽しもうと思ってもなかなか先が続かないことが多く、しりとりのネタに 困ると言うことも多いかと思います。そこで、あえて通常のしりとりとは違う形で、「終わりの文字」から人物しりとりをはじめ、 そこで色々な人を取り上げていきながらしりとりのような形でつなげて人物伝を作ってみようと言う、それだけのコーナーです。
取り上げる人物につきましては、とりあえず最初は私の方で興味を持った人を適当に挙げていくことになると思います。また、 リクエストにも応えてみたいと思いますし、投稿も受け付けてみたいとも思っています。なお、基本的には人物名は一般的に通用 している呼称のほうで繋げていきますが、時と場合によっては正式名を記すこともあります。
(1)
基本的には前に取り上げた人物の名前の最初の文字で終わる人名を次に取り上げていきます。ただし1世、2世といった区分が ある人物の場合、1世、2世の付いていない部分で扱っていきます。
(例)「ペリクレス」を取り上げた場合、次は「ペ」で終わる人物名ということで「フェリペ2 世」に つなぐ。(2)
また、当サイトは主に古代ギリシア、マケドニア史を扱っているサイトであり、古代史関連の人物については別の項目で 扱うようにしているため、逆引きしりとりには極力使わないようにします。使うときは一定人数まで進んだところで(目安は10人) 、いったんしりとりをストップしてまた新たにしりとりを続ける時にのみ限定します。(3)
中国人や朝鮮人、日本人などは大体の場合は名字の音で次の人を決めます(そうでないこともあります)。
(2016年7月17日:やはりつなげるのが難しい時があるので、名字だけでなく、名前のほうでとってつなげることも行います)
(例)「呉三桂(ごさんけい)」を取り上げた場合、次はゴで終わる人物として「坂口安吾(さか ぐちあんご)」 につなぐ。(2016年7月17日追加部分:あるいは、サでおわる人物として「小 栗忠順(おぐりただまさ)」に つなぐ)。他の国の人の場合には名字の方を取るのか、名前の方を取るのか、通称を取るのかはその時々の気分に応じて変わる ということにしておきます(余り厳密にやると、次が続かなくなる可能性もあるので)。
(例)「ジョン・ロック」を取り上げた場合、次は「ジ」で終わる人物として「ホンタイジ」を とりあげることもあれば、 「ロ」で終わる人物として「デルピエロ」を取り上げることもあります。(4)
語尾がのびる場合(ヤー、キー、フー、メー、ロー等々)は、すべて「ア」行の音として扱います(このへんは「逆引き広辞苑」に 準じます)。