日々の雑感(2016年7月〜9月)

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9月27日
ちょと前の雑感でかいた希少種な人、相変わらずというか、あれからさらにたちが悪くなっていました。そろそろなんらかの処置も 必要じゃないかと思うんですが、どうなんでしょうね。あの人に関しては、twitterやfacebookをやればいいのにとしか思いません が。

9月25日
 「やんごとなき生まれの文人が政治に出遭う時、
本人さえも予想もしなかったディストピアが開かれてゆく――。」
このような紹介がされている学術書がありました(発売は来月)。一体どういう本なのか、非常に気になりますね。 ちょっと頑張って買ってみるか。あとは学術書は図書館に入れてもらうように色々働きかけたほうがいいかな。

本日は上野の東京芸術大学の博物館で、近代日本の工芸品を見てきました。特別展でありながら写真撮影が大部分許可されている (一部写真撮影禁止のものもあります)という、かなり珍しい展覧会でした。写真を撮ったのですが、あまり画質が良くないので、 後日改めていって、そこで撮り直そうかなと思っています。ぜひ見に行くべきだと思う逸品揃いの展覧会でした。感想も、その時に きちんとまとめて書きたいと思います。

9月16日
会期中5回目の「古代ギリシャ 時空を超えた旅」鑑賞。うん、いいものはいい。これだけの規模の古代ギリシアに関する展覧会は みた記憶がないので、上野での展覧会がもうすぐ終わってしまうのがなんとももったいないです。次は長崎、そして神戸なので、 なかなか簡単には見に行けなくなてしまいます。

これだけ多くの展示物を長期間にわたって貸し出してくれるということはそうそうないとおもいます(1年くらいにわたり、日本に 色々と貸し出してくれているわけで)。とにかく、見に行けそうな人は是非行って欲しいです。

9月8日
インターネットが普通に使われるようになって20年以上経ったいまの時代に、ネット上でのやり取りのごくごく基本的な事柄を 全く理解していない人を見かけた。ある意味希少種だとおもう。はたしてどうなる?あるいは、わかっていてわざとやっている のだとしたら、それはそれですごいですが。

それはさておき、今年の台風はなんか進路が変わっていますね。いわゆる秋の台風とは違う進路をくるというのはよくありましたが、 一度にしに行って停滞してから東に戻って北上し、東北地方に初上陸する台風というのはあまり見たことがありません。そして、 北海道が台風や大雨により大変なことになるというのもあまりなかったことではないでしょうか。

こうも天変地異のようなことが相次ぐと、世の中で何か大きな変化が起こりそうな予感もしてきますが、どうか平穏無事な世の中 であってほしいなあ。やはり新国立競技場じゃなくて大仏でも建立しないとダメなんじゃないかとおもいますがどうでしょう。

8月20日
そして、気がつくとオリンピックも終盤。そして、なんだかんだと言ってみてしまう。それにしても、今回これだけがんばって 成果をあげると、4年後のハードルがさらに高くなりそうな予感がします。今回これだけできたんだから、4年後はもっととか いわれるんだろうな。そして、4年後にむけて、何かと動員かけられて働かされる人が増えそうな予感もしてきます。なんとか ならないものなのかねえ。

部活顧問問題についての言説を見ていて、よく、「外部指導員を」という人がいますが、それを入れたら問題が万事解決する なんて思わないほうがいいですよ。外部指導員をいれるのは、その種目・競技の向上のためでしょうが、あくまで彼らは競技力 向上、いやもっと言ってしまえば勝てばいいという発想でやることもあるわけで、指導員の都合で生徒が引っ張り回されるような こともおこりますよ。今盛り上がっている高校野球なんて、監督は事実上「外部指導員」的なものじゃないですか、、、。

学校の部活動顧問というのが昨今いろいろと物議を醸しているようですが、顧問の過干渉はダメだけど、かといってネグレクトも ダメだろうなあと。世の中の学校もいろいろなところがありますから(公立と私立で明らかに違うだろうし、国立なんかもまた ちがうだろうなあ。一番うるさそうなのは公立なきがする)、一概には言えないけれど、顧問の立場って、生徒のサポート(彼ら だけではどうしようもないことはあるでしょう。あと、あくまで原則としてはルールの範囲内で)のためにいるんじゃないかと おもうんですが。指導ができない云々という方もいますが、そこは思い切り割り切ったほうがいいんじゃないかな。

8月7日
気がついたら、オリンピックが始まっていました。

7月28日
なにやら、ポケモンGOというゲームが色々と話題になっているようです。物議を醸しているようなかんじですが、もめている内容 をみると、これって、結局のところゲームをやっている人の自覚に委ねられている問題がほとんどではないかとおもいます。入る べきでない場所には入らない、ゲームをするかどうかTPOをわきまえる、それで十分対応できるはずなのですが、なぜこうも問題 がややこしくなってしまっているのか。そういうことすら思いが至らぬような人が増えたということなのか。

色々と問題がある、危険性がある、だったら、どうやったら安全に楽しめるようになるのか考えて行動すれば済むんじゃないかと。 いちいち法令を制定して取り締まるようなおおごとにするものではないようにおもいますが、、、そう思わない人が多いのでしょう。 それとも、自分で自分を律することができないから誰かに縛ってもらおうということなんでしょうかね。少し毒づきたくなるものを 見たので、ちょっと吐き出してみました。

ちなみに、わたしはスマートフォンそのものをもっておりませんので、件のゲームはできません。

7月23日
ようやく、アンティゴノス朝の歴史にひとつの区切りがつきました。思い返せば、2003年秋にサイトを開設して、マケドニア史 関係の記事を色々と書き始め、アンティゴノス朝の歴史も早くに終わると思っていたのですが、なかなか更新が進みませんでした。 サイト開設後、私の状況も少しずつ変わり、更新に結構手間がかかるようになっていたのと、色々とやりたいことも増えてきたため 本を読む時間が減ったこと、そして資料を確保するのが昔ほど楽ではなくなったこと、こういったこともあり更新が遅々として進まない 状態が続いていました。

しかし、ここいらでひとつ区切りをつけなくてはいけないと思って腹をくくり、一気に書き上げてみました。サイトを開設してから 新しい本も色々と出て、その内容を反映させたほうがいいのかなと思う記事も増えてきました。しかし、色々と手を入れる余裕もなく、 そのままにしているのが現状です。まあ、でも、書き上げようと思ったものをなんとか仕上げることができてホッとしています。

今後ですが、とりあずは読書関係がメインになるかなとはおもいます。歴史の記事は、しりとりで何か書けそうな時と、「ヒストリエ」 関連のネタで何か書けそうな時くらいになるとおもいます。当初の構想では、アンティゴノス朝以外のヘレニズム諸国(セレウコス朝 やプトレマイオス朝など)も書こうかと思ったのですが、そこまではどうやっても手が回らないことがはっきりしてきました。これ以上 サイトに新しいコーナーを作るのは厳しいですね。

ひとつの区切りがついたということで、感慨深いかというと、そこまで深くはありませんが、ようやく終わって安心しました。 まあ、でも、サイト自体を閉じてしまう予定は当分ないので、今後とも宜しくお願いします。

7月18日
なんか暑いですね。こうあついと、なんか心がささくれ立ってくるのは私だけでしょうか?

それはさておき、今日は「海の日」、そして来月には「山の日」がありますね。「山の日」はもともと何に由来しているのだろうと 思って調べてみると、昔何かの祝日があった日に、別の名目で祝日を設定したというわけではなく、国レベルでは全くの新設である事 がわかりました。「海の日」のほうは、むかしは祝日ではないが「海の記念日」があった(明治天皇が汽船で航海をして横浜に帰着 した日が7月20日だったことに由来)ところを祝日化(のちにハッピーマンデーで第3月曜日に)したものですが、山は違うんですね。 まあ、8月に祝日がなかったので、できる事自体はありがたいです。もっとも、8月12日にしようとしたら、その日がちょうど日航機 墜落の日だったので11にしたという事で、お盆やすみとはちょっと離れてしまいましたが。

これで、祝日が全くないのは6月くらいということになりました。この辺で一息入れられるような祝日設定は果たしてなされるのか?

7月17日
ひさしぶりに逆引きしりとりコーナーを更新しました。しかし問題が一つ。「ミ」で終わる人というのがなかなかいないという ところです。もうちょっとネタの多いところを選ぶべきだったような気がしますが、仕方ないです。なんか使えそうな人がいるか、 これから探してみますが、なかなかいませんね。

さて、誰を選ぼうか。候補はいますが、なんかいろいろと面倒くさそう。やはり西洋人の名前の時と同じようなルールにしておいた ほうが良かったかもしれないですね。よし、ルールを変えよう。

7月10日
ヘンリ −8 世の残忍な性格は頭部負傷のせい?

ヘンリ−8世が残忍な王となった原因として、頭部を負傷したことに原因があるのではないかという、臨床神経科学の 研究誌の記事があるようです。真偽の程はさておき(ヘンリ−8世、晩年頃には梅毒でやられていたという話もあり ますし)、医療系の雑誌記事には時々歴史上の人物の身体的特徴や病気についての記事が掲載されることがあります。

アレクサンドロス大王についても、首をかしげるところがよく特徴として取り上げられ、後継諸将がアレクサンドロス をまねてそのポーズをしていたとかしていないとかいった話がみられます。この首をかしげるくせについても斜頸では ないかということで、度重なる戦場での負傷が原因でそうなったのではないかという記事が海外の医学誌に掲載されて いたこともあります。

アレクサンドロス大王が実際に眼性斜頸だったのかどうかはさておき、医学誌に時折歴史に関する話題がとりあげられ ているところをみると、医者のなかにも歴史に興味や関心のある人がいるということでしょうか。歴史に興味をもつ人 の掘り起こしをはかるとすると、案外医者なんかは有望なんじゃないかと思うのですがどうなんでしょう。

7月4日
映画「オデッセイ」を鑑賞してきました。火星を舞台にしたサバイバルものです。どうせ助かるんだろうと思いながら 見てはいましたし、宇宙空間で宇宙服に穴開けると大変なことになるんじゃないか、生き馬の目を抜くような国際社会 で、あんなにあっさりと自分たちのトップシークレットレベルの技術を放出するのか(何か裏にあるんじゃないか)、 等と素人は思ってしまいましたが、どうやって生き残るための環境を作っていくのかというところ(話の序盤)は おもしろいなあと。もっとも、最初に自分が置かれた環境要因というのは個人の力ではどうしようもないところ ではあるよなとも思いました。本当に何もない環境に放り出されていたら、まず無理だっただろうなあと。

そして、ジャガイモという作物が人類の歴史上果たした役割をあらためて認識させてくれる映画でもありました。 たまたま生のジャガイモを持ち込んでいたクルーがいたことから、それを火星で栽培してなんとかしようとする、 そして水も作り出す、それによってある時点までは自給自足が出来るようになるところをみていると、気候の 厳しいところや荒れ地であっても、ジャガイモを栽培して食料を確保することで開拓を進めてきた人類の歴史 が重なって見えてきます。そして、ちょっとした災害により食料が壊滅したときの絶望感も感じられます。

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