日々の雑感(2008年10月〜12月)

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12月31日
来年は色々な意味で転機となる年になりそうです。頑張って良い年にしたいと思います。あ、このサイトの更新も出来ればやっていきたい とおもっています。はたしてどうなるかはわかりませんが。

ではでは、良いお年を。

12月28日
もう、そう言えば年の瀬ですね。ねんがじょうは28日時点では一枚も書いていないですが、その次の日に書きます。まあなんとかなると いいなあ。

来年はちょっとでも良い年になることを願っています。昨今色々大変なことになっていますが、何とかするしかないだろうなあ。

12月27日
今年の10冊を選んでから、蛇足のようなコメントをちょこっと書いているときに、ふと思いついたことを検索してみました。そうした結果、 どうしても違和感を覚えずにはいられませんでした。「ここまで大勢の人が絶賛コメントを書いているのを見ると、北朝鮮とかジンバブエ にでも住んでいるような感じが…」と言う感想も抱きましたが、「正しい=良い」ではないということはどこかで認識しておかなくてはいけ ないと思います(著者の方はそれが分かっているようですが、どうも読んだ人たちの感想を見ているとそうではなさそうな感じなので…)。

それはさておき、 「正しい」とは、
「物事のあるべき姿を考え、それに合致しているさまをいう。」と まず規定されます。 そのなかでカテゴリー分けがあり、
    [1]道徳・倫理・法律などにかなっている。よこしまでない。
    [2]真理・事実に合致している。誤りがない。
    [3]標準・規準・規範・儀礼などに合致している。
    [4]筋道が通っている。筋がはっきりたどれる。
    [5]最も目的にかなったやり方である。一番効果のある方法である。
    [6]ゆがんだり乱れたりしていない。恰好がきちんと整っている。
と分類されていきます。(以上、yahoo辞書の大辞林より)

一つの考え方ややり方があり、そこから外れていない様を「正しい」というようですが、集団によって様々な「正しさ」が存在する 時、様々な人や集団の「正しさ」が衝突する場合にどうするのか、日常生活から国際社会まで、どのような場でも常に問題になります。 ある人にとっては「正しい」事も、別の人にとっては「正しくない」ということになると、一概に正しいからその通りにしろとは簡単 にはいえないのではないでしょうか。人間の歴史において、それによってのっぴきならない状態になって戦争状態に突入してきた事は あるわけですし。言わずとしれたイスラムとキリスト教の対立しかり、フランス革命戦争しかり…。

学校のテストの正誤レベルならばともかく、お互いの人間観、人生観、世界観が絡んで来た場合、何が正しいかすぐに断定できるのは、 何かを「考えている」人ではなく、何かを「信じている」人ではないでしょうか。何かが「正しい」という場合、それをそのまま信じる のではなく、ちょっと一呼吸置いて考える、そういう風にしたい物です。何が正しいか、と言うことだけでなく、色々なことについて、 「考える人」になりたいというのが、来年の目標ですね。ここ数年、ルーチンワークばかりで、頭使ってなかったから、さびを落とす のはかなり大変だと思いますが、頑張ります。


(どうでもいいけど)最後に一言だけ。

「起きていることはすべて正しい」というキャッチフレーズを個人が唱える分には良いと思います。唱えたければどうぞ、と言うしか ないかなと思います。しかし、これを唱えるリーダーがいたら、私はそんなところからは真っ先に逃げたいとおもいます。

12月26日
さて、年末というと、新聞の書評欄でも今年の3冊と言った企画が行われていたり、ネット上でも今年読んだ本ベスト10を選ぶひとが結構 います。では、私もそろそろ今年読んだ本のなかで面白かった物を10冊選んでみましょう。

選んだ本は次の10冊です。
    澤田典子「アテネ 最期の輝き」岩波書店
    橋場弦「賄賂とアテナイ民主政」山川出版社
    トマージ・ディ・ランペドゥーサ「山猫」岩波書店(岩波文庫)
    ブルガーコフ「巨匠とマルガリータ」河出書房新社
    ロナルド・トビ「鎖国という外交」小学館
     井野朋也「新宿駅最後の小さなお店ベルク」ブルース・インターアクションズ
     高澤紀恵「近世パリに生きる」岩波書店
     クセノポン「キュロスの教育」京都大学学術出版会
     八塚春児「十字軍という聖戦」NHK出版
     佐藤昇「民主政アテナイの賄賂言説」山川出版社
他にも面白い本はありましたが、10冊選べといったらこんな所かな。やけに岩波書店の本が多いですが、それは特に意味はありません。 たまたま今年は私にとって面白い本が多かったのでこういう選択になりました。特に面白かったと思うのは「アテネ最期の輝き」ですね。 順位付けるとしたら1位かな(順位付けはしない予定です)。あと、ここに載せていないですが、ジェフリー・フォードの「白い果実」 「記憶の所」「緑のヴェール」の三部作は結構面白かったですし、岡田泰介「東地中海世界のなかの古代ギリシア」もページ数は少ない ながらも、内容はかなり充実していたと思います。そのほか、安彦良和「完全版 アレクサンドロス」は前に同じ物を読んでいるので ここに載せていないのですが、面白かったです。佐藤昇「民主政アテナイの賄賂言説」は特に長文の感想は書いていませんが、これも 読んでいて面白いと思ったので載せています。その他、ブローデル「地中海の記憶」ももういっぺん読み直してみたいと思う1冊です( 読み直してるというか、適当なページを開いて読み直していると行った方が正確ですが)。

来年は今年と比べると読書ペースも落ちると思いますが、良い本が色々と読めることを願っています。ここ数年、週刊誌の埋め草記事 レベルのどうでもいい本ばかりが売れており(何故に今更血液型本があんなに売れるのか…)、書き手についても一部の書き手が大量の 本を書いてそればかりが売れている(佐藤優、勝間和代とか…)、そんなかなり変な状態がいつまで続くのか分かりませんが、来年はもう ちょっとましな状況になって欲しいなあ。同じような本ばかりが本棚に並んでるって、それって絶対おかしいって。

12月23日
あと2ヶ月待つと、岩明均「ヒストリエ」5巻が出る。それを楽しみに待つことにしよう。

イスラエルの遺跡から、ビザンツ時代の金貨が多数発見されたというニュースを見かけました。時代は7世紀前半、ヘラクレイオス帝の 貨幣だそうですが、ビザンツとササン朝の抗争が続く東地中海世界で、ササン朝の脅威が迫る中で退蔵されたのか、はたまたイスラムの 拡大の中でいつか戻ってくるつもりで金貨を隠していったのか、そのような状況が想像できますが、実際はどうだったのかな。

しかし、見ていて気になったのは、出土した金貨がやけにきれいだったところですね。出土してからきれいにしたのかもしれませんが、 あのころのビザンツの金貨ってかなり薄っぺらかった記憶があるのですがどうなんだろう。

12月17日
ここのところ、色々と忙しく、ここの更新はしてませんでした(読書コーナーの更新はしていたのですが)。まあ、そんなかんじです。

そろそろ、今年読んだ本の中で面白かった本をいくつか挙げてみようとおもいます。とはいえ、だいたいはトップページからいけるブログで 感想文を書いている物からえらばれることになりますが。

選ぶとしたら10冊ほどになりますが、何を選ぼうかなと思案中です。だいたいは決まったのですが、一部変えようか、それとも12月中に当たり を引くかもしれないからそれまでまとうか、そんなことを考えているうちに新年を迎えたりはしないようにしたいですね。

12月6日
世の中、魚を煮るのが下手なんだろうなあと思われる人たちが大きな顔をしている今日この頃。そんなに突っつき回していたら駄目に なってしまいますよ。

そんな愚痴はさておき、そろそろ忘年会シーズンですね。私の職場でも忘年会はありましたが、今回はずいぶん美味しい物が食べられたなあ。 いつもいつも霜降りの肉でしゃぶしゃぶなんて食べられないので、こういうときにしっかり味わっておきたい物です。個人的には霜降りより 赤みの方が好きだったりしますが、しゃぶしゃぶなら霜降りも良いなあと思います。油があるけれど、お湯にくぐらせると少しは抜けます。 あと、しゃぶしゃぶでもそうですが、鍋で食べると野菜も結構とれるのが良いですね。だからといって何でもかんでも放り込むと味が大変な 事になってしまうこともあるので、注意は必要だと思います。

最近、「アメリカの黒人演説集」(岩波文庫)という本を読みました。この本はアメリカ独立後、19世紀から21世紀まで、アメリカの黒人( 牧師や政治家、活動家、作家といろいろな人がいます)の演説(長さは色々あります)を21本掲載しています。21本の演説は言葉巧みな物( オバマの演説なんかは巧さは感じますね)、とにかく熱く激しい物(マーカス・ガーヴィやマルコムX)、かなり前向きな感じを与える物( キング牧師)、なんかひねって小難しさを感じる物(トニ・モリスン)、単純素朴だけれどストレートに伝わってくる物(ソジャーナー・ トゥルース)などなどが掲載されていますが、この中で特に読んだ方が良いなあと思ったのは7月4日が黒人にとってどのような意味を持つのか を述べたダグラスの演説です。7月4日というと、アメリカ独立記念日であり、人類の高邁な理念をうたったアメリカ独立宣言が発表されました。 しかし、そのような立派な宣言を発表して独立したアメリカにおいて、黒人たちは奴隷として酷使され、白人はそれによって利益を上げている 状態は全く変わらず、さらに黒人たちは劣悪な境遇に身を起き続け、権利も持たずに暮らし続けていました(キリスト教の牧師たちも奴隷制に 反対していない状態でした)。そのようなアメリカの偽善・欺瞞を厳しく指摘したのがダグラスの演説ですが、この文庫の中で一番長い演説で あり、現状への怒りと未来への希望を感じさせてくれる物でした。そのような熱い演説がある一方で、ブッカー・T・ワシントンの正直なところ しょうもない演説も載っていたりして(なんか卑屈…)、色々な考え方に触れられるようになっていると思います。

12月1日
今年ももうすぐで終わりです。来年からはたぶん今までと違って、そんなに好き勝手には生きられない暮らしを送ることになる はずですが、たぶん何とかなると思います。なにか証拠がある訳じゃないけれど、そんな気がする。

11月24日
気がついたら10日も雑感の更新が止まってました。まあそれはいいとして。

このサイトも、歴史関係の記事の更新があまり進まなくなっていますが、やはり公私とも色々あるとこっちには手が回りにくくなる ものですね。はたして更新はこの後出来るんでしょうか…。マケドニア史はあとペルセウスの時代だけやって終わりにしようと思って いますが、「ヒストリエ」関連のほうをどうするか…。諸般の事情で本を一杯持って行けないこともあると思うので、そうなったら 更新はかなりスローペースになるかもしれません。まあ、どうするかはその時考えます。

11月14日
ちょくちょく日記を読ませていただいている方のここ数日の記事を読んでいて、ふと気になったのですが、日本サッカー協会会長が 言うところの「ベストメンバー」って一体何なのでしょう?ベストメンバーをそろえていなかったとして千葉と大分は非難され、同じ 状態だった磐田は何も言われないのはなぜなのでしょう。その辺りが一寸気になっています。

サッカークラブは彼にとってはかつて扱ってきた自動車と同じような「商品」であり、サポーターはお金を落としていく「客」である とどこかで思っているような気がします。確かに、良い商品にお金を払いたい人が多いと思いますし、少しでも良い商品を提供したい と思うのは「経営者」(サッカー協会会長が経営者なのかはさておき)として当然のことと思われます。

しかし、彼が今まで扱ってきた自動車と違ってサッカーチームはその時々によって選手のコンディションも変化があり、けがで出られ なくなったり不調に陥ったりする選手も出てきます。そのようなときは代わりの選手を投入することになるわけですが、それによって いままで出場機会が全然なかった選手が出てくることもあります。そして、どの選手を試合で使うのかをもっとも熟知しているのは 現場の人間であり、日本サッカー協会会長ではありません。にもかかわらず、チームのありかたに口を出すというのは理解に苦しみます。

あるいは、彼がとがめ立てをしなかったジュビロ磐田の事例からの推測ですが「ベストメンバー」とは有名選手が何人も名前を連ねて いるメンバーのことなのかもしれません。今回問題になっている天皇杯では、磐田はゴン中山、名波がいました。千葉と大分の選手に ついて知っている人の数より、この2人を知っている人の数は多いと思いますが、ここのところこの2人は先発として試合に出ていない 事のほうがおおいです(ちなみに「ベストメンバー」規定は直前5試合で先発出場している人です)。その他のメンバーも直前5試合で 先発していた人はほとんどいない(2人だけ)ということも言われています。そうなると、ベストメンバーじゃないといって責められる べきは千葉ではなく磐田ではないかと思いますが、サッカー協会会長にとってはそうではないようです。要はサッカー協会会長にとって 「ベストメンバー」とは、そのチームの現状から見た「ベストメンバー」ではなく、客が呼べるメンバーではないかと思うに至りました。 どう考えても本末転倒な考え方だと思うのですが、どうなるんでしょう。確か今日処分が決まるって話があったけれど…。

11月9日
新宿でレッドクリフを見に行ってきました。それにしても、まさかあんなに人がいるとは思いませんでした。満席だったし…。

映画は「赤壁の戦い」に至る前の出来事をあつかっています。関羽・張飛・超雲の活躍する場面が結構目立っていたなあ。あと、 周喩があんなアクションをする展開だとは全く思ってませんでした。ちなみに、中村獅童は甘寧をモデルにした架空キャラを えんじていました(海賊上がりというところからしてもそうだろうと…)。曹操と孫権の抱えている武将が誰が誰か分からずに 見ていたような気もしましたが、それでも結構面白く見られました。

で、ジョン・ウー作品というと「鳩と二丁拳銃」ですが、さすがに二丁拳銃は出てこなかったものの(とはいえ、途中で超雲が 両手に剣を持って闘ってるシーンがあったような気が…)、鳩は出てきましたよ、ちゃんと。

11月6日
本屋に行ったところ、ギリシア史の新しい本が売っていたので買ってきました。電車の中で読み始めましたが、かなり読みやすい一冊 でした。そのうちうちの読書コーナーに載せておこうかな。それにしても、山川出版社から違う著者でギリシアの賄賂に関する本が2冊 もでるとは思いませんでした。

興亡の世界史「オスマン帝国500年の平和」について、扱っている時代の範囲といいオスマン帝国の概説書であることといい、現代新書の 「オスマン帝国」とかぶっていると言うことが気になって、久しぶりに現代新書を引っ張り出して眺めてみました。読み比べてみると、 やはり16年という年月は大きいかなという気がします。確かに「オスマン帝国」は良い本だと思いますが、スレイマン大帝の時代以降は あまりしっかり扱われていませんし、概説書としてこれからは「オスマン帝国500年の平和」を薦めた方がよいかもしれないと思いました。

11月3日
最終日に神保町の古本祭に行ってきました。最終日ということもあってか、個人的には欲しい本はあまり見あたらず。もっとも、あった としても、置いておく場所があまりないので沢山は買えませんでしたが…。そんななかで1冊だけ購入してきました。それをいつ読めるの かはわかりませんが、後日の楽しみということでとっておこうと思います。

10月26日
上野で「大琳派展」を鑑賞後、科学博物館で菌類についての講演を聴き、それから新宿にいて「ブーリン家の姉妹」をみてきました。

「大琳派展」はとにかく混雑が凄かったため、あまり落ち着いてみることは出来ませんでした。しかし、一寸見た限りでも、なかなか 見応えがありました。風神と雷神だけがクローズアップされている感じもしますが、他にもいろいろと来ていますよ。風神雷神図が4つも 展示してありましたが、色遣いとか様式がちょこっとずつ人によって変わっている事がよく分かりました。

菌類についての講演会は、とちゅうちょっとうつらうつらしてしまったものの、内容は面白かったです。これを聞く前に「菌類のふしぎ展」 を見に行っていたため、それもあって話の内容は良く理解できたかなと思います。

「ブーリン家の姉妹」はなかなか面白かったです。アン・ブーリンに姉妹がいたことはどうやら史実みたいですが、姉妹で一人の男を取り合う ようになるって、きついなあ…。所々わかりにくいというか、アンの弟と弟の奥さんの関係がなんだかいつどうやってあれほど険悪になったのか 見ていて分からなかったなあ…。

10月22日
新宿にて「宮廷画家ゴヤは見た」を鑑賞してきました。ゴヤの目を通して近代スペインの社会を見ていく映画でもあり、異端審問を 推敲する神父からナポレオン側について舞い戻ったりといったロレンソの波瀾万丈な人生映画でもあり、人生を狂わされたイネスの 物語でもあり、とまあ色々な物が詰め込まれている映画でした。一寸焦点が絞りにくい映画でしたが、フランス革命〜ナポレオン戦争 の頃のスペインを扱った映画ということで、見ておいても良いかなと思います。

そう言えば、気がついたらサイト開設から5周年目を迎えました。あっという間だったなあ。あまり歴史記事の更新をしていないかわり、 本と雑感はまめに書いているので、そちらを見てもらうしかないかなあ。

10月18日
本日は吉祥寺バウスシアターにて久しぶりにレイトショーの映画を見てきました。みたのは元FC東京のエース、アマラオ選手を扱った ドキュメンタリーです。空いているだろうなあと思って映画館へ行ってみると、なにやら人があふれています。聞いてみると、どうやら 監督舞台挨拶+アマラオ本人が来ることになっていたらしく、それを目当てにこれだけの人が集まったようです。しかし、アマラオ本人の 体調不良により来られなくなったとのことで、舞台挨拶は監督(若い女性でした)だけでやっていました。

作品はアマラオのサッカー選手としての歩みを幼少期から今まで、関係者のコメントや昔の映像(ブラジル時代の映像あり)、そして アマラオ引退試合の様子などを見ることが出来ました。いやはや、アマラオは本当にサッカー好きなんだなあ。そして、FC東京以外の チーム(湘南、高崎)でもファンに愛されていたようですね。現在子供たちにサッカーを教えているアマラオですが、彼の経験や情熱が いかされることを願います。

10月17日
夕方になってから、上野の科学博物館で開催中の「菌類のふしぎ」展を見に行ってきました。菌類ということで、キノコやカビに関する展示 が中心になりますが、そこは最近の展示は色々取っつきやすいように工夫がなされています。なんといっても、いまは「もやしもん」があり ますから、それとタイアップして展覧会会場には「もやしもん」キャラが至る所に…。人形があったり、展覧会のいろんなところにこっそり 作者直筆であろうキャラの絵が描いてあったりします。展覧会自体は至ってまじめな内容ですが、かなり見やすい展示になるように工夫が なされているので、見に行くと結構楽しめます。また、展覧会にしては珍しく写真撮影ができるので、キノコの標本(樹脂をすわせた物)を 撮影したり、会場の様子を写真に撮る人が結構いました。会場の最後のほうには、「もやしもん」のガシャポンが置かれていましたし、さら には原画まで展示してあったりと、「もやしもん」をフル活用した展覧会になっていました。

10月16日
そういえば、もうすぐ神保町の古本祭りが始まります。今年は果たしていけるんだろうか。たぶんどっかの日の午後にでもいければいいかなと。 11月3日まで一応あるようなので、その日の午後にさっと見てこよう。

最近は図書館で本を借りてきて読む事が前より増えました。前はどんどん買っていたのですが、置き場所がないので、極力買う量を控えながら、 色々読んでいくしかないため、図書館に色々な本をリクエスト(他館から取り寄せてもらったり、購入してもらったり)しています。しかし、 ものによってはリクエストしてから3ヶ月くらいかかってようやく本が届いたりすることもあるので、調べ物で本が必要なときは気をつけないと いけないときもあります。本当に必要なときには来なくて、用済みになってから届くというのでは困るのですが…。

そんな図書館ですが、自分が必要な本がなかったりしたときにはどんどんリクエストを出して入れてもらっているうちに、まるで自分の家の 本棚のような感じになっていたりして。ベストセラーやはやり物を何冊も置くお金があったら、もう一寸色々な本を入れて欲しいと思うので、 がんがんリクエストを出しているので、そういう風になる可能性も無きにあらず…。

それと、最近は夜遅くまでやっている図書館もあり、そう言うところは仕事帰りに立ち寄りやすいので助かっています。午後5時閉館だと勤め人 は休日しかいけなくなりますが、夜遅いとそう言う心配をしなくて善いですね。図書館ではたらいている方にはご迷惑をおかけしているような 気がしますが、夜遅い方が利用しやすい人も多いでしょうし、利用してくれる人は増えるのではないでしょうか。

10月7日
3日の雑感で取り上げた新宿のベルクですが、現在家主のルミネエストから立ち退きを要求されています。曰く「ファッションビルだから 飲食店は不要」と言うことですが(そう言ってる割に7・8階のレストラン街リニューアルしてるし)、ファッションビルじゃなくて ファッショビルの間違いじゃないのかねえ…。なんか最近また立ち退けと言われているようですが、1万人分の署名(私もしました)や、 ベルク本の評判も全く関係ないんでしょうか。

それにしても、ルミネエストのターゲットになっている20代の男女って、あんな程度で満足するんでしょうか。もしそうなんだとしたら、 ちょっと色々心配になってきます。小金持ってるなら駅ビルのレストラン程度で満足してちゃいけませんよ。もっと探さないと。安く すますのならベルクに行きましょう、ベルクに。コストパフォーマンスでいったら絶対お得だし。

10月3日
日々の雑感の9月までの分をバックナンバー化しました。

本屋にて新宿「ベルク」の店長がベルクについて書いた本を購入してきました。新宿駅東口すぐ側で「はやい・やすい・うまい」を きちんと実現していられるのはなぜか、なぜベルクを始めたのかといったことが書かれています。この機会に是非買って読んで欲しい 本です。で、読んだらベルクに行って飲み食いしていって欲しいなあと思います。

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