日々の雑感(2004年4月〜6月)

通常の「日々の雑感」

6月26日
この日は、新たな料理店の開拓のために色々と見てきました。そして結局たどり着いたのは西武新宿駅近くの ロシア料理屋でした。おいしい料理とワイン(ただしグラス1杯)などを堪能し、ロシアンティーも注文して 楽しんできました。しかし、こういうお店はできれば複数で行きたいものですね。予約もなしに一人でいくのは ギャンブルですし、やはりちょっと入りにくいかな、というところはあります。ま、でも、これによって美味しい お店がまた一つ見つかったからよしとしよう。居酒屋ではないので一品あたりの値段は結構張りますので、それ なりの準備はしておいた方がよいということもよく分かりましたし。

6月23日
ある場所での占いの結果・・・

ひでさんのサイトは イロモノ サイトです!
あなたのサイトは、イロモノサイトの可能性が高いです。
もしかしたら、あなた自身は、正統派をめざしているのかもしれませんが、その視線が独特すぎるため、
結果的にイロモノになっています。
そのため大ヒットはしないかもしれませんが、一部の濃い人たちには、人気を得るでしょう。
よかったですね。

イロモノサイトですか・・・・。よけいなお世話だ(笑)。というわけで、今後もよりいっそう濃いサイトを めざしてがんばります。

6月20日
今日は髪を切って、その後町をうろちょろしてきました。しかし蒸し暑くなってきましたね・・・・。梅雨は どこにいってしまったのでしょう?西日本は台風だというのに、東京では雨がふるようすはみられません。 最近ギリシャ料理屋に行ってみたいと思う今日この頃。表参道に一軒あるので、帰りにでも寄ってみようかと おもっています。しかし一人で行くと多分量が多いだろうし、予約撮っていった方が確実だろうから1人より 複数の方が良さそうだし・・・。

6月17日
久しぶりに飲んできました。何気なく途中下車したところで、ふらふらっと立ち寄ってみたお店でしたが、 料理もおいしく雰囲気も結構良いので、また近いうちに立ち寄ってみようと思っています。たまにはこういう のもよいものです。ただ、ちょっと食べ過ぎたか・・・。

6月13日
早速昨日購入してきたDVDを見始めました。「モンティ・パイソン」はテレビ放映全45話を一気に見るのは無理 なので、少しずつ見ています。バカ歩きや異端審問をみては笑っています。あとは「時計じかけのオレンジ」も 買ったので、早速見ました。本当にこれって30年前なのでしょうか。なんとなく最近の日本で同じような事件が 起きては3面記事にのっかっているような・・・。しかし、色々と怪しい言葉が登場するので、時々これって何だろう と悩むことがあり、それで気がつくと話が進んでしまっていることもあります。しかも、原作にはさらに続きがある らしいし・・・。アンゲロプロス全集はまた別の日に見ることに決定しました。これはさすがにヘヴィーですから・・。 その他、「エルミタージュ幻想」というサンクトペテルブルク建設300周年を記念して撮影された映画も見ました。 90分1カットということばかりが話題にされていましたが、エルミタージュの宮殿や部屋、そこに展示されている美術を 堪能したり、過去と今を行き来する中で登場する人々を見て楽しむ映画だろうなあと思います。ロシアの歴史について 詳しいと、見ていてより楽しめると思います。

6月12日
本日仕事帰りに、なぜかDVDを大量に購入してきました。「モンティ・パイソン」のテレビ版全部とか、 テオ・アンゲロプロス全集1とか、その他色々・・・。今日一日で一体いくら使ったんだろう。まあ、これから ゆっくり楽しむと言うことで。

その後、「パッショ ン」 を見に行ってきました。最後の晩餐からキリストが磔にされるまでの間を描いた映画で、なんでもアメリカでは これを見てショック死した人や、悔い改めて自首した人がいたそうです。しかし自分にとっては特にそのような感慨 もなく、とにかく痛い映画だなあと思ってみていました。あそこまでやられたら見ている方も痛くなるよな・・。 それ以外は特に感動もせず、なるほどねえ、って感じで見てきました。あまりおもしろい映画ではないと思うけど、 どうなんだろう。

(追記):どうせなら、同じキリストネタの映画であれば、「ライフ・オブ・ブライアン」の方を見てみたいです。 モンティパイソンの作品で、これはDVDにもなっていないようですが、是非出してほしいなあ。かなり問題作だとは 聞いていますが、そうなるとますます見てみたい。

6月6日
今日は久しぶりに映画を見に行ってきました。見てきた映画は、「パリ・ルーブル美術館の秘密」と いうドキュメンタリータッチな映画です。効果音などもほとんどなく、淡々とルーブル美術館における展示品の 管理や準備の様子を書き出している作品です。美術館の研究員や職員の美術に対する造詣の深さと、掃除 や荷物を運ぶ仕事をしている人々のそうしたものに対する関心のなさがかなり対照的にかかれているように 感じました。ちなみにあまりにも淡々と進むため、よほど美術に興味や関心のある人でなければ見ても眠り に落ちるのではないかと思われます。一方、古代ギリシアやローマの美術を展示している部屋がかなり写 されているため、その辺に興味のある人は見ると結構楽しめるのではないかと思われます。ルーブル美術館 の様々な美術品が登場するので、美術ファンであれば、ここにこんな作品があるのかと感慨も新たなのでは ないでしょうか。

6月4日
本日夜10時過ぎに、ようやく帰宅できました。ふぅ、疲れた・・・・。
というわけで、本日はまともな更新は無理そうです。東京を離れて、色々とかわった体験ができましたが、 やはり家以外のところは疲れます。

6月2日
映画「トロイ」は結構好評なようです。何となく微妙な感じではあるのですが、まあ良しとしましょう。これで 転けていたら、今後この手の映画を作りにくくなるし、日本で上映されにくくなってしまうでしょうから。 「トロイ」の好評に乗ろうというのでしょうか、全米では2004年11月公開(日本では2005年公開予定)の "Alexander" のトレイラーがもう公開されていました。早速見てみましたが、なかなか迫力ありげなかんじです。

で、これはeiga.com で見た情報ですが、監督のオリバー・ストーンはアレクサンドロス大王の映画をつくろうと 思ったきっかけは、ロビン・レイン・フォックスのアレクサンドロス大王を読んだことだったそうです。彼は レイン・フォックス教授を歴史アドバイザーとして招き、いろいろ仕事をしてもらったそうですが、教授がその アドバイス料として求めたものは、アレクサンドロス大王の騎兵の一人として出演させてもらうことだったそう です。ノーギャラ、ノークレジットでもマケドニア騎兵の扮装をして、騎兵の一人として参加することができた 教授はご満悦だったとか。ちなみに、レイン・フォックス教授のアレクサンドロス大王の伝記は英語ではペンギン のペーパーバックにはいっていますし、邦訳もあります(邦訳は上下2巻、計6400円くらい)。興味がありまし たら、ぜひどうぞ。

明日とあさっては所用で家を離れます。その間は更新や返事はできませんのでしばらくお待ち下さい。

5月29日
とりあえず山場はあっさりとこえてしまいました。おかげで今はゆっくりと過ごしています。最近少しばかり 食事療法?らしきものを始めてみました。うん、なんとなく具合が良くなってきたかな。ここのところ脂っこい ものばかり食べていたから、気をつけないといけないのはわかっていても、ついつい食べてしまうもので。

サイトを開設してから早いものでもう7か月以上が経過しています。その間、いろいろありましたが、大分サイト の中身が充実してきました。中心となっているのはマケドニア史およびヘレニズム史ですが、こちらは結構順調に 進んでいます。一方、世界史の色々な分野を扱おうと思いつつも、こちらに力を注ぐことがほとんどで、実際には あまり他分野の歴史について記事を書く暇はありませんし、実際に色々な本や資料を読む時間もないのが現実です。 しかし、マケドニア史以外のコーナーの充実をはかることも必要であるとも思います。う〜ん、難しいなあ。

アイデアとしては、最近「春秋左氏伝」が復刊になり、それを手に入れたので、その辺で何か書いてみようかとか、 ずいぶん前に購入した李舜臣「乱中日記」を使って何かやろうかとおもってみたり、書籍コーナーに秦始皇帝の本を 紹介しているので、秦についていろいろ書くのも良いかなと思ってみたりしますが、いかんせん漢文をここ10年近く 全くみていないので読めなくなってしまっているという問題があります。ほかの時代や地域についても当然関心は あるのですが、いかせん手もとに資料や書籍がないので・・・・・。ああ、どうしたものだろう。

5月26日
どうやら今日は徹夜仕事になりそう・・・。あぁ、ゆっくり眠れる日はいつくることやら。はたして無事に 明日を迎えられるんだろうか。

5月22日
ようやくMacOSXのセキュリティパッチがでました。これによって何とか今回の深刻な問題は解消されましたが、 どうもここのところアップルのやっていることはおかしいのではないかと思われることがあります。以前は セキュリティパッチを10.3でしか出さないなどと行ってみたり(結局周囲から囂々たる非難をあび、10.2用の セキュリティパッチもでましたが)、セキュリティ関係の勧告を無視したり、どうも企業としての姿勢を疑い たくなることが色々とあります。ただでさえシェアが少ないのだから、そのわずかなユーザをもっと大事にして ほしいものです。

今日は仕事帰りに映画を一本。今更ながら、「花とアリス」を見に行ってきま した。ハナとアリスという2人の女子中学生は昔からの仲良し、いつも一緒にじゃれていて、同じバレエ教室、同じ学校に かよっています。ただし性格はかなり違っていて、かなりサバサバした感じのハナと、一見おとなしいアリスといった 形に分かれます。そんななかでハナは一人の男子高校生宮本にはかない思いを抱き、尾行しては写真を撮り 溜めています。そして春を迎え、二人は同じ高校に進学、そしてそこは宮本も通っている学校でした。そしてアリスは スカウトされて色々オーディションを受けるようになりますが、なかなか自分を表現することができず、オーディションに 落ち続けています。一方のハナは宮本と同じ落語研究会に入部します。そしてある時、落語に熱中する宮本がシャッターに 激突して気を失い、宮本が目覚めたときにハナは宮本が記憶喪失っぽいのを良いことに、実は自分に告白したんだと嘘を つきます。そしてこれをきっかけに宮本とハナはつきあい始めます。しかし、ハナの家のパソコンの中から過去 に撮り溜めた写真が宮本に発見されると、こんどはハナはアリスもその嘘に巻き込んでいき、アリスは宮本の元彼で、 今はハナとつきあっているのだという話を作っていきます。そして記憶喪失と言うことにされた宮本の思い出づくりに アリスも協力するようになるのですが、いつしかアリスも宮本のことがなにやら気になるようになり、奇妙な三角関係 がうまれていきます。結局この関係は、アリスが思いで作りの最中に注文したところてんがきっかけで嘘がばれ、話は 終盤に向かっていきます。結局アリスは宮本から手を引き、宮本はハナとつきあうことを選ぶことになります。

ハナとアリスという昔からの仲良し2人の関係に宮本という新たな要素が加わり、今までの関係が少しずつ変わっていき ます。そしてこれはハナ、アリス、そして宮本の3人を少し成長させることになります。物語の前半にみられるハナとアリス の関係は仲良しというか、一緒にじゃれ合ってくっついたままで、お互いが何となく一体化しているように見えますが、 奇妙な三角関係を通じて、お互いを別々のものとして認め合いながら仲良くする関係に移行していきます。またアリスの ほうでは、今までうまく自分を表現できなかったけれど、自分を表現することができるようになっていきます(終盤の バレエシーンはなかなか良かったと思います)。そして、実は宮本もそれなりに成長したのではないかと思います。正直 なところ、彼はかなりなよなよとした感じの男で、かなりサバサバした感じで活発なハナと一緒にいると、どちらが年上 か分からない状態になっています。しかし、いつもハナに引っ張られてついて行くだけで自己主張はほとんど無い宮本 でしたが、最後には自分の口から、自分の意志としてハナに思いを告げることができるようになります。物語の中心は このようなハナとアリスの成長物語なのですが、話としてはなかなか笑えるところもあり、期待していた以上におもしろい 映画でした。

5月18日
今度はosXに深刻な問題があることが発覚したとか。どうしたMac?何が起きているんでしょうか。というより、 はやいところセキュリティのアップデートをしてほしいものです。ついでにOS10.2.8用のSafariやJavaも新しく してほしいけれど、しないんだろうなあ・・・・・。
そうはいってもウィンドウズにくらべたら問題は少ないので、当分Macを使い続けることになります。ただ、いい 加減Pantherにアップグレードしようかともおもっています。でもそうすると、今度は10.4がでるんだろうし、 どうしたものか。

5月17日
先日の雑感でも取り上げたMacOSXに感染するというウイルス(トロイの木馬)は実在するようです。やれやれ、 どこの誰がそんなやっかいなものをばらまいたんだか・・・・。しかしそんなものがつくられるということは、 それなりにOSXも広まっているのかも・・・・。
こ ちらを参照

「人形の秀月」が倒産。
そういえば最近コマーシャル見なくなったなあと思っていたら、こんなことになっていたのですね。たしかに 昨今の少子化や住宅事情、意識の変化などを考えるとこの手の業種が生き残るのは大変だなあと思ってはいまし たが・・・・。そういえば今、ひな人形や五月人形を飾っているうちはどれくらいあるのでしょう。飾らない家 の方が多くなっているのではないかと思いますが。

5月15日
今日は久しぶりに映画を鑑賞。見てきたのは「トロイ」で す。いや〜、 やはりハリウッドで映画を作ると歴史もののみならず伝説や神話のたぐいもこうなってしまうのかと、ちょっと あきれております。やれやれです。感想はこちら

5月14日
たまには取り留めないことでも色々と。

Zガンダム映画化
う〜む、いったい誰がこれを見るのだろう・・・。なぜこれが今になって映画化されるのか、どうもその意義がわかり ません。なぜ?これもやはり昨今のリメイク・リバイバルブームの一つなのかとも思いますが、果たしてどれだけの人が 見に来るのかなあ。Zガンダムは作品としての評価は高い(一部には一番最初のガンダムより良いという人もいる)けれど、 途中から話しについて行けなくなった人もいるようですし、終盤に主要キャラを大量に死なせたりするところがいやだと 言う人もいる作品ですから・・・・。
Macにウイルス
今のところ、P2PやMP3といったものと縁がないので、大丈夫だとは思うけど、どうかな・・・。しかし、この会社以外 には全く報じていないところをみると、もしかしたらこの会社が名前を売るための自作自演だろうかと邪推したくなり ます。実際に こういう記事もあるので、この会社が自分たちの宣伝のために何かやったんじゃないかとも思えてきます。
ジェットコースターはほどほどに
まあ、あれだけのスピードとGがかかる乗り物ですから、どっかしらおかしくなるとは思うけれど、気をつけた方が よさそうですね。しかし、乗りすぎる以前にあの手の乗り物に1日で何回も乗ると言うこと自体私には無理ですが。 一度で十分です。

5月9日
現在、ジュラッシックパークを鑑賞中。翼竜って羽ばたくんだったっけ・・・? そう思って、ちょっと調べてみたところ、翼竜にはグライダーのように滑空して飛ぶタイプのものと、 羽ばたいて飛ぶことのできるタイプのものがいたという説もあるようです。ふつうは翼竜は滑空しかできないと 言うように聞いていますが、真相はいかに。

5月8日
そういえば、最近このコーナーは映画の感想コーナーになりつつあります。だいたい、ネット上で政治的なネタを書く 趣味はないし(妙なことを書くと管理が面倒になるんで・・・)、あまり色々なところを食べ歩いているわけでもないし、 なかなかネタがないなあ。何となく頭がぼーっとしてあまり考えがまとまらないというかなんというか、微妙な感じです。

5月6日
ゴールデンウィークはごろごろして過ごして終わってしまいました。天気もあまりよくなかったですし・・・。で、本日 は何を思ったか仕事帰りに「CASSHERN」を見てきました。良くも 悪くも(むしろ悪い方がおおい)評判になっていますが、ここはやはり実際に自分の目で見てこようかと思いまして。で、 映画館にいってみると、結構客がいるようなすいているような微妙な感じでした。アニメ「新造人間キャシャーン」を ベースに、設定を色々変えて作った映画ですが、対テロ戦争というのがかなり取り上げられているところが最近の風潮を 反映している感じでした。ブライキングボスら新造人間の誕生シーンはフランケンシュタインのようだというコメントが 某所でありましたが、たしかに新造人間が生まれるシーンはフランケンシュタインが生まれるシーンとかなり似ています。 映像は全編にわたってCG処理が施され、白い色のものがきらきら輝くような感じで移されていたり、役者も多分CGで かなり処理されてるんだろうなあという感じになっていました。そういう映像はさておき、物語の方ですが、どうも浅い というか、「人はなぜ戦うのか」というテーマ自体は別によいと思いますが、どうもその辺の所も掘り下げ方が浅いなあと いう印象がぬぐえませんでした。「人はなぜ戦うのか」というテーマ以外にも色々な話(父と子の対立、環境問題など) が詰め込まれているので、どうも駆け足になっているようで、何となく消化不良の感が否めません。キャラクターに関して は正直なところ、どうもなぜそのような行動をとるのか、なぜそのようなことをいうのか、余りよくわからないと言います か、あまりキャラクターの性格がつかめぬまま見ていました。物語を楽しむといった点では色々不満もありますが、映像は きれいだと思います、はい。

5月1日
仕事帰りに映画を一本。「ゴッド・ディーバ」と いう作品を見てきました。 近未来のニューヨーク、そこはレベル1から3までの階層に分かれ、人間、異星人、ミュータントが混ざって暮らす世界 であり、人間たちも人体改造などをいろいろと受けている様子がみてとれます。そこでは大企業ユージェニクスが裏で力 を持ち、最下層のレベル3の人々を連れてきて、違法な人体実験を繰り返しています。そのような人々の中に青い涙を流す 美女ジルもいました。一方、ニューヨーク上空に突如出現したピラミッドからは死刑宣告を下され、7日間の猶予を与え られた古代神ホルスが、同じく上空に浮かぶ空中刑務所からは30年の冷凍睡眠から覚醒した政治犯ニコポルが、地上世界 にやってきます。ホルスはある目的を持ってジルに接近しようとしており、そのためにニコポルの体が必要となり、彼の 体に憑依することになります。その目的というのがどうやら死刑になってしまう前に、自分の子供を残すことのようです。 しかしこの間にニコポルもジルを愛するようになり、いつしかジルとニコポル、ホルスの「三角関係(?)」ができあが っていきます(力関係で言ったらニコポルはホルスに全くかないませんが。なんせ相手は神だし)。CGで表現された町並み などの映像はよいのですが、どうもストーリーが一度みただけではよくわからない作品でした。もう一度みるか、どう するか、それが問題です。
その後東京に出て、本屋によって買い物をしてきましたが、なぜか5月10日発売予定の講談社学術文庫が古書店に並んで いました。これはいったいなぜだろう、とおもいつつ、ほしいと思ったのですぐに購入してしまいましたが。どうやったら まだ発売されていないはずの本が古本屋にならぶのでしょう。今日は不思議な映画を見たり、まだでていないはずの本が手に はいったりしただけではなく、駅で職場の先輩にばったりでくわしたりと、何か不思議な一日でした。

4月30日
昨日になりますが、夕方になってから何となく映画でも見に行きたいなあと思い、近場で何かやっていないか探して 「オーシャン・オブ・ファイヤー」をみてきました。 物語はネイティブアメリカンと白人の混血フランクと愛馬ヒダルゴがアラブの首長が主催する長距離レースに挑み、 これに勝利するというメインストーリーに、ちょこっと陰謀めいたものが絡んでくるというお話です。周りの評判 があまりよくなかったので、どうしようかと思いつつ自分の目で確認しようと思ってみてきましたが、思ったより おもしろかったです。主人公のキャラクター設定がなんとなく「ラストサムライ」のトム・クルーズっぽいかなあ と思わされるところがあります。先住民虐殺に心ならずも関わってしまい、トラウマになっている所や、訪れた地 ではじめは異文化と衝突しつつもそれを徐々に理解していき、現地の人と友情が芽生える所などはそのような感じ がしました。レースの方は競馬と違って全速力で競り合うようなものではなく、ただひたすら過酷な自然に耐え ながら先を進んでいくというものなので、それほど迫力というものはなかったですが・・・。

4月27日
ちょっとサイトの構成をいじくってみました。従来、「手に取った本たち」のコーナーは一つのファイルに著者名を 五十音順にして掲載していましたが、最近冊数が増えてきたために少々見づらくなってきました。そこで著者名をア行 からワ行までのグループで分け、それぞれを別ファイルにしてみました。行によっては本があまり入っていないところも ありますが、前よりは見やすくなったかな。

4月24日
今日はようやく「東京国際ブックフェア」に行ってきました。今日から一般公開で、大勢の人が押しかけていました。 しかし、何となく昨年と比べると本の数が減少したような気が・・・・。結局ほしい物は特に見あたらず、そのまま 会場をあとにしました。
そしてその後、有楽町に出て「Kill Bill vol.2」を鑑賞し てきました。いちおう前回からの続きと言うことなのですが、 前の作品とはちょっと雰囲気が違うような。やっぱりインチキな日本のシーンが無かったと言うことも関係するのでしょうか。 しかし、第1部では明らかにならなかった過去の話(結婚式当日ではなく予行演習の場で襲撃されたことや、中国拳法の修行 シーン、そしてダリル・ハンナ扮する隻眼の殺し屋が何で片眼を失ったのか、主人公の本名などなど)がまとめて明らかに なったため、だいぶすっきりしました。今回の作品では主人公自身が倒したのはビルだけ(バドはエル・ドライバーが札束の トランクに仕込んだ毒蛇にやられ、そのエル・ドライバーは主人公にもう片方の目をえぐられてそのまま放置)ということに なります。時系列がしばしばひっくり返るところがあるのは前回と同様ですが、中国での修行シーンで板割特訓のシーンの後 に木の板をぶち抜いて危機を乗り切るシーンがくるところなどはなかなかうまいなあと思わされました。前回のような派手な チャンバラは無いですが、前回より安心してみられる作品だと思います。しかし、どうやって主人公は初めて見た小さな女の子 を自分の娘として認識できたのでしょう・・・?

4月23日
本日は、本当ならば東京国際ブックフェアに行っていろいろと本を探しているはずだったのですが、どうやら一般公開 は土曜日からのようで、けっきょくあきらめて帰ってきました。名刺2枚なんて聞いてないぞ・・・。
そのため、恵比寿に向かって映画を見てきました。前々から見に行こうと思って気になっていたドイツの映画 「グッバイ・レーニン」という映画で、ベルリンの 壁崩壊から ドイツ統一に向かう時期の東ドイツの人々が主人公・・・というとなんかおかしいかな。主人公アレックスは東ドイツ で母親と姉と暮らすテレビ修理工、母親は東ドイツに強い愛着(というか忠誠心のような・・・)を抱いています。 しかしある日アレックスがデモ隊に参加しているところを見た母親は心臓マヒを起こし、8ヶ月の間昏睡状態に・・。 その8ヶ月の間に東ドイツはベルリンの壁崩壊、東ドイツへの資本主義の流入など激動の時代を迎えていきます。 8ヶ月の昏睡状態から目覚めた母親に強いショックを与えたら命取りになると言われたアレックスは、この変化を母親が 知ったならば死んでしまうだろうと考え、母親の身の回りだけでも「東ドイツ」をのこそうとするのですが・・・。 蚤の市で東ドイツの小物を買ったり、友人と一緒にインチキな東ドイツのニュース番組をでっち上げたりとアレックスは 悪戦苦闘しますが周りは徐々に本当のことを伝えた方がよいのではと考え、とまどい始めます。しかしアレックスが母親に 本当のことを話さなかったのと同様に、母親も実は父親に関する重大な秘密を隠し続けていたのです。
なかなか笑えるところもあり、また感動できるところもあり、それでいて何となく皮肉が効いているところもあり、といった 具合で、私は見ていて楽しかったです。また、アレックスが東ドイツごっこをつづける過程で、母親よりもむしろ彼が東ドイツ に愛着を持っているように見えてきました。資本主義流入によりテレビ修理工から衛星テレビアンテナ販売員に職を変え、 日々の生活がいろいろと大変になっているなかで、昔は良かったなあという思いが強くなっていったためでしょうか?なんと 無く違うような気もしますが、まあいいか。

4月18日
今日は「ディボース・ショウ」という映 画を見てきました。 主人公は敏腕の弁護士、主に離婚や結婚に関する問題を扱っているようです。ある日やってきた一人のクライアントから、 ビタ一文渡さずに奥さんと離婚する方法はないかと聞かれ、それを見事にやってのけます。しかしそのことがきっかけで 奥さんの側が主人公に対して鮮やかな仕返しをすることになります。しかしその結末は・・・。といった感じのお話です。 最後の結末は何となくありきたりだなあという感じがしますが、気軽に笑えます。あと、弁護士事務所のボスはまるで どっかの魔術師のような雰囲気が・・・・。もうちょっと彼をいじくってみてほしかったなあ。

4月16日
本日、仕事が休みのために上野の国立博物館にいってきました。何を見に行ったのかと言えば高野山の様々な宝物が 展示されている 「空海と高野山」展です。しかし平日昼にもかかわらずお客さんが非常に多くて、ほとんどまともに展示は みられず、さらに見てみたいと思っていた阿テ河荘(テは氏の下に棒線)関連の文章がどうも後半の展示期間に ならないと見られないと言うことがわかり、なんかカタログ買えばいいやと思って適当に流してきたため、ほどんど まともに展示品を見ていないのですが・・・・。なんか落ち着いてみられる雰囲気じゃないとだめですね。カタログ でもみよう。
その後恵比寿に足を伸ばし、少し考えた結果恵比寿ガーデンシネマに行って「25時」という映画を見てきました。 大まかな話と言いますか、話自体は刑務所に収監されることになっている麻薬ディーラーが収監前の最後の1日を 過ごす様子を追いかけていくという物語になっています。刑務所に収監された後のことをひどく恐れ、自分に未来は もはや無いかのように思っている(刑務所にいる間にすべての物が無になる可能性が大きいため)主人公がトイレの 鏡に向き合ったときに世間や友人、恋人に対していらだちや怒りをぶつけ、最後に自分にそれをぶつけていく様子 と、物語の最後で父親が主人公に逃げることを勧めた直後に物語の最後で父親は主人公に逃げることを勧めた直後に続く 彼が歩めたかもしれない未来のシーンが続くは見ていてかなり痛々しかったですね・・・。全般的に、なんか切ない ような感情を抱かせる映画でした。また、この映画では主人公の他に友人2人が出てきますが、彼らも株のトレーダー として大金を動かしているがかなり危ない橋を渡っていたり、高校教師をしつつ教え子に恋愛感情を抱いていたり、 麻薬ディーラーの主人公同様かなり微妙なところにいるようです。特に主人公の送別会の場に教え子を連れて来てしまった (勝手に押しかけられたのですが・・)高校教師のその後が何となく気になります。同じ男友達3人となると、この 前に見た「ミスティックリバー」のようですが、話としてはこちらの方がよいできだと思います。しかし恵比寿ガーデン シネマのみの上映で、しかも本日が最終日だったので、みたい方はDVDでも借りましょう。

4月10日
本日は真珠の耳飾りの少女を見てきま した。舞台は17世紀オラ ンダ、 失明したタイル職人の娘グリートは女中奉公に出されることになりました。奉公先は画家フェルメールの家で、そこで 彼女はフェルメール家の家事に精を出す日々を過ごすことになります。フェルメール家は子供が6人、妻、そして家計を 切り盛りする妻の母がいる大家族ですが、フェルメールがなかなか絵を完成させないために家計は逼迫していました。 妻のヒステリー、6人の子供の喧噪の中で唯一静かな空間はフェルメールのアトリエでした。そんなフェルメールが 創作意欲を取り戻したのは、グリートが窓の掃除をしたことで光の加減が変わったことが原因でした。やがてグリート が色彩感覚に優れていることに気づいたフェルメールは彼女にいろいろなことを手伝わせるようになりり、その様子は あたかも芸術上のパートナーのような感じになっていきます。一方で彼女は徐々にフェルメールに対し尊敬と畏れの 感情を抱きつつ、親密になっていきます。そのことがフェルメール家において波紋を呼ぶことになります・・・。 そして、ある時よからぬ噂のあるパトロンからグリートもモデルにした集団肖像画を注文してきます。そして、不安に かられたグリートに対してフェルメールは「注文された集団肖像画とは別にグリートの絵を描く」と言い、グリートの 絵を描き始めます。しかしこのことはマーリア以外の家族には秘密で行われることになります。フェルメールに頭巾を 外せと言われたグリートは、青いターバンを巻いてポーズをとりますが、それでもフェルメールには何かが足りないよ うに感じられたようで、ついにカタリーナの真珠の耳飾りをグリートに着けさせようとします。当初は拒んだグリート ですが、自分自身の内面までが写し取られた描きかけのデッサンの出来映えに息を呑み、絵を完成させるために真珠の 耳飾りを着けることを決意します。しかし、この決断によって、グリートはフェルメール家を追われることになるので すが・・・・。あらすじというかほとんどネタバレですが、あまり強い印象の残る話ではなかったかな・・・。冒頭の 野菜を切るシーンや、グリートが絵の具を練っているシーンで、手元がアップで写されるシーンが一番印象に残って います。最後のあたりはどうもあっさり片づけすぎのような気がしました。
その後、本屋によって豪快に買い物してしまいました。ちょっと桁が普段と違うんで、やばいなあとおもいつつ、 それなりの収穫はありました。「渤海国」「琉球王国」「モンゴル帝国と大元ウルス」「清代アヘン政策史の研究」 「嗜好品の文化人類学」と「真珠の耳飾りの少女」の計6冊です。とりあえず「真珠の耳飾りの少女」が読み終わり そうなので、選書と文庫をとっととかたづけようかとおもっています。

4月5日
いよいよ仕事が本格的に再開、これからは大変だ・・。いろいろがんばらねば。
ということになると、今までほど映画を見ている時間はなさそう・・・。しかしそういっている割には何を見ようかなんて ことを考えている自分がいます。サイトの更新も少し遅くなるかもしれないです、って、すでにかなり遅くなっているような 気もします。とりあえずいろいろがんばるしかないかな・・・。

4月1日
いよいよ新年度のはじまりです。しかし今日はエイプリルフールでもあります。サイトによってはエイプリルフールという ことで、ちょっとしたお遊びが入っているところもあるようです。映画関係の情報を仕入れる際にしばしば参考にしている サイトにeiga.comというサイトがありますが、今 朝になってみてみると なにやら妙なことになっていました。たとえば、必見・注目作品と題して「エイリアンVSグラデ ィエーター」:紀元前のローマ。エイリアンと剣闘士の地球をかけた戦い!なんてものがあったり、もう公開延期はしたくない・「ハウルをはやくしろ!」なんて具合になっていたり、 投票コーナーには最強の魔法使いは?「ガンダルフVSダンブルドア」 中つ国とホグワーツの覇権 をかけた壮絶な戦いの行方は? 、なんてものがあります。そのほか、ニュース&噂ではニュージーランド「中つ国」へ国名変更を検討といった具合に、やりたい放題?といいますか なんといいますか、サーバのメンテナンス中で通常コーナーが休みなのをよいことにいろいろとやっているようです。ま、 これをみて本当のことだと思う人はいないと思いますが・・・・。

午後になってから、ちょっくら映画でも見てこようかと思ってちょっと出かけてきました。毎月1日は通常料金が1800円の ところが1000円になっているので普段よりお金をかけずに映画を楽しめるのですが、それもあって結構込んでいました。 見た作品は、恋愛適齢期 です。野郎一人で見に行くのはなんか妙な感じの映画ですが、そんなことは気にせずに見に行くことにしておりますので、 ふつうにチケットを買い、ふつうに館内に入って席を取ってパンフレットを眺めて時間をつぶしていました。そうこうする うちに上映時間になりましたが、客の入りは結構空席はあるけれどそれなりにいる、といった感じでした。肝心の映画 ですが、仕事に没頭する55歳の劇作家エリカと音楽業界で名をはせる60代のハリーがひょんなことから出会います(エリカ の娘のボーイフレンドがハリーだったため)。ハリーは女性は30代までというポリシーでいつも若いガールフレンドを連れ 歩く未婚の60代、そのためエリカのようなお年を召した女性は眼中にないというような姿勢をとり続けます。そんなハリー にエリカはかなりうんざりしていたのですが、そんな時にハリーが心臓発作で倒れ、病院に担ぎ込まれることに・・・。 そしてかつぎ込まれた病院でエリカは36歳の独身医師ジュリアンに出会います。ジュリアンはエリカの大ファンで、かなり 積極的にエリカを誘ってきます。一方、心臓発作で倒れたハリーはなんだかんだでエリカの別荘に居候するようになりますが、 やがてエリカとハリーも何となくよい感じに・・・。果たしてエリカ、ハリー、ジュリアンの関係はどうなるのか?といった ストーリーです。恋愛に年齢は関係ないんだなあと思わされる一方、ハリーがバイアグラを飲んでいたり、血圧を気にしな くてはいけなかったり、心臓発作の心配をしていたり、お互い近眼で眼鏡が必要になったりといったところはやはり高齢者 の現実というものを感じさせるような作りになってます。しかし、あのおわりかただと、キアヌ=リーブスがちょっとかわい そうな気もしますが、あれでいいのかなあ・・・・。

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