掲示板過去ログ(401〜500)

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500     こんにちは     あゆ  - 2006/04/19 12:53 -
管理人さん、そして掲示板のみなさん、初めまして。あゆと申します。

4年前の大学の受験勉強がきっかけでアレクサンドロスのことをもっと知りたいと思うようになり、これまでに色々と調べてきました。
ネットであちこちのサイトを覗いて調べていたのですが、最近になってこちらのサイトを発見しました。
アレクサンドロスだけでなく、エウメネスのことまで調べていらっしゃるんですね。私はエウメネスのことは、ギリシア人でフィリッポスの時代からマケドニア で書記官を務めていたインテリ野郎だったということぐらいしか知らなかったんです。もちろん、「銀盾隊」なんて名前も初めて聞きました。私は基本的にアレ クサンドロス存命時代のことしか調べていなかったので、ここのサイトは本当に勉強になります。これからもこちらのサイトにちょいちょいお邪魔させていただ きますね!

ちなみに、今アッリアノスの東征記を読んでいるんですけど、まだ読み始めたばかりで先は長いです。私にはちょっと難しい内容なのですが、じっくり読んでい こうと思います。あと、管理人さんが紹介していた本もいくつか興味のあるものがあったので、それも探して読んでみたいです。

ではこれからもどうぞよろしくお願いします(^−^)ノ

499     こちらこそよろしくお願いします     管理人  - 2006/04/16 13:36 -
>ちょく様
リンクを張ってくださり、ありがとうございます。
こちらでもサイト、ブログ双方ともリンク集に加えましたが、
紹介文はあのような感じにしてみました。

本のコーナー、特に特集をもう一寸充実させるべく現在アイデアを絞っているところですが、今日の朝日の書評にも紹介された「ヒストリアン」(エリザベス・ コストヴァ)がらみで東欧史の本なんかをまとめてみようと。但し読んでいる時間がとれれば、の話ですが・・・。あとは、一寸前に買い込んだレコンキスタや エル・シド関係(先月衛星放送で映画もやっていましたし)の特集も作れたらいいなあと思っています。それより何よりマケドニア史とエウメネスコーナーを更 新する方が先ですが。

ではでは、これからもよろしくお願いします。

498     相互リンクさせていただきました。     ちょく  - 2006/04/15 08:58 -
こちらのページでははじめまして。HP「修史官ちょくのアストロラーベ」、blog「本の海のアストロラーベ」の管理人ちょくです。こちらからも相互リン クしました!のでご連絡させていただきます。ひでさんからのありがたい依頼をいただいて感謝です!

「本の海…」の方は、歴史、トルコ、オスマン帝国以外にも興味が拡散してしまっていてトップページをご覧になられると戸惑われるかもしれません。歴史好き の方は、Categoriesから「歴史関連・歴史小説等」「オスマン帝国・トルコ共和国」を選んでいただけるとうれしいです。

今後ともよろしくお願いいたします。

497     リンクを追加     管理人  - 2006/04/15 00:13 -
「修史官ちょくのアストロラーベ」、「本の海のアストロラーベ」をリンク集に掲載。オスマン帝国史、モンゴル時代史を扱ったサイトで、歴史関係の書籍の紹 介がとても充実しています。ブログ「本の海のアストロラーベ」も書籍紹介が多数あります。歴史好き、本好きにはたまらないサイトですよ。

>Киска様
現在進行形の問題だけに、自分たちが悪いとはなかなか言い出せないのかもしれませんね。

アントンの恋敵も異人だった、とかそう言う展開になったりして・・・。

496     訂正     Киска  - 2006/04/14 00:03 -
Rebelave→ Rebeloveです。
「love」部分は英語の「ラブ」(恋)に引っ掛けているそうです。

495     ロシアとオランダはピョートル大帝の頃から相性がいいのかもしれない     Киска  - 2006/04/13 23:46 -
ひでさま、こんばんは。
「居心地のいい部屋」(チェコ映画祭2005)=「心地よい部屋」(2005チェコ映画祭)ですね。
前者は冬にアテネ・フランセ文化センター、後者は夏に東京都写真美術館で上映した際のタイトルです。
4/29〜上映の「プラハ!」は2003年のチェコ映画祭で上映された際は「レベラブ」というタイトルでした。原題は”Rebelave”(反逆する者た ち)です。プラハではなくて、国境近くの田舎町が舞台になっています。この町の卒業を控えた仲良し3人娘と軍隊を脱走した3人組の若者のラブストーリーが ミュージカル仕立てで展開していきます。一見優等生風メガネっ娘ユルチャが卒業試験前に歌う「オリバー・ツイスト」はもちろんあのディケンズの『オリ バー・ツイスト』。このあいだ日本でも公開されたロマン・ポランスキ監督の「オリバー・ツイスト」は、私は残念ながら見逃してしまったのですが、チェコも 合作に加わっており、プラハで撮影も行われていたとのこと。何だか不思議な因縁のようなものを感じます。

>「大統領のカウントダウン」
そうですね。予想していたより(危惧していたより)はずっとましな映画でした。
ロシア軍が全面協力しているというだけあって、武器とか戦車とか戦闘機とかは本物使いたい放題だったらしく、そういうのが好きな人にはたまらない作品なの ではないでしょうか。要するに「ロシア軍は悪くないぞ、チェチェンで残虐行為をしているというのは<敵>の謀略宣伝だ」と言いたい映画なのですね、という ことはあります。ただ、単純にチェチェンを悪者扱いして民族間の憎悪を煽る(例えばバラバノフの「チェチェン・ウォー」)タイプの映画よりはちょっぴり良 心的と言うか。「チェチェンが悪い」と描いているわけではないですが、ロシア側の非は一切認めていないので、チェチェンの人が観たらやっぱり怒るだろうな あ・・・。

>「ナイト・ウォッチ」の家族関係等
「ナイト・ウォッチ」原作では、アントンの家族は出てこないのです。独身で、妻子なし。アントンの若い頃って、すごく冴えない感じでしたね。逆に恋敵(イ リーナが選んだ方の男性)は、映画作品中最も恰好いい男性だったと思うので、できれば続編に出てきて欲しいです。

494     追記     管理人  - 2006/04/13 17:40 -
仕事がやすみなので準備をしようと思いつつパソコンを付けてから何もしておりません・・・・。
そのついでに、昨晩のКиска様への御返事投稿に追加でもしようかと。

>CL
ベンフィカの快進撃も遂にストップ、まあ相手がバルセロナじゃあ仕方がないところでしょう。ライカールト対クーマンの元オランダ代表同僚対決はライカール トに軍配が上がりました。で、つぎはアンチェロッティ率いるミランとバルセロナが戦うので、ライカールトにとっては元同僚との対決がまた続きます。

>ヒディンク
手腕・実績とも優れた人だけに、サッカー協会がうまくサポートできればかなりいい線行くのではないかと。ただ、色々見て回っているとOBがあれこれうるさ いみたいで、そういったところで足下をすくわれるようなことになったり、背後からの一撃を食らわされたりしなければよいのですが。。。まあ、もしそんなこ とになったらこの4年間無駄に費やしてきた日本代表の立て直しでもやってくれればいいんですが。

493     同じ物だったみたいです。     管理人  - 2006/04/13 00:07 -
>Киска様
フジェベイクの「居心地のいい部屋」はたしか昨年夏のチェコ映画祭で航海されていたのでそれを見ましたが、あれは面白かったですね。最後があんな風になる とは思いもせず見ていました。

アントンの元妻は最後の方で彼女も異人であるということが触れられています。原作には出てこない人だとのことですが、果たして彼女が次回以降どう絡んでい くんでしょうか。

で、「大統領のカウントダウン」を見てきたとのことですが、どうでしたか?なんとなくプロパガンダ・アクションっぽい感じがしてしまってなかなか足が向か ないのですが、面白いのであれば見てこようかと。

チェコアニメフェスティバルはバウスとK's cinemaの両方を行かないと全部見られないうえ、Dプロはバウスだけのようなので何とか頑張って見に行きたいところですが果たしてどうなるか。

492     チェコ・シーズン開幕     Киска  - 2006/04/12 20:37 -
こんにちは、ひでさま。
遂にベンフィカが敗退しました。シェフチェンコは好調を維持しているけど、ミランを応援するのもなんだか虚しいし。ヒディングがロシア代表の監督になると いうのはどうやらほんとうらしいですね。

>「ナイト・ウォッチ」
私も観ました。「大統領のカウントダウン」を観てから、走って隣の映画館へ!歌舞伎町ではこの4:30が初日・初回だったので、結構混んでいました。それ に、こんな大きな映画館に入るのは久しぶり。
原作とはかなり趣が違って、光と闇、善と悪の絡みは今ひとつ迫力がなかった気がします。
ええと、それでアントンの元妻イリーナ(これは原作では登場せず)は異形でしたっけ?私、見落としたかな。なんでも「デイ・ウォッチ」ではコースチャとア リサが・・・。

>チェコ映画
チェコアニメ祭2006は、プログラム前半に見られる独特の気味悪さと残酷さがやっぱりチェコだなあと思わせるけれど、私はほのぼの系が好きなので、ヨゼ フ・チャペック原画の「犬と妖精のお話」がなんともノスタルジックだったのと、「モチモチの木」みたいな展開の「ちびトラちゃん」がとても可愛らしくて、 大好きになりました。
日本で公開されるロシアアニメの作品は圧倒的にレトロスペクティヴですけれど、チェコの場合、新作も充実していますね。
ミュージカル映画「プラハ!」はレイトショー上映(4/29〜)ですが、フジェベイクの「居心地のいい部屋」同様68年物としてとても心に残るいい映画で す。ご覧になったことはありますか?この数年間で最も気に入った作品なので、実はあまり人に教えたくないです。

491     更新情報でも書いてみるか     管理人  - 2006/03/29 19:33 -
読書コーナーに紹介を2つほど追加。
「ギリシャ・ローマの戦争(一冊でわかるシリーズ)」岩波書店
「物語 チェコの歴史」 中央公論新社(中公新書)
どちらも最近出たものですが(と言うか一冊は3月28日に出た本)、
結構早くに読み終わりましたため、一応掲載しておきます。
個人的には前者はお薦めです。戦争を通じて、古代世界を見るといった趣の本ですので、マニアには足りないかもしれませんがなかなか刺激的な古代史の入門書 です。

個人的には3月13日の雑感で書いた事とも関連するのですが、 横文字文献の入門書の翻訳だけでなく、外国人の著作の翻訳であれ日本人の著作であれどちらでも良いのですが、古代ギリシア・マケドニア史の専門書も出して ほしいと思う今日この頃です。
そう言うのがあればうちのサイトのネタ本として使えますし。

490     あの角は羊だよなあ・・     管理人  - 2006/03/25 12:16 -
ラオウの兜を見て何かを書こうとしたものの、まだ書いておりません。

>Киска様
なるほど、得点経過はそのような展開をたどっていたわけですね。あの映画は果たして公開されるのでしょうか・・・・。

で、Киска様にかぎらず、私のサイトに来てくださる方で歴史のことと関係なくても何か書けそうだということがありましたら書き込みしてみてください。

489     サンチャゴ・デ・コンポステラと言えば     Киска  - 2006/03/25 09:56 -
『スペイン巡礼史』の紹介を読ませていただきまして、スペインも聖地であり、巡礼地だったのかという実に初歩的な驚きのうちに読み進めていくと、「サン チャゴ・デ・コンポステラ」の文字・・・当然ここで「→デポルティボ・デ・ラコルーニャ」となるわけです。あれですね。映画「ワン・デイ・イン・ヨーロッ パ」の第3話でハンガリー人教師が記念撮影しようとするところ。ドイツ語を解する友人に聞いたところ、あの映画でのデポルティボ・デ・ラコルーニャとガラ タサライとの試合経過は、バレロン(2点)、ハカン=シュキル、パンディアーニ、ハサン=シャス、コンセイソンが得点して 3-3でPK戦へ、ということだったようです。今季のCLの決勝前、或いはワールドカップ前にでも、あの映画、公開して欲しいです。
あ、今日こそ歴史のことを書こうとしていたのに・・・。やっぱりサッカーと映画の話になってしまいました。ごめんなさい。

488     久しぶりの更新     管理人  - 2006/03/19 14:41 -
歴史のコーナーで少々更新があります。
一つは「ウクライナのコサック」に関して、掲示板411の書き込みを補遺のような形で別頁にしたうえで記事にリンクさせました。うちの掲示板は過去ログは ながれるに任せているため、このような大事な内容もいつの間にか消えてしまう恐れがあるため、別頁にしました。書き込みをされたコサキスト様には事後承諾 という形になってしまいますが、よろしくお願いします。

また、ひさしぶりにマケドニア史に関して更新しました。しかし第1次マケドニア戦争についてはErringtonやMacedonian Stateにおいては軽くしか書かれておらず、History of Macedoniaの3巻とウォールバンクを参考にして書きましたが、両者で全く違うことが書いてあったりする箇所もあるなど、どうしたらよいのか困るこ ともありました。その辺の処もあり、妙にぼやけたような記事になってしまったことが心残りではありますが、どこかで踏ん切りをつけて掲載しないとたぶん放 置したままになりそうだったので今回掲載に踏み切りました。第1次マケドニア戦争の頃について最近はどういう風に書いているのか調べる必要がありそうで す。

487     歓送迎会ではないけれど     管理人  - 2006/03/14 22:33 -
日々飲んだくれております。だいたいビールを数種類(と言っても最大で4種類くらいですが)を飲んで終わりですが、たまにアルコール度数の高いビールがあ るとかなりきついですね。

>Киска様
歓送迎会に関係なく、帰宅経路上で美味しいビールの飲める店を開拓したり、ちょっと外れたところにあるルーマニア料理屋にいってみたりしています。確かに ここのところ暴飲暴食気味なので、明日は節制しようかと。

>ミルタ様
いえいえ、そんな削除だなんて事はありませんよ。うちの掲示板は横レスOKですし、一人で4連投・5連投とかしたりこれはちょっと社会的に問題だなあと私 が思ったことを投稿したり、宿題の答えを聞こうとしたりするのでなければいいので、何か面白そうな話題があったらどんどん書き込んでみてください。

>ペウケスタス、ネアルコス
ひょっとしたらBillowsの最後のプロソポグラフィに引っかかっていたりはしないかなあと思ってちょこっとみてみただけですよ。ペウケスタスは前3世 紀初めの頃まで生き延びたと考えて良さそうですが、ネアルコスはとりあえず前312年のガザの戦い(デメトリオスがプトレマイオスに完敗を喫した戦い)の 時にデメトリオスの相談役としてネアルコスの名前が挙がっています。その後のことは分からなくなっているネアルコスですが、Billowsでは表舞台から は引っ込んで執筆活動(「インド誌」の原典にあたる文献)をしていたんじゃないかと推測されていました。アレクサンドロスの東征後半に目立つようになった ペウケスタスとネアルコスの2人とも最後はアンティゴノスの元で働いているというのも何か不思議な縁のような物を感じてしまいます。

>ナルニア
私自身としては結構楽しんでみてくることができましたが、「ナルニア」に関しては、「指輪物語」みたいに細かい設定やキャラクターを作り込むという感じで はないぶんだけ、「指輪物語」以上に人それぞれのイメージがあるだろうなと思います。

486     1953年     Киска  - 2006/03/14 19:59 -
>ミルタさま
たぶんそうだと思います。
「1953年」はスターリンが死んでベリヤが首相になって恩赦された凶悪犯罪者がある島で村民を恐怖に陥れ、その島の収容所のこちらは無実の囚人 2人が立ち上がる・・・というストーリーだというので、アクションかなと思ったのですが、静かな展開の映画だったのかもしれません。
「ナルニア」は、私も本のイメージが壊れるのが怖いです。ルーシーが(ビーバーご夫妻も)「違う」感じがするのですが。

ひでさま、既に歓送迎会モード?お気をつけてね!

485     すみません!     ミルタ  - 2006/03/14 16:49 -
こんにちは。
ヒデさま、ペウケスタスのその後、どうもありがとうございました!ほら、やはりヒデさんのほうが早かったじゃないですか?!
私の読みかじりの記事は、4年くらい前にたものだったのですが、今引越しでダンボールの中らしいのです!はっきりしなくてすみません!(こういうのをガセ ネタっていうでしょうかっ!)
汗)でもペウケスタスは生き延びたような感じですね? 今あるレフカディアやコパノスの墳墓のいずれかなんだったような気がしますが。あの付近の出ですも のね?なんかネアルコスも戻ったってきいた記憶があるのですが?ヒデさん、ご存知ですか?

Кискаさま、横入りしてしまってすみません!
偶然ですが、その「冷たい夏」ってみたことあるかもしれません。ハロードナェ・レェータ?ですかしら? お恥ずかしいことに内容は全然覚えていないのです が、クラ〜イイ話だったような印象だけあります。でもそれじゃとても見たとはいえませんね!? いやなんともどちらもお粗末なレスで管理人さまに削除され てしまいそう。(問答無用か?)

ところでヒデさん、ナルニアはどうでしたか?
私は見ないつもりです。子供時代の本の挿絵のイメージを大切にとっておきたいんです。どうせ映画にするなら、ルイスの「別世界物語」のほうがいいような気 がするんですけれど。

484     サファリの具合が・・・     管理人  - 2006/03/13 01:49 -
なぜかSafariではルータにアクセスできなくなっています。
まあ、ほかのブラウザでアクセスして接続したり切断したりしていますが、
なんでだろう・・。

>Киска様
やはりベンフィカがここまで勝ち上がると言うことは予想してない人の方が多かったのではないかと思われます。今度はバルセロナ・・・。これはさすがに辛い のではないかと思いますが、試合はやってみないと分からないですから。

「1953年の冷たい夏」は、部分的には見ていたのですが、全体通しては実は見ていなかったりします。飲んで帰ってきてテレビをつけたままソファーでねて しまったもので・・・。アクション映画だったとは知らなかったです、はい。

>ミルタ様
ペウケスタスのその後ですが、どうやらガビエネの戦い(前316年初頭)のあとアンティゴノスによってペルシス太守の地位を解任されますが、その後アン ティゴノスの元で働いていたようです。前310年代前半に小アジアの辺りで活動していたことを示す史料もあるようです。そして前3世紀初頭のころもデメト リオス1世(攻城王)のもとで働いていたのではないかと言われています。元々太守をしていた地域からどんどん西の方へと活動場所を移して、マケドニアまで 戻ったのではないかと思われます(デメトリオスも短期間だけマケドニアの王になっていますので)。

483     「波乱」だったのですか     Киска  - 2006/03/12 21:06 -
ひでさま、こんばんは。
私のご贔屓カリャカは出場しませんでしたが、ベンフィカがリバプールを倒しました。ニュースには「波乱」と書かれてしまっています。そうだったのか。そう いえば、リバプールはディフェンディング・チャンピオンだったのですね。なのに私、ベンフィカについては全然心配していなかったのです。次はバルセロナ。 ミランのシェフチェンコは絶好調(PK外しましたが)、このままワールドカップでも活躍してくれますように。

>法廷・演説もの
ずーっと法廷場面だけとか演説しているシーンが続くというものだと、低予算でできるかもしれないけど、飽きさせないだけの演技力や演出その他の工夫が要求 されますね。例えば「スミス、都に行く」だと、やはり美形の主役が人々を惹きつけたのだろうと思うので、そういう点でも充分考慮していただくことにして (と個人的には希望します)。
法廷・演説場面だけというわけではなく、歴史物とは言えないかもしれず、しかも映画ではなくて舞台なのですが、サムイル・アリョーシンの戯曲『クサンチッ ペとあの男〜何と言ったっけ、ほら・・・』はなかなかおもしろかったです。映画化してもよさそうに思えます。

>「1953年の冷たい夏」
未見のソ連映画でしたが、我が家では地上波のみなので観られませんでした。アクション映画らしいですけど、いかがでしたか?
来週もBS2で劇場未公開のロシア映画「ぼくたちでなければ」3/19(日)0:40〜があります。青春映画だそうです。
ついでにBS2ではイランの「少女の髪どめ」もありますね。イランの初恋ものは<一旦好きになると、無防備な無償の愛に突入>という感じで、その疾走ぶり が危なっかしくて・・・。主人公の青年には幸せになって欲しいです。そのためにもイランの地に平和を、と心から祈ります。

482     ホテルルワンダ     管理人  - 2006/03/12 00:46 -
ようやく見てきました。いやぁ、重い映画ですねえ。

深夜に衛星放送で1953年の冷たい夏というソ連映画をやっています。どんな映画なんだろう。

481     感想を書かぬまま一ヶ月     管理人  - 2006/03/02 23:23 -
今週末から「アイスランド映画祭」とか「アラブ映画祭」があり、どうしたものかと困っています。

>Киска様
あっという間に3月になってしまいました。
「イノセント・ボイス」を御覧になったとのこと。子どもが兵隊として連れて行かれて兵士として使われることが普通に行われているという非常に重い題材だけ に、見てから感想を書こうと思ってもキーボードを叩く指が進まず時だけが過ぎています。直接子どもが兵隊として連れて行かれることを止めるというのでなく ても、何か身近なところから、そう言うことが起こらないように何かすることはできるのか・・・。無力な大人にならないためにも。

480     正視するのが辛い現実を前にして     Киска  - 2006/03/02 22:47 -
ひでさま、こんにちは。3月になってしまいましたね。
「イノセント・ボイス〜12歳の戦場」は、観に行くつもりにはなっていたものの、「ロード・オブ・ウォー」や「ホテル・ルワンダ」よりも後回しにしていま した。
中南米は始終政府とゲリラで揉めているような気がしています。
世界中に子ども兵士が存在していることも聞いたことはあります。
貧困や戦乱の中でも子どもの瞳はいつでも美しいということも、何となくは感じているのです。
・・・それでも私は知らない。知るべきなのに目を逸らしている。
もう上映終了してしまっていないかしら?と半ば諦めつつ調べると、3/10まで上映していることがわかって、やっとの思いでシネスイッチに足を運びまし た。
子どもたちが兵隊用に狩られていくのに、周りの大人たちがあまりにも無力。「祈るだけでは」と映画に登場した神父は言いました。そうかもしれない。
やはり私は知らなかったのです。忘れていたのです。内戦は12年間も続いたと。イラン・イラク戦争が8年間。それよりもずっと長くエルサルバドルは内戦下 にあり、大地震が2回もあったのに、記憶に留めていなかった。
当然ながら子ども達は可愛い。主人公チャバ役のカルロス・バディジャもいいが、お友達チェレ役のアンドレアス・アロンソが素敵。さすがにイノセントな感じ の子を揃えていますね。
せっかくだから、館内に押し付けがましくない程度に「子ども兵士の禁止」遵守を求める署名とかメッセージボードとかがあるとよかったかな、とも思いまし た。「ホテル・ルワンダ」中の台詞ではありませんが、「怖いね、と言って、そのままディナーを続ける」自分にならないためにも。

479     ありがとうございます。     管理人  - 2006/02/26 01:58 -
ちょっくら用事で遅くなり、しかもその後に「ナルニア国物語」先行ロードショウを見てきたため、帰ってきたら1時を過ぎてしまいました。そのうえ地元で飲 んできたため、2時近くなってるし・・・。後日色々書く予定です<ナルニア。

>ミルタ様
教えてくださり、ありがとうございます。
ペウケスタスのほうも、おそらくミルタ様の方が早いと思いますよ。海外のニュースサイトは実はあまりチェックしていないもので・・・。ペウケスタスのその 後ですが、前に御返事を書いたときにはどうなったのか分からないなんてかいていますが、今回の歴史の記事更新に使ったwho's who in the age of Alexander the Greatのペウケスタスの項目を見て調べてみますね。

478     り     ミルタ  - 2006/02/25 22:32 -
ヒデ様, こんにちは。
墳墓の簡単なニュースのページが遅くなってすみません。
たぶんこちらだと思うのですが、もし間違っていたらおっしゃってください。
http://news.bbc.co.uk/2/hi/europe/4707014.stm

ペウケスタスのほうは5、6年前にみたのでURLはちょっと忘れてしまったのですが、わかったら書き込みますね。でもヒデさんのほうがきっと早いと思いま す。

477     久しぶりに歴史記事     管理人  - 2006/02/24 12:46 -
一ヶ月ぶりに歴史コーナーの記事を更新しました。といってもマケドニア王国史は第1次マケドニア戦争勃発直前の頃でストップしたままですが。何を更新した のかと言えば、「王妃オリュンピアス」(森谷公俊著、ちくま新書)をタネ本にしてモロッソイ王アレクサンドロスについて軽くまとめたと言うだけのことです が・・・。甥にして義兄のアレクサンドロス大王に刺激されてイタリア遠征を行った王の最後やいかに?

476     ペラの発掘は進んでいるのですね。     管理人  - 2006/02/24 02:10 -
>ミルタ様
昔よそでお会いした方でしたか。最近は自分のサイトを作る方に力を注いでいて昔ほど色々なところには出かけていないのですが、昔のことをちょっと思い出し てしまいました。

ネット上でギリシア史に興味があると言う人の数自体がそれほど多くないうえ、マケドニアやヘレニズム世界にまでしぼるとサイトはほとんど無いのですが、う ちのサイトがそう言う話題を気軽に話せる場になると言いなぁ等と思っていたりします。最近は映画「アレキサンダー」や漫画「ヒストリエ」のおかげでしょう か、開設当時と比べると人はかなり来るようになってきましたが、もうちょっと掲示板も活発になるとなお良いです。これからもお暇でしたらこちらにいらして みてください。

・ペラ
ペラはマケドニアがローマに負けたときに略奪にあっています。しかしそれでもマケドニアの一都市として存続することはできたようです。もっともローマがマ ケドニアを属州にしたときにテッサロニキに属州総督が置かれてから衰退し、前1世紀初頭の地震が打撃となってその後は表舞台から姿を消してしまったそうで すよ。(古代ギリシア遺跡事典による)

ペウケスタス一族の墳墓の発掘も進んでいるのですね。ペウケスタス自身はアンティゴノスとエウメネスの戦いのあと、太守を解任されてからは分からなくなっ ていますが、どうなったのでしょう。こちらの遺跡もなかなか興味深いですね。ペラの遺跡の発掘についての情報をいつも教えてくださりありがとうございま す。よろしければサイトURL等を教えて頂けると嬉しいです。

ではでは、これからもよろしくおねがいします。

475     マイナーから     ミルタ  - 2006/02/24 01:11 -
こんにちは。お返事ありがとうございました。
管理人様はヒデ様だったのですね!?以前希臘世界やギリシャ美術のサイトでお名前拝見していたと思います。
こちらこそよろしくお願いいたします。
私は小さいころからイリアスやアレクサンドロスのファンだったのですが、余りにマイナーな趣味?だったので、そういう話を他の方とすることもないだろうと ずっと諦めておりました。
でも最近は映画のお陰でアキレウスやアレクサンドロス、その時代も友人達もかなりメジャー?になってきていたんですね?
ありがたいことです。(というかかなりびっくりしました!)
映画も最近になってやっとみましたが、私もヒデさんの感想に同感でした。それからやはり歩兵は一番大変だったでしょうね?
ペゼタイロイ?ですね?クラテロスが兵士から信頼されていたのもわかるような気がしました。ファランクスのシーンは迫力でしたね。埃で周りが良くみえな い、というところもなかなか良かったと思います。

しかし近頃は現代史のほうにも興味が魅かれております。「白ばら」の時代とかは特に。それでヒデさんやみなさんの映画のご感想も興味深く拝見しました。た だこちらはあまりに今の日々の問題と通じる切実な内容をもつ時代の話なので、私にはちょっととても見ていられないような気がしてしまいます。

ペラは略奪にあったのですか?ディアドコイのところを読ませていただきましたが、さすがに頭がクラクラしました。アレクサンドロス亡き後、まあ、恥知らず 的な有様ですね?中では当然ですがオリュンピアスの行動がもっともストレートで解りやすかったです。ヒデさまのあげていらした参考文献も流石、日本でここ まで読んでいらっしゃる方がいらっしゃるなんて素晴らしいです!

墳墓は盗掘されていたそうですが、地元での発掘がずっと地道に続いているのは頼もしいことですよね? 確かペウケスタス(らしい)一族の墳墓の発掘はかな り進んでいるようです。というと彼はペルシャから生還したのでしょうか? 

またロシア料理のお店のリストも楽しく拝見しました。
この前偶然新宿のスンガリーの西口店のランチにいきましたが
平日は900円と安いので貧乏人の私でも食べられました。
壷焼きとボルシチはおいしかったです。でも平日のランチタイムは凄く込んでいました。

などととりとめなく長く書いてしまってすみません! 
ではまた。

474     これからの調査に期待     管理人  - 2006/02/24 00:02 -
>ミルタ様
初めまして。書き込みありがとうございます。ギリシアやアレクサンドロスに興味を持っておられるとのこと。そのような方が来てくださることは管理人として とても嬉しいです。
これからもよろしくお願いします。

ペラの近郊でマケドニア貴族の女性を埋葬した墓が発掘されたと言う興味深い情報を教えてくださり、ありがとうございます。まだまだこれから調査が進むのだ とは思いますが、この後どのようなことが分かってくるのか楽しみです。ヴェルギナ以外にも色々と見つかることで、今まで分からなかったことも分かってくる ことでしょう。ペラの町自体は確かマケドニアがローマに滅ぼされたときに略奪・破壊の対象になってしまっていたはずですが、そこからアレクサンドロスの頃 の遺跡が見つかったとなるとまだまだ何かが見つかりそうな気もします。

473     墳墓の発見     ミルタ  - 2006/02/19 00:35 -
こんにちは、管理人様。はじめまして。
突然の書き込みで大変失礼いたします。
管理人様のサイトは古代マケドニアの歴史を扱っていらしゃるのですね?私も以前からギリシャやアレクサンドロスに興味をもっておりましたのでとても珍しく て嬉しく拝見いたしました。

実は先日外国のサイトで偶然ペラに関して興味深いニュースを読んだのですが、もし管理人様も既にご存知かもしれませんね?
でしたならばどうかお許しください。

>ペラ近郊にてアレクサンドロス時代2300年前くらいのかなり大きな貴族の女性達の墳墓が発見されたそうです。
8室からなり、この手のものではその時代までにはギリシャではこれほどの規模のものはなかったそうです。
Antigona, Kleoniki & Nikosrati等の名前が既に確認されているようです。

ヴェルギーナの博物館も実に素晴らしいものがありますが、
周囲でもずっっと発掘が続いているようで、
今後更なる事実がわかってくるのでは?と
わくわくしながら期待しております。

472     Camino     管理人  - 2006/02/18 23:24 -
Mac用の新しいブラウザ「Camino」を早速試してみました。
Firefoxとそれほど使い勝手は変わらない感じです。
まだRSSがなかったりしますが、当分これでいこうとおもいます。

いい加減歴史の方の記事の更新もしたいな・・・

471     久しぶりの休み     管理人  - 2006/02/15 12:00 -
疲れがたまっていたようで、昨日はオリンピックも見ることなくすぐにねてしまいました。そのせいか休みの日のわりに早く目が覚めてしまいました。

>Киска様
公開予定となったままで全く公開されず、いつの間にかDVDのみ販売という何とも寂しいパターンになる映画も多々ある中、無事公開にこぎ着けるとは運がよ いですね。昨今、日本映画と韓国映画の上映が以前より増えたような感じがする一方で、昔と比べてフランス映画をあまり見なくなったような気がします。ロシ ア映画の場合は昨今の傾向に加えて、ソ連崩壊後の混乱の影響で余りよい作品ができなかったことも関係がありそうですが。

「死者の書」はあれはかなり難しいですね。ストーリーはかなりシンプルですが(要するに未練を残し怨霊化した大津皇子の魂が鎮められるということかと)、 単純に考えていいのかなと悩んでしまいました。一度見ただけでは何ともいえません。

470     ロゴシュキン作品、ようやく公開時期決定     Киска  - 2006/02/12 17:51 -
公開予定は2年前からあったけれど、「本年公開予定」のまま2年くらいが過ぎていた、ロゴシュキンの噂の新作(もう新作ではない?)の公開が「2006年 3月渋谷シネアミューズ他全国公開」と決まりました。邦題は「ククーシュカ〜ラップランドの妖精」。
ロゴシュキン監督の作品で初めて観たのは「護送兵」。軍隊内のいじめを扱ったいい映画ですが、とても暗くて観ているのが辛いです。このときの印象が強く て、チェチェン問題に触れた「チェック・ポイント」が東京国際映画祭で上映されるときも覚悟して観に行ったのですが、これはユーモアも交えた手堅い、実に 質のいい作品になっていました(犯人が途中からばればれなのが残念ですが)。
ロゴシュキンはこういった真面目な作品の他に、ロシアでは大ヒットした「民族的狩りの特徴」、その続編「民族的釣りの特徴」や、さらにお下劣度の高い「作 戦<ハッピー・ニュー・イヤー!>」(日本未公開のため、タイトルは私が勝手に訳しました)など、かなりお馬鹿なコメディーを作っています。(これらに出 演する役者さんたちが真面目な作品の方にも出ていて、今にもアホをやりそうで危うい感じを受けたりもします・・・)
旧ソ連の戦争関連映画は割と好きですが(贔屓目ではなくよくできているものが多いと思う)、最近のロシア作品はちょっとねえ・・。人にはお勧めできない感 じです。もっともそれは戦争関連だけでなく、ロシア映画全体にいえることですが。そんな中で、ロゴシュキンはこれまでの実績とこの作品の評判から言って、 久々に期待しうる映画ではないかと思います。私は「ナイト・ウォッチ」以上に期待しています。

>「死者の書」
ひで様は初日に観に行かれたのですね?舞台挨拶とかがあったのでしょうか。
私は昨夏の完成披露上映会で観ました。美しくて難解な哲学アニメですね。だからもう1回観に行くつもりです。
旧作上映が25日からユーロスペースであり、未見の「蓮如とその母」などが上映されるので、観て来ようと思っています。

469     今の私に立ち見は辛い・・・     管理人  - 2006/02/09 00:23 -
>Киска様
映画館のキャパシティも小さそうなので、それの影響もあるのではないかと思われますが、まだまだ立ち見なのですか。それはちょっと早めに行かないと辛いで すね。

「白バラの祈り」は尋問と法廷の場面に重心が置かれていると言うこともあってか、「裁かるるジャンヌ」と何となく重なって見えてくる映画でした。

468     「ホテル・ルワンダ」(渋谷)、立ち見でした     Киска  - 2006/02/08 21:14 -
   ↑
こういう事態を見越してシートを持参して通路に座って観ましたが。こちらでの紹介がなければ敢えて観に行こうとしなかったと思います。どうもありがとうご ざいました。
これを観てもどうしてああいう虐殺が起きてしまったのかさっぱりわかりませんでしたけれど、映画に全てを期待してはいけませんね。あの状況で人を救うため に必要なのは、勇気より機転、のようです。それって私が最も苦手な分野だ・・・。

>白バラ
ゾフィー・ショルの映画の中でも、「白バラの祈り」は尋問と法廷の場面に重心が置かれています。それによって、ゾフィーだけでなく尋問官や裁判官にも注意 を払うことができました。裁判官や弁護士はとてもみっともなかった。
戦後ドイツ社会において、ナチスに加担した人々の中でも法曹に対する責任追及は甘かったと聞いた気がします。そのように社会的制裁からは免れたとしても、 「あなたたちはそのときどこにいたのか、何をしたのか又は何をしなかったのか」を問う姿勢に時効はないのだと、この映画は彼らを告発しているかのようでし た。
「人間の罪には、露見したものもあれば隠しおおせたものもあります。告白した罪もあれば否認し続けた罪もあります。・・・一人びとり自分がどう関わり合っ てきたかを静かに自問していただきたいのであります。」(リヒャルト・フォン・ヴァイツゼッカー)
平和とか自由とか人間の尊厳とかは、少数の人が命かけて頑張って守るのではなく、一人一人がちょっとずつ努力して皆で何とかしていった方がいい。私はゾ フィー・ショルみたいには頑張りたくないです。

>アレクサンダー
オリバー・ストーン監督の「アレキサンダー」ではなく、白バラのメンバーだったアレクサンダー・シュモレルのことです。
シュモレルは母親がロシア人で、彼自身正教徒だったために、「白バラ」グループの中核は実はハンス・ショルと彼だったのにも関わらず、ドイツでは正当に評 価されないまま、映画などでも「上手く描けていない」(「白バラは死なず」の監督談)まま現在に至っているとのこと。確かに3本とも彼の登場場面は少ない です。今後、彼を主人公にした作品が出来るかもしれません。

>バウス
「ロスト・イン・アナザー・アメリカ」特集は確かにひねっていますね、口上をみてそれでもやはり「どうして?」なラインナップ。「フォッグ・オブ・ ウォー」(上司のお薦め作品)「トゥルーへの手紙」あたりを観に行きたいです。

>再審(横浜事件再審の判決は明日!)
開始になった以上、元の有罪判決がそのままということは考えられません。無罪にはなるでしょうが、問題はその理由です。「免訴」という、「過去のことはも う無しにしましょう」と司法の責任をうやむやにするような結果が出る可能性は皆無ではないので、それが心配です。

467     見に行く時間がとれず     管理人  - 2006/02/07 02:03 -
>馬頭様
「ホテル・ルワンダ」はじわじわと上映館を増やしているみたいですね。

小さい映画館が増えることを願ってはいるのですが、現実には各地にできるのは大型のシネコンばかりという感じで、なかなか小さい単関係映画館は増えないで しょうね・・・。

>ユメリア様
ビミョーな気持ちなんて言わず、是非見に行ってみてくださいな。

466     ホテル・ルワンダ     ユメリア  - 2006/02/06 23:25 -
こんばんは。寒いですね。
「ホテル・ルワンダ」は最初ずいぶんマイナーな映画だと思ってましたが、今やヤフームービーのトップに出てますね。
上映館が少ないぶん混んでしまうのでしょうね。
映画紹介を読むと見たいような見たくないようなビミョーな気持ちです。

465     としまえん     馬頭  - 2006/02/06 21:46 -
>満員
どうやら整理券を事前に配っていたようなんですが、直前にいったためすでに整理券は配り終わった後だったみたいです。レイトショーだったのも仇になりまし た。少し早めに行くことをオススメします。(もしかして日曜に行ったのがマズかったのかも?)
ところで、豊島園にある映画館でも上映が決定したみたいです。すでに上映はじまってるはず。

>日本でもこれからああいう映画も公開されるようになるのかな
もっと小規模な映画館が各地に出来てくれると嬉しいですね。

464     立ち見含めて満員か・・・。     管理人  - 2006/02/06 00:35 -
>馬頭様
えぇっ、立ち見含めて満員だったのですか・・。
渋谷がそんなに混んでいるとなると、やはり立川で見るしかないのか。
やはりそれだけ話題になってるんですね、あの映画は。
しかし、あのような映画でも見に来る客がいると言うことが分かれば、
日本でもこれからああいう映画も公開されるようになるのかな。

463     渋谷でルワンダ     馬頭  - 2006/02/06 00:13 -
今日は渋谷まで『ホテル・ルワンダ』を観るために行きました。
しかし、なんと満席、というか立ち見を含め満員、ということで入場すらできませんでした。
川崎での上映も決まったし、レイトショーを観に行けば空いてるだろう、くらいの軽い気持ちで行ったのが間違いでした。侮りがたしルワンダ。

>二本角
記事面白かったです。イスラム圏でアレクサンダー大王が「ズル・カルナイン」と呼ばれるのはそういったことだったのか、とはじめて知りました。

462     「アメリカを見つめる視線 ロスト・イン・アナザー・アメリカ」     管理人  - 2006/02/02 07:56 -
吉祥寺バウスシアターで2月下旬から表題の特集上映がおこなわれます。
(http://www.baustheater.com/america.htm)
少々長いのですが、上映主旨のような物を引用しておきます。

”(引用ここから)
今回のラインナップは9.11前後から現在までの、アメリカの変容を意識的に見つめる映画の数々である。<アメリカ>という確かな地盤を失ったアメリカを 見つめる視線、といったらいいだろうか。それぞれ単独で見ると個別の映画でしかないそれぞれを、こうやってまとめて眺めた時、アメリカ人もそれ以外の国籍 を持つ者たちも、どこか共通の不確かな地盤に足を置いている事が分かるだろう。言い換えればそれらは、『アホでマヌケなアメリカ白人』とは決して言わない ところから、アメリカを語ろうとする映画でもある。そういった対立構造の外側へと抜け出すマジックとその痛みを、これらの映画は語りかけてくれると思う。
(引用ここまで)”

映画のプログラム自体もなかなかひねってるような感じがしますが、個人的にはこの企画の中に「アレキサンダー」が放り込まれていることが一番の注目点だっ たりします。

461     久しぶりの更新     管理人  - 2006/01/28 01:42 -
読書コーナーと雑感はちまちまといじっていましたが、歴史系サイトでありながら、歴史の記事の更新を一ヶ月ほど放置していました。すみません。とりあえ ず、『雑多な項目』の処に二本角の伝承に関する記事を掲載してみました。毎度の事ではありますが、これも改訂する可能性はあります(特にイスラム関係の情 報をもうちょっと盛り込むべきだったか)。キリスト教伝承とコーランの関係が考えているとよく分からなくなってくるところもありましたし、ちょっと混乱気 味です。

>Киска様
「白バラ映画祭」の存在を全く知りませんでした・・・。最も、知っていたとしても水曜日はちょっと仕事をさぼるわけに行かなかったので見られそうになかっ たのですが。1月は結局ほとんど映画を見ていないので、そろそろ何か見に行こうかと考えてはいるのですが、たぶん映画館で寝てしまいそうですし・・・。

横浜事件の再審のニュースは恥ずかしながらКиска様の書き込みで初めて知りました。日本の司法当局が果たして過去に下した判決を覆すようなことをする だけの度胸があるかどうかと言われると何とも心許ないです・・・。

460     白バラ3本     Киска  - 2006/01/27 01:06 -
ひでさま、今晩は。
水曜の午後にお休みをとって、「ホテル・ルワンダ」に行こうかなあとも思いましたが、やっぱりドイツ文化会館でやっている「白バラ映画祭」に行き、「白バ ラは死なず」と「最後の5日間」を観ました。1/28から一般公開される「白バラの祈り〜ゾフィー・ショルの最期の日々」のパンフレットも売っていたので 入手しました。

「白バラは死なず」が概括的なものだとすると、あとの2本はゾフィー・ショルに焦点をあてた描き方をしていて、特に「最後の5日間」は同房者の目を通した ものなので、見る順序としては「死なず」→「祈り」→「5日間」がよいようです(と言っても、「5日間」を最初に持ってこない方がいいかも、くらいの意味 です)。
私は去年のドイツ映画祭で「祈り」(そのときは「ゾフィー・ショルの最期の日々(仮題)」だった)を観て、今回の白バラ映画祭で「死なず」と「5日間」を 観ました。

ドイツ在住の知人から「ゾフィー・ショルの映画はベルリン映画祭で賞を獲ったけれど、ドイツの人たちにしてみれば『ああ、またか』って感じで評判は悪い」 と酷評されていた「祈り」ですが、私にとっては初めての白バラ関連映画で、まあまあ悪くはないのではないかと思えました。ゾフィー・ショル役は「ベルリ ン、僕らの革命」「ヒトラー〜最期の12日間」にも出演しているユリア・イェンチ。ちょっとイメージは違うなという第一印象(ショル兄妹の長姉が書いた 『白バラは散らず』邦訳本の表紙に使われている写真の印象が強烈だったので)、しかしやはりこんな女性だったのだろうと納得できるだけの演じ方をしていま した。彼女以上に尋問官役のアレクサンダー・ヘルト、裁判官役のアンドレ・ヘンニック(この人たちも「ヒトラー〜最期の12日間」に出演しています)ら脇 役が素晴らしい。

3本の中で最もお勧めなのは「死なず」です。
「死なず」と「祈り」のラストはかなり似ています(両作品とも史実にできるだけ忠実であることを旨としたのでそうなってしまったのでしょう)。
「死なず」は1982年の公開当時には一旦スクリーンが暗転した後「この判決は現在でも有効とされている」との一文が映し出され、それ自体が観客に衝撃を 与え、判決無効→名誉回復との流れを作ったのだそうです(1985年1月25日の連邦議会声明により判決の無効が正式に確認された)・・・けれど、今回の 上映ではカットされていました。その一文は歴史的役割を終えた、というわけです。

昨年12月に日本でも、治安維持法によって有罪とされた人たちの名誉回復を求める裁判として横浜事件再審の公判がありました。ドイツで白バラの人たちの名 誉回復がされてから20年以上経っているわけですが、日本でも戦時下に司法が加担した誤りを正視し、正すことができるのか・・・。

459     ちょっとまずった・・・。     管理人  - 2006/01/22 20:17 -
某所での書き込みのタイトルを「鶏を割くに焉んぞ牛刀 を用いんなんてことには・・・」として投稿した後に、これはちょっとどうかと軽く後悔しています。
余計な語尾をつけるべきでなかった。あるいは元の言葉の語尾をいじくるべきだった。元の奴は反語表現ですから・・・

458     渋谷の他に立川でも     管理人  - 2006/01/21 02:10 -
Yahooムービーでしらべたところ、「ホテル・ルワンダ」の上映は1月28日からは立川のシネマシティでもはじまるようです。渋谷より立川の方が色々な 点で行きやすいのでこれはありがたいですね。となると、無理して土日に渋谷に行かなくてもいいのかな。

457     上映回数増加     管理人  - 2006/01/20 18:42 -
ホテル・ルワンダの上映回数が増えた模様。シアターNの2つのスクリーンを両方とも使うようです。これで今まで5回だったものを8回くらいに増やせるらし いのですが、しばらくは混雑するのではないかと思われます。

456     いつまでやってくれるのか     馬頭  - 2006/01/19 01:25 -
>ホテルルワンダ
立ち見が出るほどとは凄いですね。映画紹介番組の宣伝でちょっとだけ見ただけですが、なかなか面白そうなので楽しみです。
これ、週末以外は行くのが難しいけど、今月は行けるかどうか。いつまでやってくれるのか・・・。

>タイトル
「ビザンツ 幻想の世界帝国」のタイトルの裏にそんな秘話が(笑)。
でも、確かにマイナーな名前とか出して理解してもらえないと、売り上げに響きそうですね。執筆者にとっては当たり前の名前すら、一般の人にはまったく聞い たことの無い名前という苦悩が忍ばれます。

455     時間を作って早めに見に行きたいところです     管理人  - 2006/01/18 19:55 -
>馬頭様
「ホテル・ルワンダ」は後悔初日と2日目はどの時間も満員盛況だったようで、立ち見が出た回もあるそうです。単館上映であまり大きくないところでの上映と はいえ、やはり注目されていたんでしょう。映画としての評価も非常に高いみたいですし、これはできれば平日に時間を作って見に行けると良いのです が・・・。週末は混むんだろうなあ。

「宗教改革の真実」は確かにタイトルが微妙にずれているような気もしますし、大まかな感じもしましたね。ただ、やはり本は売れてなんぼというところもある ので、なんとか売れるようにしないといけないため、タイトルも一般受けしやすく分かりやすいようにいじらないといけないのでしょう。昔、ビザンツ史の根津 由喜夫さんが講談社メチエのタイトルを決めるときにマヌエル1世というのを表に出していたら、それではマイナーすぎると言うことで現行のタイトル(「ビザ ンツ 幻想の世界帝国」)に変えることになったという話を論文で書いていたような記憶があります

454     3重の王冠     馬頭  - 2006/01/18 05:34 -
この前ひでさんが書評で書いてた『宗教改革の真実』を読んでみましたよ。私もドイツとか宗教改革とか、ここらへんの話も好きなので良かったです。社会史関 連の本は当時の人のメンタリティとかを教えてくれるので面白いですね。
しかし、この本のタイトルは微妙に合ってないというか、おおまかに言いすぎてる感じが・・・。

>ホテルルワンダ
すでに公開はじまってるみたいですね。
しかもかなり盛況の様子。これは見に行かねば。
「日本公開を応援する会」
http://rwanda.hp.infoseek.co.jp/

453     予定は未定?     管理人  - 2006/01/17 19:53 -
>マシマロコス様
はじめまして。書き込みありがとうございます。
続・古代マケドニア王国史ですが、実はまだ未完成です。
もちろんローマが介入してくる時代も書く予定になっているのですが、日本語でこの辺りのことを詳しく書いている本はいまのところ見たことがないため、どう しても洋書を読みながら書くことになります。また、ローマが関わってくる辺りになるとポリュビオスのほかにリウィウスあたりも見た方がよいのですが現在リ ウィウスは手許に持っていません.それをどうするかも問題です・・・。買うと大変なことになるし(円安傾向で洋書高いし・・・)。
文献や史料にあたる時間がなかなかとれないため同盟市戦争終結のところで更新が停止していますが、もうちょっと時間がとれるようになれば少しずつ更新して いく予定です。ポリュビオスもリウィウスもバイアスがかなりかかっているので、どこまで史料を読み込んでいけるのか、そしてどの程度の物が書けるのかはこ れからやってみないとわかりませんが、春になったら再開してみようとおもっています。いつ完結するかは私も全く予定が立っておりませんが、気長にお待ち下 さい。

452     初めまして     マシマロコス  - 2006/01/17 14:12 -
どうも初めまして。世界史関係のHPで面白いのないかなぁと検索してたら、このページに行き当たりました。

まだ全部見たのは続古代マケドニア王国史だけですが、興味深く、また面白く読ませてもらいました。なかなか日本ではディアドコイ戦争について詳しく知るこ とが出来ないものですけど、ここで詳しく知ることが出来ました。裏切りあり陰謀ありでとっっっっても面白いです。(笑)できればローマが介入してくるとこ ろまで描いてたらなお良かったですが。ただエピロス王ピュロスがここで登場するとは驚きでした。

451     お疲れ様でした。     管理人  - 2006/01/11 21:12 -
>riko様
卒論完成おめでとうございます。
今は一番気が楽な時期ですね。口頭試問はまあいろいろあるかもしれませんが、
大丈夫でしょう。

私のサイトも最近は歴史ネタの更新は滞っていますが、何か記事を載せようかどうか思案中です。

450     ついに     riko  - 2006/01/11 11:54 -
いつもブログに励ましのお言葉ありがとうございます。
私事ではありますが、ついに卒論を提出することができました!!
これでやっと自由な時間が得られそうです…。
またこちらにもお邪魔しようと思います。

はたして書き込みできるほどの内容があるかどうかは不明ですが…(汗)

http://www.h2.dion.ne.jp/~zerostep/

449     飲み過ぎには気をつけます。     管理人  - 2006/01/09 18:21 -
>Киска様
そうですね、しばらくは健康のことも考えて禁酒しようかと。
ビールと一口に言っても色々な物がありますので、
Киска様もちょっとチャレンジしてみてはどうでしょう。

たまにはお気楽ロマンティックコメディーを見るのも良いのではないかと思いますよ。今年最初の映画が「ロード・オブ・ウォー」でその後も「イノセントヴォ イス」や「ホテルルワンダ」など重い作品が続くことになると思われますが、あまり重い映画が続くと心に澱のようにたまってくるものもあるでしょうし。

448     この星のどこかで今も     Киска  - 2006/01/09 14:43 -
ひでさまはビールがお好きなのですね。私はビールを飲むことは殆どないのですが、ひでさまが書かれているのを拝見すると、いかにもおいしそうな感じがしま す。
でもくれぐれもお体を大切になさってくださいね。

>スーダン
スーダンでしたか。失礼しました。至るところで武器商人が暗躍していることを思うと嫌〜な気分です。

もうすぐエルサルバドルの少年兵を取り上げた「イノセント・ヴォイス」が公開ですね。実は『アラーの神にもいわれはない』を読む前に、『世界の子ども兵〜 見えない子どもたち』(レイチェル・ブレット、マーガレット・マカリン著新評論)を手に取ったのですが、世界中で子ども兵が使われているというレポートに 気持ちが悪くなり、僅か十数ページで断念し、小説である『アラーの神にもいわれはない』に切り替えて何とか読みきったということがあるので、「イノセン ト・ヴォイス」を観るのも相当覚悟がいるかなあと今から恐れおののいています。

今年の2作目はロマンチック・コメディー「結婚5年目(パームビーチ・ストーリー)」でした。1940年代のハリウッド作品だからしかたないけれど、黒人 は下っ端の役ばかりでやられっぱなし。ヒロインは何をやっても許されるタイプの美人、ラストは何とも安易な解決法で、お正月にはぴったりなはなやいだ映画 でした。

447     最近飲み過ぎ?     管理人  - 2006/01/09 01:05 -
大晦日にビール2種類、その1週間後に4種類、どう考えても飲み過ぎですね。
そろそろ財布の中身も寂しくなってきたので気をつけないと。

>Киска様
イラクとアフガニスタンはさすがに描けなかったのでしょう。最後のあれはスーダンかなという感じでしたが。

446     Re:リアリティ     Киска  - 2006/01/06 11:28 -
好意的に解すれば、ひでさまの書かれるとおりだと、私も思います。
その映画評論家を名乗る人は、「メジャー系」の作品しか評価の対象にしない人なのだろうと、おそらく「メジャー系」以外の作品は実際に観ない人なのだろう と、推測します。「アンダーグランド」を観ていない可能性も大いにあると思います。
「アンダーグランド」はパルムドール受賞作品ですし、マノイロヴィチはヨーロッパで活躍する結構年季の入ったスターなのですが、この映画評論家を名乗る人 にとってはアメリカの作品以外は皆「無名の小国作品」か?と疑ってしまいます。
「映画評論家」を名乗る以上、「”主人公は武器商人”という例」を「インディペンデント系、無名の小国作品までくまなく調べ上げ」るべきでしょう。プロと してパンフに書いているのですから。素人のコメントではなくて。「かもしれない」で逃げてはだめです。
そのうえで、ひでさまのように書くのが正しい態度だと思います。

それと補足。やはり気になったのは、リベリアを始めとする西アフリカの描き方です。人々は貧しく、リーダーは残酷無比、内戦はどうにも手がつけられない状 態で、というステレオタイプに堕しているという感じを受けました。『アラーの神にもいわれはない〜ある西アフリカ少年兵の物語』(アマドゥ・クルマ著真島 一郎訳人文書院)などを読めばさらに酷い現実を知ることになりますが、あの映画でもせっかくだからあと一歩、西洋人がアフリカをこわごわ眺める以外の視点 を入れて欲しかったです。
イラクやアフガニスタンを描けなかったのはやはりご時世なのでしょうか。

しかし、繰り返しますが、勇気ある意欲作で、且つおもしろく出来ていると思います。

445     リアリティ     管理人  - 2006/01/06 01:20 -
Киска様
ロード・オブ・ウォーが新年1本目というのもなかなかヘビーですね。わたしのほうは「ファイナル・カット」というなんだか新しいようで新しくないSFを見 てきました。

件の評論家のコメントですが、あとのほうに「メジャー系作品で、有名スターを主役にした、と言う点で言えば」と言う補足があります(ただその前に「イン ディペンデント系、無名の小国作品までくまなく調べ上げれば”主人公は武器商人”という例はあるかもしれない」っていっていますが)。クストリッツァの 「アンダーグラウンド」の武器商人はファンタジーの世界の住人みたいな武器商人ですし(地下で作っていた武器はどう考えても第2次大戦中の物から全く進歩 していないような気がします)、あれは何かの寓意のような物で、実際の武器商人をリアルに描写したというものとは違うと言うことで「武器商人映画」から外 したのかもしれませんが、あくまでその評論家の言ってることを好意的にとればの話です。もしかしたら実際にはクストリッツァの映画のことをすっかり忘れて いたのかもしれません。まあ、あれはメジャー系映画ではないような気もしますが。実際の武器商人の仕事を取材しながら作ったメジャー系映画としては今まで なかったんだろうなと思います。

444     映画初め     Киска  - 2006/01/05 13:30 -
は「ロード・オブ・ウォー」でした。
お正月にこれほどふさわしくない映画も珍しい。
パンフレットにはある映画評論家を名乗る人が「武器商人を堂々と真正面から主人公に据えた映画が見当たらないのは(少なくとも私の記憶では)、なぜだろ う?」と書いていますが、我が愛しのエミール・クストリッツァ監督「アンダーグラウンド」でミキ・マノイロヴィチが演じた武器商人マルコは主人公と言って もよいのではないでしょうか?戦争・政治・歴史の裏面を描くという点では、そして悪の権化とでも言いたくなる様な武器商人に実は魅惑的な一面も存在するこ とを見せ付けたという点でも、私にとっては「アンダーグラウンド」は「ロード・オブ・ウォー」とは比較にならないくらい衝撃的でした。
もちろん、「ロード・オブ・ウォー」を貶めるつもりは毛頭ありません。意欲作であり、力作であることは間違いありません。魅惑的な一面、というのも、ニコ ラス・ケイジよりマノイロヴィチの方が私のタイプだということに尽きるのかもしれません。それにしても、リベリア政府からの抗議なかったのでしょうか??

443     【高野聖様の代理投稿】オリュンピアス     管理人  - 2006/01/04 22:11 -
(高野聖様の代理投稿です。なにやら掲示板の方に問題があったようで・・・)

どこで見落としたんでしょう?きっと大王の生きている間のページだけ見て、その後のページを見ていなかったから、見落としたのかもしれませんね。ごめん
なさい
私はふともしかしたらオリンピアスがアレクサンドロスと対立
して殺されたのでは?と思っていたのでホッとしました。
史実では、母子は一応協調していて、息子の死後、雄々しく
戦って死んでいったのですね。少しオリンピアスを尊敬しました。
アニメでの登場の仕方はおどろおどろしい&爆笑っぽかったです。

442     本日はお日柄も良くご愁傷様?     管理人  - 2006/01/04 16:29 -
コメントの話題には丁度こんな感じでしょうか。それはさておき、今年もよろしくお願いします。

>高野聖様
今年もよろしくお願いします。
オリュンピアスの件ですが、ペルシア征服の時点ではまだ生きていましたが、アレクサンドロス大王死後の争いの中で彼女もその中に関わって(かなり積極的に 絡んでいます)、その結果敗れて死んでいきます。

オリュンピアスの最期ですが、一応記事の方ではカッサンドロスという将軍と戦って敗れ、降伏した後に民会で死刑判決を受け、その後殺されたと言うことを書 いておきましたが、死刑判決の後始めカッサンドロスは兵隊200人(!)を送って殺そうとします。しかし兵隊達はオリュンピアスの威厳にうたれたのか何も できずにすごすごと帰っていきます。その後はオリュンピアスに親類縁者を殺された人たちを送って(死ぬ前年頃に彼女は自分と敵対する側についていた貴族な どを多数殺害していますのでかなり恨みは買っていたでしょう)、彼らによりオリュンピアスは殺されるのですが、そのとき彼女は逃げたりわめいたりせず毅然 とした態度で死んでいったと伝えられています。

>Киска様
今年もよろしくお願いします。 それにしてもニコライ、アレクサンドルだと暗殺されそうって(笑)。
「ナイトウオッチ」の感想投稿ありがとうございます。
原作と映画では表現方法などが変わるところもあるので、映画の方では一寸過激にしてみたのでしょうか。それにしても義務!ってなんかすごいなあ。

名前を新たに付けるというとローマ教皇なんかがそうですね。今の人はベネディクトですが、インノケンティウスとかアレクサンデルとかつけてほしいなあ。前 者だとなんとなく某国大統領みたいな感じですし、後者だとなんかいつも悪巧みしていそうですが・・・。

441     義務!     Киска  - 2006/01/03 18:37 -
ひでさま、明けましておめでとうございます。
新年早々更新された英国王名表、楽しく読ませていただきました。チャールズ皇太子には、改名するならひでさまの案を私もお薦めしたいです。
名前の印象って、やはり重要なのでしょうね。ロシア語の授業ではよくロシア名をつけて呼び合うことをしますが、「アンドレイ」を名乗る人になぜその名前に したのかと尋ねたら、「ニコライやアレクサンドルだと暗殺されそうだから」と言っていました。(新年早々すみません。)

さて、昨年の読書納めはセルゲイ・ルキヤネンコの『ナイト・ウォッチ』でした(法木綾子訳・バジリコ←『ペルセポリス』を刊行しているところですね)。知 人から「SFファン必読、ロシアSFファンは義務!」と申し渡されていたので。いえ、別に私はSFファンでもロシアSFファンでもないのですが。
映画「ナイト・ウォッチ」はこの本の「エピソード1」部分、ロシアで近日公開の「デイ・ウォッチ」が「エピソード2・3」部分だそうで。この後『トワイラ イト・ウォッチ』『ファイナル・ウォッチ』と続く全4部作とのこと。
分厚いけれど、すらすら読めました。少々暗いかもしれませんが、難解ではありません。この点、昨今ミステリー分野で大人気の『モスクワ市警分析官アナスタ シア』シリーズ(アレクサンドラ・マリーニナ著)と共通すると思います。
適度にロシアっぽく(ストルガツキーなどからの本歌取りもちらほら)、且つロシアものでは久々にSFらしいSFだなあと感じました(日本で言う「SF」の ことはロシア語では「ファンタスチカ」と言いますが、どちらかというと「S」より「F」の要素が強い作品が圧倒的に多いので)。
「適度にロシア」なところが、ロシアでは原作も映画も大ヒットした理由の一つでしょう。が、映画はロシアに特に思い入れのない人が観てもおもしろいように 思い切りバトルアクション風にしたのかな・・・という気がします(映画は未見)。おかげで「残酷シーンがあるから」と公開が危ぶまれたりもしましたが、本 の方は読んでショッキングな箇所は特にありませんでしたねえ。一体何がだめだというのか?
映画は春に一般公開されますね。本と映画とを比べるとなかなかおもしろいのでは、と楽しみにしています。

440     あけましておめでとうございます     高野聖  - 2006/01/03 01:38 -
あけましておめでとうございます〜
今年もよろしくです(・∀・)

ところで先日触れましたオリンピアス・・・・私は「アレキサンダー戦記」でしか知らないのですが、アニメでは蛇しょって登場してきて、「・・・・母だ」と 紹介されてました。
史実では、ペルシャを征服した頃にはすでに生きていなかった
のでしょうか。こちらで読んだところでは、王位継承争いの中で
誰かに処刑されてしまったとありました。
よかったら、オリンピアスの最期について教えて下さいませ

http://kuni.milky-web.net/index.html

439     新年最初の更新     管理人  - 2006/01/02 23:24 -
歴史関係の記事を追加。でも古代ギリシアじゃないですが。
チャールズ皇太子も改名するならいっそばくちを打ってみた方が面白そうなんですがダメかなあ。

>馬頭様
あけましておめでとうございます。
「グローリー」はいいですよね。我が家にもDVDがあります。そろそろ外に出て動き始めないと辛そうなので、明日当たりにどっかでかけて映画でも見てくる 予定です。何を見るか全く考えていませんが。

438     あけまして     馬頭  - 2006/01/01 02:25 -
あけましておめでとうございます。
そして、カウンタ30000越え、おめでとうございます。
今年もますますマケドニア史ジャンルが富み栄えますように。

それにしても、テレビでやってる年末年始の映画はどれもパッとしないのばかりですね。何かやるだろうと期待してたのに・・・。私はこれから『グローリー』 でも見ようかと思ってます。三が日の内には映画館にも行きたいものです。

437     あけましておめでとうございます。     管理人  - 2006/01/01 00:19 -
いつの間にか新年を迎えてしまいました。
これからもよろしくお願い申し上げます。

色々なところから私のサイトに来てくださる方がいることは
とても嬉しく思っています。できましたら挨拶・雑談なんでも
良いのでここに書き込みをしていって下さるとうれしいところです。

436     映画納め     Киска  - 2005/12/29 16:09 -
こんにちは、ひでさま。カウンタ30000突破おめでとうございます。

「ロード・オブ・ウォー」を観に行かれたのですね。私も観に行くつもりですので、レビューはまだ読まないことにします。この作品と、1/14〜の「ホテ ル・ルワンダ」、1/21〜の「イノセント・ボイス〜12歳の戦場」が、アムネスティおすすめ映画だとのことです。別にアムネスティに勧められなくても観 に行くつもりでいましたが。

東京フィルメックスもNHKアジアフィルムフェスティバルもお客の入りが今ひとつで、映画はもう「観に行く」のではなくDVD等を自宅で観るという時代に なったのかと思い始めていましたが、23日に観に行ったイヴァン・モジューヒン主演の「キイン」も盛況、24日の「戦艦ポチョムキン」80周年記念上映会 に至ってはせっかく行ったのに満席で追い返されました。残念でした!「ポチョムキン」で今年の映画納めにするつもりでしたが。

映画納めは韓国映画「ペパーミントキャンディー」。今まで未見だったのでNHKアジアフィルムフェスティバルの旧作上映を利用して観に行きました。
民主化以前の70〜80年代という比較的近い過去をもうこんな形で作品化しているのかと、韓国映画の底力をまた一つ発見したように思いました。こんな形 で、というのは、これは絶望した中年男性が鉄道自殺をする直前に過去を振り返るというものなのですが、最初は主人公は時代の犠牲になった被害者のようであ りながら、昔に遡るにつれ単なる犠牲者ではなく、軍政の末端を担っていた一面もえぐりだしていき、結構嫌な奴なのねと思わせる、しかし更に遡っていくとさ さやかな夢を持つ平凡な青年だったことが明かされる、そのあたりの描き方の上手さです。自国の歴史の暗部を描くのはきついものがあるでしょう。ましてやこ の年代の人達はまだまだ現役で韓国の政治や経済や文化を支えている世代のはずです。それに挑んで、しかもきちんとおもしろく制作されているのがさすがで す。

今年はサッカー映画の力作が多かったように思います。「ベルンの奇蹟」もよかったし、「ワン・デイ・イン・ヨーロッパ」も面白かったし、「奇蹟のイレブ ン〜1966年北朝鮮VSイタリア戦の真実」もなかなかでした。サッカー自体はイラン以外残念な結果でしたが。

435     カウンタ30000突破     管理人  - 2005/12/28 20:20 -
どうやら7時から8時の間くらいにカウンタで30000番を踏まれた方がいたようです。
サイト開設から2年と2ヶ月ちょっとでのべ3万人のお客様が来てくださいました。誠にありがとうございます。もう少し掲示板の書き込みが増えると管理人と しては嬉しいのですが、それは置いておいて、ありがとうございます。今後もよろしくお願い申し上げます。

ヒヤリングもかねて「ディープブルー」を流しっぱなしにしているのですが、単語自体がよく分からず困っています。英語を聞き取る以前に海洋生物のことや海 の専門用語のことが分かっていないとダメですね。

434     お待たせしました     高野聖  - 2005/12/26 08:59 -
お待たせしました。ごめんなさい、うっかりバナー見落として
いましたが、見つかりました!
こんな感じでリンク貼らせていただきました。
http://kuni.milky-web.net/link2.html

http://kuni.milky-web.net/

432     リンクの追加     管理人  - 2005/12/25 11:51 -
リンク頁に「薔薇の王国」を掲載。
チューダー朝を中心に英国史を扱ったサイトです。

>高野聖様
書き込みありがとうございます。こちらから早速リンクを張らせて頂きました。
相互リンク、是非是非どうぞ。実はこの記事を投稿する少し前にリンク頁を更新したのですがそのときに「相互リンク」マークを付けて掲載してしまいました (一寸フライング気味ですが・・)。
こちらこそこれからもよろしくお願い申し上げます。

431     はじめまして     高野聖  - 2005/12/25 10:39 -
昨日はうちのサイトへのご来訪、ありがとうございました
ステキなサイトなので、私もいろいろ参考にさせていただきたい
と思います。
相互リンクさせていただいてもよろしいですか?
また仲間が増えてうれしいです

http://kuni.milky-web.net/

430     誤植発見     管理人  - 2005/12/19 22:29 -
本日、「新シルクロード第1巻 アレクサンドロス大王の夢」(講談社)を購入。DVDメインでそれを補う形で本がついているという形式は面白いとおもいま す。映像が過去のNHKスペシャルの使い回しというのはちょっと気になりましたが、まあいいのではないかと。でもイッソスはチグリス川のほとりにはないで すよ。

429     W杯組み分け     管理人  - 2005/12/11 01:57 -
>Киска様
「ある子供」レビュー、ありがとうございます。時間がなかなかとれないため映画を見に行きたくても見られない日々が続いていますが、何とか見に行きたいと ころです。

いえいえ、多少へこんではいましたがまあ何とか大丈夫です。思いおこせばガラタサライに負けて敗退したこともあるし、カンプ・ノウでバルセロナに完膚無き までにやられたこともあるし、フェネルバフチェに欧州カップ戦ホーム無敗記録(たしか40年以上続いていた)をとめられたこともあるし・・・・。今思うと ベンフィカ戦と因縁のあるジョージ・ベストが今年死んだというのがなにかの予兆だったのかも。

それはさておき、W杯組み分けですが、セルビア・モンテネグロは文字通り死のグループに放り込まれてしまいました。アルゼンチン、オランダ、コートジボ ワール、いずれもタレント揃いの強敵ばかりではないですか・・・・。イランはちょいと厳しいかもしれませんが、ポルトガルやメキシコが相手となればまだセ ルビアよりはましな状況でしょうね。日本はブラジル、クロアチア、オーストラリアとあたりますが、予選突破は厳しいんじゃないかとおもいます。とりあえず 三都主は外さないと。

428     初日に「ある子供」     Киска  - 2005/12/11 00:09 -
ひでさま、こんばんは。
CLは、おかげでベンフィカが決勝トーナメント出場になったわけですが・・・。
ロシアのワールドカップ予選落ちは全く「想定外」とも言えないので、今回のマンチェスターの敗退とはがっかり加減が違うかもしれませんが、お気持ち、少し は察しているつもりです。クラブの財政状況もかなり深刻だとの新聞報道もありましたね。
ところで、日本時間で昨日未明の組み合わせ抽選の結果、イランはグループDになりました。悪くない結果です。ポルトガルがまた同グループに・・・とは思い ましたが、ウクライナやチェコが同組よりは応援しやすいのでいいです。セルビア・モンテネグロが悲惨。

ベルギー映画が好き(ベルギーのサッカーはあまり好きではありませんが)で、ダルデンヌ兄弟監督が大好きで、ジェレミー・レニエが大大大好きな私としては 何としても初日に観たかったので、仕事の後、まっしぐらに行ってきました。「ある子供」。
殆どレニエに視線が釘付けの、息詰まるような95分だったので、もう一回観ないと冷静な感想が言えないような気がしますが、レニエも監督もさすがに期待を 裏切りません。
レニエが演じるのは、「イゴールの約束」や「ロゼッタ」で描かれたような、働きたくてもまともな仕事が得られない貧困層の若者。「青少年犯罪は低年齢化し てはいない。むしろ失業の増加に伴ってこれまでなら非行から足を洗っていたような二十歳過ぎの若者の犯罪が増えているのだ。」という指摘を裏付けるよう に、盗品売買のようないかがわしいことで生活の糧を得ています。(「日本もニートが問題になっていて・・・」などと言い出すと、おもしろくなくなるのでや めましょう。)彼女が赤ちゃんを産むと、嫌がっているわけではないけれど、全然父親の自覚はなく、お金に困るとためらいもなく我が子を売ってしまう、とま あ、かなりのダメ男ですが、これを自然に演じているレニエ、やはり上手い。そしてやはり「イゴールの約束」(私が観てきた映画の中でもトップ5には入る佳 作)の延長にあることを感じさせます。
とともに、想起されるのは「あなたを想う」。これはダルデンヌ兄弟監督の、「イゴールの約束」の一つ前の作品。ダルデンヌ兄弟は「イゴールの約束」で作風 (張り付いたような至近距離からの撮影、音楽不使用等)を確立させていて、「イゴール」前の作品は一見同じ監督が作ったものとは思えないほど、ある意味 <普通>の撮り方をしているのですが、そして監督にとっては「あなたを想う」は妥協を強いられた失敗作だと言うものの、私には捨てがたい魅力があります。 で、実は似ているのです、ラストが。ほんとうはこんなふうに「あなたを想う」を撮りたかったのかなあ、と思わせる、「ある子供」のラストシーンでした。
忙しいながらもまだまだ観たい映画はある一方、「こういう映画が観たかった」そして「今年はもうこれで打ち止めにしようか」と思ってしまうほどの作品でし た。

427     赤い悪魔も地に落ちたものだな・・・     管理人  - 2005/12/09 00:11 -
UEFAチャンピオンズリーグ、マンチェスターユナイテッド敗退とのこと。
ここのところどうもぴりっとしないと思って情報を追っかけていましたが、遂に来るべき時が来たというか・・・。一つの時代の終焉ということでしょうか。

426     ナイトウオッチ未購入     管理人  - 2005/12/04 17:00 -
急な冷え込み。こういう天気っていやですね。
本屋で「ナイトウオッチ」の原作を発見、しかし他に色々と買い物をしていたため購入は見送り。図書館に入ったら借りて読む予定。

>けん様
初めまして。
その本がどのような本なのか分かりませんが、アンティゴノス朝の存在がすっぽり抜けているというだけは言っておきます。

>Киска様
フィルメックスを楽しんでこられたご様子。インパクトのある作品はあまりなかったようですが、地道に続けていってほしい企画ですね。スケジュールが厳しい のはいかんともしがたいところですが。

425     フィルメックス     Киска  - 2005/12/03 01:56 -
ひでさま、こんにちは。
アテネ・フランセでの生演奏つき上映、私は昨年「ベッドとソファ」で体験しました。元々好きな作品でしたが、生演奏つきだとひときわ贅沢で素敵な気分にな りました。ロシア映画は初めて、という観客が多かったようですが、皆さん口々によかったと言っていました。自分の好きな作品がそう受け止められているのが とても嬉しかったです。

このところ東京国際映画祭はあまり惹かれる作品の上映がなく、チケットも高いので、今年はとうとう1本も観ませんでした。その分フィルメックスに期待して いたのですが、企画はおもしろいとはいえ、スケジュールがきつくて、平日に連日レイトとか、休日に数本まとめて観るとか、例年私もかなり無理をしていま す。それが集客力の低下になってしまったのかもしれません。でもなんとかこういう路線で続けて欲しいです。そういえば、去年は韓国映画がたくさんあってそ れで人が来ていたのかもしれません。それに比べるとスイス映画特集は地味ですよね。
ラトビアの「落ちる人」、ジャリリの「フル・オア・エンプティ」、ギタイの「フリー・ゾーン」などがよかったです。しかし昨年の「亀も空を飛ぶ」「プロミ スト・ランド」等に比べると衝撃的と言うほどのインパクトのあるものはなかった、とも言えます。

「ナイト・ウォッチ」はようやく公開決定です(来年4月予定)。お台場のシネマ・メディアージュは遠くてあまりありがたくないのですが。やはり署名がもの を言ったようですね。なので、これで「公開したのに興行的に失敗だった」というわけにはいかなくなりますね。
ついでに、ルキヤネンコの原作本の邦訳も出ました。

424     質問。     けん  - 2005/11/30 20:10 -
はじめまして。
突然の質問で申し訳ありませんが、下記はある本からの引用なのですが、そこにはアレキサンドロスの死後、四人の将軍により王国が分けられたと述べられてい ました。しかし、こちらのhpにてアンティゴノスという将軍が存在したことを知りました。ということはギリシャ王国は四分割以上に別れたと言うことなので しょうか?もし、下記の文章に誤りがあるなら教えていただけるでしょうか?よろしくお願いします。

西暦前323年にアレクサンドロスが急死してから14年後の時点で,嫡出子のアレクサンドロス4世と,庶出の子のヘラクレスは暗殺されていました。

西暦前301年までには,4人の将軍が,自分たちの司令官アレクサンドロスの築き上げた広大な帝国に対する権力を保持する者として,地歩を確立していまし た。カッサンドロス将軍はマケドニアとギリシャを掌握し,リュシマコス将軍は小アジアとトラキアを手に入れました。セレウコス1世ニカトールはメソポタミ アとシリアに行き,プトレマイオス・ラゴスつまりプトレマイオス1世はエジプトとパレスチナを支配しました。このようにして,アレクサンドロスの支配した 一つの大きな王国から,ヘレニズムの,つまりギリシャ風の四つの王国が興りました。

それらヘレニズムの四つの王国のうち,最も短命だったのはカッサンドロスの支配でした。カッサンドロスが権力の座に就いてから数年後,その家系の男子が死 に絶えたため,西暦前285年にはリュシマコスがギリシャ帝国のヨーロッパ部分を取得しました。その4年後にリュシマコスは,セレウコス1世ニカトールと の戦いで倒れ,アジア地域の大部分の支配はセレウコスに受け継がれます。セレウコスはシリアのセレウコス朝の最初の王となり,シリアのアンティオキアを創 建し,そこを新たな首都としました。西暦前281年には暗殺されましたが,この王の確立した王朝は西暦前64年,つまりローマの将軍ポンペイウスがシリア をローマの属州とする時まで権力を保持しました。

アレクサンドロスの帝国の四つの分かれのうち,最も長命だったのはプトレマイオスの王国でした。プトレマイオス1世は西暦前305年に王の称号を用いるよ うになり,マケドニア人としては初めてエジプトの王,つまりファラオとなりました。そしてアレクサンドリアを首都とし,直ちに都市開発事業に着手します。 最も大規模な建設事業の一つは,有名なアレクサンドリア図書館でした。プトレマイオスはこの大事業を監督するため,名高いアテネの学者,ファレロンのデメ トリオスをギリシャから呼び寄せました。伝えられるところによると,西暦1世紀の時点でこの図書館には100万点の巻き物が収められていたということで す。プトレマイオス王朝は西暦前30年にローマに倒されるまで,エジプトを支配し続けました。

423     まだまだ先でしょう     管理人  - 2005/11/28 21:15 -
>ぎんこ様
「ヒストリエ」にアレクサンドロス大王が出てくるのはまだまだ先のことでしょう。物語の始めでアリストテレスが出てきていましたが、あの時点でアレクサン ドロスはまだ少年です。出てくるとしたらどんな感じで出てくるのか、楽しみではあります。

422     ヒストリエ読みました     ぎんこ  - 2005/11/27 20:39 -
 こんばんは。
「ヒストリエ」3巻読みました!今回はひとつの章が終わって次への前ふりって感じで終わってましたね。エウメネス少年時代もじっくり書くようですが、確か にこのままでは終わるのはいつになるかと不安に…というか、エウメネスが歴史の舞台に躍り出るまでいつまでかかるんだろう…と…。いや、面白い漫画は時間 かけてじっくりと書いて頂きたい!と思ってるんですけど。早く岩明均さんが書くアレキサンダー、みてみたいです。
エウメネスがスキタイ人というのはオリジナルの設定なんですね。オリジナルならば漫画が完結しない限り作者の意図はわからないということなんで、やっぱり 無事完結して頂きたいもんです。(昔、「七夕の国」という漫画を岩明さんが連載してたのですがこれもかなり休載が多くて結局読むのをあきらめた記憶が…)

421     記事に加筆     管理人  - 2005/11/26 21:23 -
パラエタケネの戦いの記事に加筆。色々考えてみてもエウメネス軍が象を曲線を描くように配置した場所が左翼の前なのか側面当たりなのか迷っています。まあ 防衛のためにおいたようなので、側面だとは思いますが。

>馬頭様
今月号は切り貼り漫画になっていて、来月は休載らしいという話を聞きましたが、単行本の加筆などでかなり疲れたのではないかと思われます。岩明均さんはア シスタントを使わないで書いているらしいと以前聞いたことがありますが、そろそろアシスタントなどを使った方がよいのではないかと。体壊して休載 →いつのまにか終了という最悪パターンにならないとよいのですが・・・。

>Киска様
おひさしぶりです。スパルタ対ペルシアをみて、スパルタ・プラハとペルセポリス・テヘランを連想されるとはさすがКиска様です。フィルメックスは結局 つごうが全然つかずに見られませんでしたが、伝え聞くところでは例年と違ってちらほらと空席があるらしいのです。どうしたんでしょう。
未完のため上映できないというのは、う〜ん、滅多にそう言う事って無いですよね。未完で強引に上映してしまったアニメ映画のはなしは聞いたことがあります が・・・。さて、そう言う場合は穴をどうやって埋めるんでしょう?何か他の作品が上映されるとかそう言うことはないのでしょうか。

420     沢登さんの公式戦最後の試合     Киска  - 2005/11/26 10:32 -
お久しぶりです。

今日のエスパルスの試合は残留確定をかけてのホーム最終戦。なんて、思いつめていたら、

>スパルタVSペルシア
スパルタ・プラハ(チェコ)とペルセポリス・テヘラン(イラン)が親善試合したのかと一瞬。我ながら重症・・・。

昨日、東京フィルメックスを観に行ったら(ナデリの「サウンド・バリア」)、ナデリとジャリリの豪華ツーショット!
ジャリリは東京国際映画祭で来ていたときも、他監督作品の上映会場でよく見かけました。研究熱心と言うか、映画が大好きなのですね。
今日と明日、サッカーではなく、フィルメックスを観に行きます。

NHKアジアフィルムフェスティバルは、ヴェトナム映画新作「癒された地」が楽しみ。イスラエル映画が未完のため上映できず・・・こういうのは初めてでは ないですか?
(カザフ映画で映画祭の上映日にフィルムが届いておらずチケットを払い戻してもらって後日無料で見せてもらったことはありましたが。)

419     ローマ史もの     馬頭  - 2005/11/26 03:36 -
>スパルタ総攻撃
行ったお店には、「聖衣」も「ディミトリアスと闘士」もありませんでした。「パットン戦車軍団」とか第2次世界大戦ものに興味を魅かれつつも、これだ、と いうのが無かったんですよね。他のお店も見てみます。

>ヒストリエ
今日発売の『アフタヌーン』を見たら、「ヒストリエ」は過去の画像を使い回したキリバリ漫画になってました。もしかしたら単行本作業での書き直し部分が押 したせいかもしれませんね。月刊ペースじゃつらいのかも。

418     レスをば     管理人  - 2005/11/25 16:04 -
>馬頭様
「スパルタ総攻撃」は実は既に持っていたりします。あのシリーズの中では他にローマ史を扱った「聖衣」とその続編に当たる「ディミトリアスと闘士」もは いっていますので、その辺と一緒に買ってみてはどうかと。映画としては一寸微妙なところもありますが、話のネタに見てみると言うことで。

>ぎんこ様
歴史物の漫画を書くときは、その時代の様子を実際に画にして書かないといけないので、調査は大変だろうなあと思います。連載時に余り書き込まれていなかっ た物が単行本になって結構書き込まれているようですが、連載は余り落とすと大変なことになるのでラフに書いておき、後で加筆しているのかなとついつい思っ てしまいます。

417     ひっぱりぎみ     馬頭  - 2005/11/25 04:22 -
>ヒストリエ
加筆はかなりしてるみたいですね。連載の時はボロボロでした。ビザンティオンの街はほとんど描いてなかったし。でも、単行本ではしっかり描き込んでくれて ますね。
少年時代部分を結構長くやってますが、たぶん話の主要な部分は青年時代の方だとは思います。けど、時間軸通りに話を進めてっても、あまり面白くはできな かっただろうから、導入の仕方としては青年時代部分からで良かったかも。
しかし、一巻で出てきた女とかメムノンとか眼帯とか、いきなりだされても自分も思い出せません。どうするつもりなんでしょうね。カルディアで街中を歩いて るエウメネスのシーンから再開とか?

>スパルタVSペルシア
今、DVDで安売りしてるシリーズの中に、レオニダス王とクセルクセス1世のテルモピレーの戦いを題材にしてるやつが出てます。『スパルタ総攻撃』ってや つですね。欲しいんですが、問題は二枚買ったら3500円くらいというヤツなので、もう一本選ばないといけない。しかし、他のはどれもいまいち。どうする べきか・・・。

http://www.toride.com/~digxwa/index.htm

416     うわ、買いにいかなくちゃ     ぎんこ  - 2005/11/24 23:20 -
 こんばんは、ひでさん。
「ヒストリエ」出たんですか!全然知らなかったです。
先日本屋に行った時に漫画のコーナーも一応みたのですが、見当たらなかったのはまだ出ていなかったのかな?(地方は2日ほど遅れる場合が多いので)。
週末にでも買います。しかし、この時代を書いた本も日本では少なそうなのに、漫画だったら他にはないのかも?絵を書くのも資料集めが大変そうですね。私は この時代のことをほとんど知らないし、やはり漫画という視覚的な媒体で歴史に触れられるというのは楽しい経験です。目でみたらあっさりわかることも多いで すから…。そういう意味ではあの「アレキサンダー」も私にとっては面白かったです。
「ヒストリエ」読んだらまた伺いますね!

415     まだまだ続く回想編     管理人  - 2005/11/24 01:19 -
ヒストリエ第3巻が出てから、妙にカウンターの回りが早くなったような気がします。「アレキサンダー」上映時はこんなにまわらなかったのですが、一寸驚い ています。アレクサンドロスについては他の所でもあれこれ言っているサイトは多数あるけれどエウメネスに関しては隙間市場にたまたま合致したのか、多くの 映画ファンはあの映画を見た後は疲れ切ってしまってレヴューを書くときに自分で何か調べようと言う気にならなかったのか、岩明均ファンが色々なところにア ンテナを張り巡らしているのか、真相はよく分かりませんが。

>馬頭様
おお、やはり買われましたか。連載時と単行本ではおそらく後者のほうがいろいろと加筆されていそうな気がします。それにしても、回想編は次の巻までずっと 続くのでしょうか。始めの頃に出てきた人が誰か分からなくなる人が出てくるのではないかと少々心配になって来ます。

414     ヒストリエ3巻     馬頭  - 2005/11/24 01:05 -
『ヒストリエ』の3巻、買いましたよ〜。まあ、連載で読んではいるんですが、やっぱりまとめて読んでも面白いですね。パフラゴニア編が長くなってますが、 これの後ですぐにカルディアのとこに話が戻るのか、それともまだひと波乱あるのか気になるところ。連載みてる限り、パフラゴニア編はあと一冊分以上続きそ うな感じ。

http://www.toride.com/~digxwa/index.htm

413     記事更新     管理人  - 2005/11/06 23:44 -
ティコ・ブラーエの記事をしりとりコーナーに掲載。つぎは「テ」で終わる人物でかく予定。無理ならば「ブ」で終わる人にしますが多分大丈夫でしょう。とり あえずエとかメは厄介だと言うことがよく分かりました。

コサック関係の記事の更新ですが、「ポーランド・ウクライナ・バルト史」のウクライナ・コサックの記事はあのような感じでまとめてしまっているようで、他 の文献でもあまりはっきりせず。強いて言えばウィキペディアのウクライナ・コサックの記事で「ポーランドの王から貴族としての権利が認められなかったキエ フ・ルーシ(キエフ公国)の士・豪族の子孫を中心とするコサック団隊」という記述があった程度でした。やはりどこかで横文字文献を読んでくるしかないか。 調べてみると今の私では入れないところにあるのが問題ですが。

412     ご指摘痛み入ります。     管理人  - 2005/11/05 01:31 -
>コサキスト様
初めまして。
ウクライナ=コサックの専門の方からのご指摘痛み入ります。ウクライナ=コサックの記事はフメリニツキーを扱った映画を見たと言うことがきっかけで調べて まとめてみた記事ですが、かなり前に「ウクライナ人」というのがなんか余計な気がするという指摘を受けたことはあったものの具体的な内容についてきちんと 指摘して下さったのは初めてです。コサキスト様のご指摘をふまえ、ウクライナ=コサックの起源やウクライナの宗教改革の話題などを可能な限り調べた上で記 事を改訂しますので、しばしお待ち下さい。

当サイトは基本的には古代史(マケドニア、ヘレニズム世界)を中心にしてますがふとしたきっかけで別の時代や地域の記事を書くこともあり、コサック関係で も何か記事をまとめる機会もあるかと思います。これからもよろしくお願い申し上げます。

411     ウクライナのコサックについて     コサキスト  - 2005/11/04 22:24 -
「ウクライナのコサック」項目中で参考文献として挙げていただいた者のひとりです。
正直申しまして、よく書けているなと、感心するとともに、
ウクライナのコサックについて関心をもっていただいて、非常にうれしく思いました。
しかしながら、記述中、一箇所だけ、非常に気になる点がございました。

「スラヴ系ウクライナ人のコサックはポーランド、リトアニアから農奴身分からの逃亡や、重税、飢饉、宗教弾圧、刑罰、負債などを逃れるためにドニエプル川 流域へと逃げてきた者たちによって構成されていた。」

という部分ですが、ウクライナのコサックは、ロシアのコサックと違って、基本的に、没落貴族がその根幹をなしていました。
後に見られる、ウクライナ・コサックのエリート意識・貴族意識の強さの原点として、この点は非常に重要になります。
重税、刑罰、負債などの理由により、貴族がコサック化することはあったと推測されますが(あくまで推測であり、史料的な証拠はありません)、
ウクライナのコサック集団中で逃亡農民の要素が強くなるのは、1590年代のコサック反乱が頻発した時期以降のことであり、
また、反乱中にコサック軍に参加した農民たちも、反乱がおさまると、もとの農民生活に戻るパターンが多かったといわれています。
宗教弾圧についても、1596年以降、正教徒の貴族たちが辛酸をなめたのは事実ですが、
それを理由にコサックをバック・アップしたという事実はあっても、コサック化の理由が宗教弾圧であったかどうかという点は、
微妙なニュアンスをもって語らねばなりません。
また、16世紀末ウクライナにおける宗教改革(ユニエイト教会の設立−ローマ法王を頂点にいただく)によって打撃を受けたのは、
税収入等が法王庁に吸い上げられてしまうことになった正教教会の聖職者にほかならず、一般住民にとっては、
典礼は正教のものが維持されたため、その違いをどこまで認識していたかは定かではありません。
逆に言えば、ユニエイト教会設立の意図は、正教典礼の維持によって、その変化を一般住民に認識させず、不満を抱かせない、
という点にあったということができます。

以上、瑣末なことですが、「玉」を目指していただくために、あえてメールさせていただきました。
とはいえ、わたくしもまだ、不確かな部分が多く、これからも一層、精励してまいりたいと思います。

繰り返しになりますが、ウクライナのコサックを取り上げていただきまして、誠にありがとうございます。

410     更新     管理人  - 2005/10/30 16:54 -
メで終わる人は結局エミール・ギメで記事を書きました。なかなか資料が集まらず執筆が大幅に遅れてしまいましたが、色々なアイデアをいただいたので次回は それを活かして何かかけそうな気がします。ありがとうございました。

>Киска様
ご心配して下さりありがとうございます。もうすっかり回復しています。アンゲロプロスは「エレニの旅」の時間だけチェックして見に行く予定です。

センスはいいかもしれないけれど悪趣味とは言い得て妙ですね。色々と作り込んで巧く見せるけれど、それで何を見せているかというとちょっとグロテスクな感 じでしたし。一方で熱心なファンがつくのはこういう作品かなと言う気もします。お客さんを見るとちょっと美大生っぽい感じの人たちがちらほらと見られまし たが、そう言った人たちに訴えかける何かがあるのでしょう。

409     センスはいいかもしれないけれど、悪趣味!     Киска  - 2005/10/29 14:11 -
矛盾するような表現ですが、それがシュワンクマイエルやイジー・ヴァルダの印象です。
私はトルンカやポヤルやゼマンのような一見して可愛いチェコ・アニメの方が性に合いますが、この手のキモいチェコ・アニメ、特にシュワンクマイエルは、熱 狂的なファンがいますね。
そんなシュワンクマイエルさんですが、「最近のディズニーアニメはなっとらん!」みたいなことをのたまっています。おっしゃっていることにはおおいに賛成 です。

先日、某掲示板でサッカー映画の話題が出たときには書き忘れていました。シュワンクマイエルの「男のゲーム」。強烈に、サッカーアニメでした。

ごかげんがよくないようですね。お大事になさってくださいませ。

408     誤字発見     管理人  - 2005/10/28 00:43 -
下の投稿で、「機会」を「機械」と書いてしまいました。歴史に記録される機械というとまるで飛杼とかミュール紡績機みたいですね。

407     白い霧     管理人  - 2005/10/24 00:29 -
日本シリーズ第1戦は濃霧コールドということになりましたが、17年前のヨーロッパチャンピオンカップ2回戦が濃霧中断・翌日再試合になった出来事を思い 出します。これで中止になるまでは負けていたミランが息を吹き返して翌日の再試合でツルベナ・ズヴェズダに勝ってしまったわけですが、日本シリーズの場合 はそんなことにはならなかったようで、むしろタイガースの選手・監督の頭の中に霧がかかり続けてしまっているようです。甲子園の浜風で霧が晴れるのかどう か・・・。

>ぎんこ様
ぎんこ様も「コーカサスの虜」を御覧になっていたのですね。原作はトルストイで、舞台をチェチェンにしているようですよ。山内一豊については秀吉が天下を 取る頃までは歴史に記録される機械がほとんど無かった人なので彼の生涯をたどるのは意外と難しいようです。来年大河があるので新書が今月だけで3冊もでた のではないかと思っています。

406     山内一豊     ぎんこ  - 2005/10/23 22:41 -
 こんばんは、ひでさん。
開設2周年おめでとうございます。今後も濃い歴史についての文章と、楽しい映画の感想を楽しみにしております。
「コーカサスの虜」は私も好きな映画です。これ、たしかトルストイが原作なんですよね。舞台は変更してるそうですが。その作品も一度読んでみたいです。
「山内一豊」ですか。なんだかひでさんのサイトでは意外な感じ。でも、私はあの有名な逸話ぐらいしか知らないので、書評楽しみにしています。これから大河 もあるし、関連書が多く出るんでしょうね。ちょっと地味な素材ではありますが…。

405     ありがとうございます     管理人  - 2005/10/21 14:00 -
>Киска様
ありがとうございます。
こちらこそ、いつも興味深いお話で楽しませていただいています。 コーカサスの虜は近いうちに見てみる予定です。仕事のはかどり具合に左右されそうです が、できれば早く見たいとおもっています。

ロシアの映画と言うことで思い出しましたが、東京国際ファンタスティック映画祭のクロージング作品「ナイト・ウオッチ」は一般公開が危ぶまれているようで す。過激な描写からFOX本社がアメリカや日本での公開にストップをかけたそうですが、はてさてどうなることか。「Sin City」や「Kill Bill」みたいな映画が公開されている一方で同じような感じの映画(事前に聞く情報ではそう言う感じが・・・・)の公開をストップさせる基準がどこにあ るのかよく分かりません。

404     サイト開設2周年おめでとうございます。     Киска  - 2005/10/21 00:34 -
いつも映画やサッカーのお話で楽しませていただいています。

カリャカがチャンピオンズリーグ・デビューをしました。交替してすぐシュートもしました。外しましたが。ベンフィカ対ビリャレアル、引分け。

小野理子先生のご著書、『女帝のロシア』はまだきちんと読んでいないのですが、『ロシアの愛と苦悩』(人文書院1990年)がおもしろかったです。プーシ キンもレールモントフもゲルマンも、ロシアの文学者は「若気の至りで地方の女性に熱を上げる→彼女に捧げる詩を書く→都会に戻るに当たって縁を切る=お金 で解決」という道筋を辿っているのですね(まあ文学者だけではなく、当時の男性としては当たり前だったのでしょうが、現代の感覚からするとひどい輩ばか り)。レフ・トルストイが『復活』で描いたようなことを皆やっているわけです。

「コーカサスの虜」!私の大好きなオレーグ・メンシコフです!!今は亡きセルゲイ・ボドロフ(息子)もこのデビュー作が最高だったと思います。

403     忙しいと言いつつも     管理人  - 2005/10/19 23:13 -
マケドニアの騎兵に関する記事を掲載しました。後半の部分はかなり思いつきに近い記事なのですが、やはり動員できる騎兵の数の減少は人的資源の減少に依る ところが大きいのではないかという気がしてなりません。その他「女帝のロシア」の紹介も載せてみましたが、読み物としてはなかなかおもしろく読める本では ないかと思います。エカテリーナ2世とダーシコワ公爵夫人の身の回りで起きていることの方に比重が置かれているような気がしなくもないですが。

こんな事を書いていますが、やはり仕事は色々とあります。チェコアニメ特集に行きたいけれども全然見に行けそうにありません。最近は「理想の女(ひと)」 を何度か繰り返し見に行ったくらいしか映画なんて見ていないし、DVDのレンタルも最近はしていません。ついつい「コーカサスの虜」を買ってしまいました がいつ見られるのだろうかと後になって悩んでいます。

402     眠いけれども眠れず。     管理人  - 2005/10/16 00:18 -
一日のほとんどを立って仕事をしていると足が棒のようになってきます。しかも帰りは大雨になり、疲労感はさらに増していきます。明日も仕事なんだよなあ、 あぁ・・・。

>Киска様
「ざくろの色」、パラジャーノフ作品ですね。「スラム砦」のDVDを何故か買って持っています。
ベンフィカと同じグループにはビジャレアルとマンチェスター・ユナイテッドがいますね。こちらもまた大変ですね・・・。

401     訂正     Киска  - 2005/10/15 07:49 -
UEFA杯ではなくて、チャンピオンズリーグでした。
やはりショックで動揺しているようです。


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