日々の雑感(2012年4月〜6月)

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6月26日
今月のアフタヌーンには「ヒストリエ」が掲載されていました。スキタイ遠征の話のようです。このペースだと、果たして 後継者戦争まで到達するのは何時のことになるか。

本屋にて、アッバース1世の伝記を発見。こう言う本がもうちょい早くでていたら、うちのサイトの記事を書くときにも役に たったんだけどなあ。まあしかたないか。

まあ、とりあえず今日はこんな感じで。

6月24日
暑くなってきました。まあ、暑いからと言ってアケメネス朝の王様みたいに季節の変化に合わせて住居を転々とするわけにもいきません から、とにかく耐えるしかないですね。

魚売り場をのぞいていると、宮城産の養殖銀鮭が結構並んでいました。そういえばもう初夏です。去年は津波の影響で大変だったよう ですが、今年は風評被害の影響で売値が暴落、現地の業者もかなり大変な様子です。とりあえず、基準値クリアして流通しているモノ なんだし、自分は冷蔵庫内部の鮭の在庫状況を確認しつつ、今冷凍して貯めてある鮭が無くなったら買って食べようかなと思っています。 (かなり前(へたしたら半年くらい?)にかった鮭が冷凍庫から何きれか発見されているので、それを何とかするのが先かも)。

魚の養殖というと、古代ローマでもやっていたようで、ヒメジとかウツボの養殖をやっていたと言う話は良く出てきます。ローマだと、 魚以外にもヤマネとかを飼っていたらしいんですが、現代日本だと、そもそもヤマネは天然記念物に指定されているし、数は減少して 準絶滅危惧種となってしまいましたから、捕まえて食べるというわけにもいきません。ウツボは一部では食べているようですが、捌く のが大変みたいですね。写真を見るとうまそうなのですが。はたしてどうなんでしょう。

6月17日
西洋美術館へ。見に行ったのは、特別展の「ベルリン国立美術館」展です。題材としては15世紀以降の絵画や彫刻を扱った 展覧会でした。龍を退治する聖ゲオルギウスの像が3種類きていましたが、リーメンシュナイダーのかなり躍動的なもの、 ちょと素朴な感じのもの、そして選帝侯をそこに重ね合わせた少々派手なもの、三者三様ですね。その他にも聖母子像も いくつも登場したり、ルターの肖像画やフェルメール、レンブラント派の絵画など、結構見所は沢山ありました。

そのあと、久し振りに常設展も見てきました。新たに収蔵されたものや、特設展示でドイツの版画がならべられていあり、 こちらも結構面白かったです。聖書の場面を非常に小さいサイズの版画(銅版画)でかいているので、会場ではルーペの 貸し出しがありました。それを持ってみると、色々と細かいところまでよく見えて、また興味深かったです。

6月14日
何かえらい更新が開いてしまいましたが、なにもなかったわけではないですよ。

近いうちに何か歴史の記事を更新できるかもしれません。

5月29日
6年前に、このサイトの逆引きしりとりコーナーにてサファヴィー朝中興の祖アッバース1世の記事を書いたことがありました。その時は正直なと ころ 詳しく書いてある本があまりなく、ついつい洋書にまで手を出してしまいました(当時出た最新のサファヴィー朝概説書と、ブラックウェル(当 時)の ペルシア人の本)。それでなんとかネタをつぎはぎして記事を苦労して書き上げた記憶があります。

それから年月は流れ、ふとしたことから来月に中央公論新社からアッバース1世の伝記が出ることが判明しました。自分が記事書いてるときにそう いう のがあればいいのになあと思いましたが、原書が2009年なので、まあそれはしかたないですね。でも、そういう本が翻訳されるというのはあり がたい 事です。

アッバース1世に限らず、出せる限り色々な人の伝記を出して欲しいんですが、無理ですかねえ。フィリッポス2世とかねえ…。

5月24日
そろそろ鰹の良いものがあったら、食べたいと思う今日この頃。旬ということであれば、戻り鰹のほうがよいのですが、脂っ気の少ない この時期の鰹も好きです。最近テレビで初鰹に軽く塩をして締めるというものをやっていたようで、ちょっとそれもやってみたいなと思 います。

それはさておき、家で色々と料理を作るようになり、はじめは色々作っていても、段々と固定化されるというか、メニューがちょっと単調に なるというのは良くあることなのでしょうか。色々と試しに作ってみて、うまくいく物・いかない物があり、うまくいった物を優先的に作る とそうなってしまうようです。私の場合も、もう少しレパートリーを広げたいのですが、なかなか思うようにはいきませんね。あと、外食した ときに、こういうのを作ってみたいと思ってやってみても、まるっきり違う物ができたりすることが多々あります。個人的な課題としては、 うまいトマトソースがなかなかできない(どうしても水っぽくなる)、そこですね。ちょうど良い水分のトマトソースが安定して供給できる ようになると、もうちょっと色々な風味付けができそうな気がします。パスタとか作ったときに役立ちそうですし。

食材としては、もうちょっと魚料理を増やしたいなとも思っています。近所であまりよい魚が手に入らないということと、意外と高いという こともあり、ついつい豚や鶏、牛にながれてしまいます。健康のことを考えると魚をもっと食べた方が良いのですが、どうしたものかと。

料理の時に最近ちょっと塩糀の使用頻度が増えています。初めのうちは、何か流行ってるけどこんなのうまいの?と思いながら使っていたのです が、 肉を漬け込んでから焼くとなかなか美味しいことが判明。最近は瓶詰めじゃなくて糀を買ってきて作っていますが、なかなか美味しいです。 それ自体に味もあるし、炒めたりすると風味がまします。これはいいですね。


5月12日
ご無沙汰しています。ゴールデンウィークは天候不順のため家でゴロゴロしていたり、お台場にビールのみに行ってみたところあまりの混雑に 嫌になって撤退し、別の場所で飲んでいたり、何故か雹が降ったときに仕事で外出していたりと、なんか休みを無駄に過ごしてしまったような 感じでした。あ、あと他に最近したこととして、ユベール・ロベール展をちょろっと見に行った位でしょうか。

読書の方は、「七王国の玉座」が面白かったですね。あと、小杉泰「イスラーム 文明と国家の形成」を読んでいました。昔読んだ気がしたの ですが、どうも気のせいだった模様。

4月29日
気がついたら桜も散り、四月も終わりに近づいてしまいました。

更新は全くしていない状態ですが、新年度を迎えてようやく生活のリズムができてきたような気がするので、少しずつ雑感と読書コーナー あたりからいじっていこうかなと思います。

この間何かしたことがあるかというと、歌舞伎見に行ったり(浅草の平成中村座)、ちょっと近所をほっつき歩いたりしたくらいですね。 なので、かなり前になりますが歌舞伎の感想でも少し書いてみようかと。

浅草で5月までやっている平成中村座の4月公演では、小笠原家のお家騒動を題材にした「小笠原騒動」を午後にやっていたので、それを 見に行くことにしました。途中、ちょっと引っ張りすぎなんじゃないのと思う場面もありましたが、派手な立ち回り、見せ場での見栄等々 見所多数、そんな作品でした。そんなに頻繁に見に行けるわけではないですが、たまにこういうのを見るのも良いものです。

あと、本もそこそこ読んでいます。あとでまとめてアップすることにしていますが、最近読み始めた「七王国の玉座」が面白いですね。 なかなか重いダークファンタジーです。完結するまで数年は待たされそうな作品ですが、じっくり読みます。それにしても文庫本で上下 2冊、それぞれ700頁くらいあるから、なかなか進まないですが。

4月10日
本屋をのぞくと、森谷公俊先生の「アレクサンドロスとオリュンピアス」(ちくま学芸文庫)が並んでいました。新書で出ていた「王妃オリュンピ アス」 の文庫版ですが、参考文献表が最近の本を加えて大幅にアップデートされていたり、別の研究者(澤田典子先生)による解説が追加されていたりし ます。 オリュンピアスがでたのだから、フィリッポス2世についても本を出して欲しいなあと思うのですが、どうなんでしょ。

あと、今の帯は岩明均先生のイラスト&コメント付きです。「容貌(かお)はきっと恐ろしい。そしてきっと美しい」、確かにそんな感じの人だろ うと 思います。

その他、大城道則「古代エジプト文明」(選書メチエ)も購入。これもじっくり読もうと思います。

4月7日
4月が始まりました。夜桜が非常にきれいです。意外と早く満開まで行ったなあと言う感じもするのですが、いつまでもちますかね。 昨年と違い、花見が非常に盛り上がっていますし、お祭りも開かれたりしています。

読書ですが、「物語 近現代ギリシャの歴史」のメモをちょっと書いた後、こちらの更新をすっかり忘れていました。あとでまとめて数冊アップ する予定です。工藤重矩「源氏物語の結婚」が普通とは違う視点から書いていて、その辺は面白かったです(本音と建て前のどっちをとるのかと 言う所で問題はあるかもしれません)。

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