日々の雑感(2010年4月〜6月)

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6月30日
昨日のサッカー、残念でした。120分で決められなかったというのが、今の限界なんだろうなあ…。それにしても玉田、なんかプレーの選択を 間違ってないか?あそこでそれはないだろう。

家の本棚がなかなか大変なことになってきました。置き場所がない…。さあ、どうする。

さて、今からドイツ語もういっぺんやり直さないと。リミットはあと1ヶ月。終わるのか?

6月25日
かなり前に、一寸興味があって注文していた洋書が届きました。アマゾンがなんか変な価格設定をしているため、今買ったら2千円くらい高くつく ところでしたが、早めに頼んでいたのでそういう目に遭わず。

どうも論文集のようですが、サイトの記事に使えそうな物が集まっています。面白そうな物があったら、それを元ネタに何かまとめると言うことも あるかもしれません。ちなみに、こ ういう本です。目次を見ていると、カルディアのヒエロニュモス、という章があるのですが、そこは「ヒストリエ」関係のネタで使え そうな気 がしますし、 他の所もなかなか面白そうです。ちまちまと読んでいこうかと。冬にはま た別のおもしろそうな本も出ることですし(そちらはかなり高額なため、今の私に買えるかどうかは 分かりませんが)。

話は全く関係ないのですが、NHKの「サラリーマンNEO」、油断も隙もない番組ですね。本気なのか逆なのか、境界線が微妙なところを突いて きます。 てっきりギャグだと思うと、実はかなりまじめだったりします。「かたづけ士」という肩書きで登場していた人が実在し、なおかつ物の整理や片付 け について色々と本を出していると知ったときは、一寸びっくりしました。

6月23日
・フランスが醜態をさらし、開催国南アフリカが敗退したワールカップですが、今日はまともに見られる時間に放送がないみたいです。 12時過ぎまで起きると翌日が辛いので…。

・かなり昔に頼んだ本が、予定より一寸早くに届く模様。今のアマゾンだと明らかにあり得ない価格設定になっています。勝手に変な 交換レートを設定しているのでしょうか、アマゾンは…?1ドル90円台のご時世に、どう考えても120円くらいの交換レートにしている ような値段が最近は表示されているのですが、何でだろう?

・ここのところ、図書館から次々に本がとどきます。一寸読み切れるかどうか心配になってきました。ま、次に来るであろう本は論文集 なので、欲しい物だけコピーすればいいやくらいに思って気楽に読むことにします。

・図書館で借りた「『宋代中国』の相対化」はしがきを読む。なかなか興味深い内容。宋の文化というと教科書的には国粋的といった感じ で説明される事があり、何となく国民国家っぽいと言うことで研究が深化した宋代史という面があるようですが、それを相対化していこう という試みのようです。もともとは、北宋の羊肉食についての論文を探していて発見した本ですが、他の論文も面白そうです。

6月19日
・スペイン、ドイツ、フランスと言った有名どころがこけている今回のワールドカップ、果たしてオランダはどうなる。まあ、アルゼンチンや ブラジルと言ったところは普通に勝ってるからなあ…。

・それはさておき、「アテネ民主政」の書評が日 経新聞の夕刊に出たとか。意外な人が書いていたりします。

・以前ここでもちょこっと取り上げた(で、アマゾン英国のページにリンクを張った)A Companion to Ancient Macedonia(2010,Wiley- Blackwell)、 アマゾン英国のページや、出版社のサイトには目次が出ていました。凄いなあ…。これほしい。 目 次はこちら。

・さて、頑張ってこれから家のことを片付けて、オランダ対日本戦を見なくては。というわけで、見終わってから続きを書こうかと。

〜〜〜〜〜〜(オランダ対日本観戦)〜〜〜〜〜〜〜〜〜

あ〜〜〜、なんかもったいない試合だったなあ。次の試合で何とかしてもらいたいものですね。

6月17日
ギリシャがようやく点を取りました。長かった…。ユーロを優勝したりはしましたが、ワールドカップではマラドーナにひどい目に遭わされた 94年以来となります。で、その初戦は韓国に完封負け、ナイジェリア戦も全然点が取れる気配はなかったのですが、相手が退場者を出してから 俄然攻撃的になり、とうとう1点を取ってしまいました。これを書いている時点でちょうど前半が終わったところですがはたして初勝利はなる のか?

6月13日
そういえば、講談社の「興亡の世界史」シリーズ、ようやく完結しました。まだ感想を書いていませんが最終配本の18巻、日本パートは 類書が多く、特に目新しいところもないようなかんじ。韓国パート(朴正熙についての部分)のほうが興味深い内容でした。何故か発売 が延期に延期を重ねていたため、どうなるかと思いましたが、ぱっと読んだ感じではそんな変な感じをうけることなく読了。

全21巻を読んでみて、特に面白く読んだのはアレクサンドロス、スキタイ、東インド会社、イギリス、ケルト、南米、イスラム、その辺の 巻かな。あとの巻はどうだったかというと、文明論的な巻2つはどちらも特に読む必要はない感じ(00巻は浅い、20巻はアフリカ以外は 特に読まなくて良い)、ロシアは同じ出版社から同じような内容の本が出ていたことでちょっと低め、オスマン帝国も鈴木董「オスマン帝国」 を読んだときと比べるとインパクトは一寸少ない、アメリカは面白いことをしているけれど一寸アメリカ史としてはどうかと感じ、ソグドの巻 はそもそも高校世界史の現状をまともに理解していない後書きが読後感を台無しにしているし、モンゴルの巻はああまたかというかんじ。 ローマ史と近代ヨーロッパについては特にインパクトなしだけれど、ローマの方がおもしろい(近代ヨーロッパは率直に言って教科書みたい)。 アンコールワットの巻はもうちょっとしっかり読み直したいところ。

6月12日
本屋大賞受賞作「天地明察」について、和算の研究家がクレームを付けています。塩野七生さんとローマ史研究者等々、似たような関係になってい る ものは多々ありますが、フィクションを元に歴史を語ったりされるとさすがにまずいよなと思うところもあります(個人的には塩野作品、好きじゃ ないんですが。あれを歴史だと思われるとちょっとねえ…。ローマ人をだしにしたビジネス書というかカエサル萌えな同人誌というか、そんな本だ と 思います。何か新しい知見や視点をもたらしてくれる歴史書と同じには扱っちゃまずいだろう)。

ただ、今回の事例は、研究者側の反応は一寸これはまずいのではないか、特に最後の1文はなんかねえ…。で、古い本を使って色々書いて、それが 話題になると、今度は「新しい知見が反映されてないから」とか言い出すんじゃないかという気がするな。今回の件について、「素人は口を出す なって事か、けしからん」とか、「これだから研究者は…」なんていう風に読解されて、結果として首を絞めることになるんじゃないかと、一寸 心配になってきます。

個人的には、今回の件、研究者側がなんか野暮だな、ということで。。

6月11日
本屋にて、「西洋古典学事典」を発見。いやはや、現物は思ったより大きい本だった。置き場所がない&持って帰る体力に自信がないので 購入は見送り、というよりお金がないだろう、自分…。

購入は見送ったものの、中身はぱらぱらと見てきました。各項目に、古典作品の出典元がついているので、それはありがたいなあと思いますが、 関連する文献もいっしょに付けてくれたら良かったのにと思ってしまいました。ぱっと見た限り(と言うか一部分しか見ていませんが)、人名 等の項目が多く見られましたが、制度とかそういうのはあったかなあ…。見た覚えがないので、もう一度適当に眺めてきます。

6月6日
最近、amazonの価格設定がどのように行われているのかよく分かりません。どう考えても自分が注文したときよりドルとポンドに対しては かなり円高だというのに、日本円に換算したときの価格が2割くらい上がっているような気が…。誰がどうやって決めているのか分かりませんが、 もうちょっと価格設定を考えた方がいいんじゃないかと。今の価格設定だと、紀伊国屋で買う方が安いんじゃないかと(下手したら、丸善より アマゾンの方が高くなっている本もありそう…)。

久し振りにちょっと遠い図書館まで遠征してみましたが、それなりに収穫はありました。出たときに読もうと思いつつ、置き場所のことを考えて 購入を見送ったタブッキ「イタリア広場」が借りられました。多分予約も入らないだろうから、じっくり読もう(で、2週間で読み終わらないよう で あれば当然延長をします)。あと、「食文化 歴史と民族の饗宴(シュンポシオン)」(悠書館)という、表紙及び中のイラストのゆるさが何とも 言い難い本をたまたま発見しました。何気なく新刊書コーナーを眺めていて見つけた1冊ですが、こういう出会いがあるから図書館やリアル本屋は 面白いなと思います(反対に、探していた本が見つからず、無駄足踏んだと思うときもありますが)。

キーワードを入力すれば関係する本がぱっと出てくるウェブ書店では、まずこういう形での出会いはないだろうと思います。あと、すべてが電子書 籍 になった場合も、たまたま見かけた本を手にとって読むという体験は難しくなるかもしれないなと思います。レンタルビデオ屋みたいに箱が置いて あ って中身は別という形にでもなればいいのですが。目的がはっきりしているならウェブ書店で電子書籍をダウンロードするという形でいいと思うけ どね。 そういう物がこれだけはやったりもてはやされたりすると言うことは、偶然の出会いという物は大事だと思わない人が多いんだろう、きっと。むし ろ 単なるノイズのようなものとしか思われないのかもしれませんね。

6月1日
スブラフマニヤム「接続された歴史」(名古屋大学出版会、2009年)を読了。中身は、言い回しがなんか難しい感じがしたこと、 地図なしで次々に地名が列挙されていること、同様に大量の人名も列挙されることなどもあり、かなり読むのに難渋しました。 もうちょっとしっかり読み込めたら良かったと思うのですが、まあ、もうちょっと借りていられるので、読み込んでみましょう。

で、大体本文を読み終え、後書きを見たときに、ちょっとどうかと思う記述を発見。訳者曰く、原書と一部内容を入れ替えたそうです。 その理由として、その1章分以外はアジアとヨーロッパの関係を扱っているのに、当該箇所はナーディール=シャー(サファヴィー 朝を滅ぼし、デリーを攻略して略奪した人物)がムガル帝国も滅ぼしてイランからインドにまたがる大帝国を作っていたとした ら、どうなったのかというテーマだったそうで、それは訳者の意図とは異なることから別の物に差し替えたとのことでした。

個人的には、こういう事はするべきではないと思います。一見すると全く関係のなさそうな当該章が何故掲載されていたのか、 もっとそこの所を考えるべきだったのではないでしょうか。原書を出した側にはそれなりの意図があって入れたはずであり、他人の 著作を自分の意図で改編するような真似は辞めて欲しかったです。アジアとヨーロッパの遭遇というテーマだけだと、なんとなく 安易と言うか、はやり物に乗っかっているだけというか、そのような感じがしてしまうんですよね。

5月29日
最近、山内先 生が妙 な方向に向かっている模様

もっとも、リンク先の記事以前から、かなり変な方向に行きつつはありました。去年、文藝春秋で、ミッドウェーについての妙な仮想戦記を 書いたりしていたので、なんか変な方向に行っているなあと思ったのですが、研究者から文化人になりつつあるようです。研究者をやるより、 歴史家・文化人をやっている方がいいんでしょうね。

それにしても東大で色々な先生にしゃべらせるという形の講義を高校生向けにやっているとは知らなかったなあ。

“世界史のなかに日本史 を学ぶ要 素を見出し、日本史のなかに世界史を理解す る因子を探すことで、二つの歴史を統一的に考える視点と手がかり を得たいと思います。考える素材として、ナポレオンとムハンマド・アリーと島津斉彬というほぼ同時代の人物の目を通して、フランス大 革命、 エジプト近代化(タンジマート)、集成館事業などの性格を考えてみたいと思います。人物と事件、政治と経済などのつながりを明らかに しながら、 産業化と近代化の特質を考察してみたいと思います。”

と言う内容が、何故「アジテーション」に向かっていったのか、そこのプロセスをちょっと知りたいですが。

こういう講義をやる場合、どのような基準で人を選ぶのか気になりますが、どうせなら名前が売れている人以外から学問って凄いなと思わせること が 出来る人を選んで欲しいなあ。最近ふとしたきっかけで知ったのですが、シリア学・シリア語文献学をやっている先生がいるらしいし(で、なぜか 教養では英語の授業をやっているそうですが…)。素人目には何をやっているのか分からない・それを研究することの意味が分かりにくい分野の人 を 使った方がよほどおもしろそうだけど、どうなんでしょう。こういう講座に来るくらいなのだから、参加者は受験勉強がすべてと思っているような 視野 の狭い生徒さんではないでしょうし、そういう子ならちょっと難しいことを言っても何か引っかかってくれると思うのですが…。

5月26日
何となくアマゾンで検索を書けていたら、こ んな本を発見。

これは買うしかないなあ、自分…。問題はそんなお金がどこにあるのかと言うことですが。とりあえず、「ヒストリエ」で マケドニアに興味を持った人は気合いでこれを買って読むべきでしょう。

5月23日
「ヒストリエ」がらみでこのサイトに来てくださる方が多いのは前からですが、やはり単行本が出ると数が全然違います。 ごめんなさい、全然更新が出来ていなくて。昔書いたネタですむような内容も結構あるなあと重い、ここの所ほとんど更新 していません。強いて言えば、自サイト内の関係していそうなページへのリンクをちょこっとずつ張っているという程度です。 本当は、6巻で出てきたハルパロスとかペウケスタス(ペウケスタスにかんしては単なる村人Aの可能性もありますが、おそらく あとで活躍する彼と同一人物でしょう。実際にミエザ出身だったりしますし。彼は一時エウメネスと同じ陣営でアンティゴノスと 戦ったり、その後もちょこっと名前が出てきたりします(最後は不明ですが)。)あたりでも可能な限りまとめてみるべきだったん だろうなと思いますが全く手つかずです。

気長にお待ち下さいますよう、よろしくお願いします。

5月21日
帯状疱疹のためしばらく禁酒。早く怪我や病気をなおしたいと思ったら、アルコールは厳禁だとおもうので。

ヒストリエの第6巻が出ました。連載はこれより数話先までいっていますが、それは次の第7巻に掲載されるみたいですね。何年後に でることになるんだろうかという心配はありますが、気長に待ちましょう。

本屋にて、岩波ジュニア新書の新刊を発見。世界史読書案内と言うことで、専門書から漫画までと言う紹介文でした。まあ、「石の花」 に注目しているところはなかなか評価できますが、もうちょっと砕けたネタが多くてもいいんじゃないかなと。漫画だったら、それこそ 「ヒストリエ」「ヴィンランドサガ」「アルカサル」なんかは入れてもいいだろうなあと。あとは長谷川哲也「ナポレオン」もね。 そういったところを入り口にして、それに参考文献みたいな物を付けるという体裁なのかと思ったら、そうではなかったですね。本ごと に2ページくらい設けて紹介していくというスタイルでしたが、どっちがいいんでしょうね。

5月12日
今月はなぜか本代がかなりかかっているなあと思い調べてみると、確かに色々買っていました。ちょっと買いすぎかもしれませんが、 まあいいか。とりあえず「長距離走者の孤独」「セールスマンの死」は早く読んでしまいたいところ。あとは図書館で借りた「野生の 探偵たち」も早く読み終えたい。

でも、こうやって、積ん読本が増えていくんでしょうか。

5月3日
「細川家の至宝」展をみてきました。

5月2日
なんか疲れがたまっていたのか、起きた時間がかなり遅くなってしまいました。図書館に本を返しに行かないといけなかったり、いろいろと やらなくてはいけないことはたまっているのですが。

池袋の古本屋にいき、本を買った後、少し散歩してきました。池袋からずっと歩いていくと、鬼子母神があり(入谷じゃないですよ)、そこ へいってきました。意外と小さいような気もしましたが、本堂は立派でしたよ。うん。結構人も来ていましたが、なかなか雑司ヶ谷界隈、 いい感じですね。その後、都電に乗ろうかと思いましたが、それは今回は辞めておきました。

雑司ヶ谷霊園をつっきって、今度は護国寺へ。前にも一度行きましたが、護国寺本堂、立派でした。名前だけだと思ってはいけませんね。 あんなに立派だとは思いませんでしたから、最初見たときは結構びっくりしました。

5月1日
よく見ていたサイトの管理人さんが運営しているブログやツイッターのコメントを見て、はやり物に流されているというか、無邪気にはしゃいで いるというか、地に足ついてないというか、軽く・薄くなったなあというか、ちょっと痛々しさも感じてしまったり…うまくまとまりませんが、 そんなことが頭の中に浮かんできました。ま、人は色々な困難を経験しながら、自分が社会の方に合わせていこうとしたり、社会に反発して 何かとんがった言動をする人の信者となったり、変わっていくものなんだろうな、うん。ただ、何かとんがったことを言ったりやったり している人自身は、多分信者さん達がどうなろうと気にもしないだろうから、ハシゴを外されるような事態が生じたら大変だと思うし、そういう とんがった人が言っている事が実はその人達自身にブーメランの如く跳ね返ってきていることもあるけれど、どうなんだろうねえ…。安易に そういう人の書いた本の中身に「共感」するのではなく、ちょっと立ち止まりながら読めばいいのに。

そのサイトは最近、更新もすっかり止まっている(ブログとツイッターばかりやっている模様)、巡回先から外そうかともおもうけれど、まだそう するのは早い 感じがする ので、もうしばらく見ていようと思います(でも、あまり過剰な期待は抱かない方が良さそうですが)。

4月21日
4月になって、気温の変化が激しいですね。自分に関して言うと、何となく調子が出ない日々が続きます。なんでだろう。 何となくすっきりしないので、筋トレをやりにいってかるく汗をかいてきました。何となく気分がすっきりした感じが しないでもない…。

そういえば、昨日「本屋大賞」が発表されました。今年はさすがにベストセラーを1位にしたりはしなかったみたいですね。 「東京タワー」のあたりから、何か妙な感じになっていましたが、さすがにまずいと思ったのでしょう。本屋が売りたい本 って、なんだろう。利益が上がる本か、色々な人に読んで欲しい本か、それともまたべつのものか?

4月16日
4月下旬はこんなに寒かったかな…。

寒いので、何となくシチューを作りたくなり、人参、玉葱、ジャガイモが家に結構あったので、ビーフシチューを作ってみようと思い、 色々やってみました。時間短縮のため、オージービーフの細切れで作るという手抜きをしてみましたが、やはりシチュー用で売られている すね肉の方が遙かに味が出ると言うことを再確認する結果になりました。

結局味の調整のため、コンソメやらケチャップやら醤油やらを次々に投入し、なんとかなったような気はします。でも、時間があるときに ゆっくり作らないと、これはうまくいかないのかなと言うことが分かりました。

4月11日
名古屋の山にニホンカモシカが出没したとか。意外と都市の近くに自然ってのこってるんですね。ま、よく考えてみたら東京も 都心のど真ん中に豊かな森が何気にあるし(それがあるから銀座で蜂蜜を作れたりする)。

昔、矢ガモ(矢が刺さった状態の鴨)が話題になったとき、「あれはかわいそうと思うのではなく、うまそうだとおもうべきだ」と 言った人がいたけれど、そういう人からしたら、このニホンカモシカは食べる物と言うことになるのかな。「カムイ伝」によると ニホンカモシカはうまいらしいのですが。

4月8日
CLってなんですか?美味しいの?ちょっと現実逃避してます…。

ここのところ本読みに没頭しています。仕事しろよ…

澤田典子「アテネ民主政 命をかけた八人の政治家」講談社(選書メチエ)を本屋にて購入。「ヒストリエ」の世界コーナーの 更新に使えそうな記事を発見。ただ、それで安心してしまって、ほとんど引き写し何てことにならないように気をつけないとな。 ちなみに、それはかなり前の話に出てきたことなので、ちょっと記事を作りかけて放置してるものだったりします。

4月1日
今日はエイプリルフール、でもそういうネタを振るつもりは全くなし。

今日より新宿紀伊国屋本店にて、「ワールド文学カップ」という特設コーナーが設けられています。外国文学を大量に集めたコーナー ですが、集められている本は、知っている本屋読んだ本もあれば、初めて見た本もあり、結構見ているだけでも楽しかったりします。 あと、ここにおいてある小冊子はかなり気合いが入っているので、行ったら是非もらっていくべきでしょう。

私はどちらかというと外国文学のほうが好きなので、こういう企画は非常にありがたいですね。日本の小説と外国文学があったら、 まず外国の方を手に取ることが多いです。原書・原文じゃないと駄目なんて言うことはまったくないし、面白さが損なわれると いっても、そんじょそこらの日本の小説よりは遙かに面白いと思うので。

そりゃ、日本の小説のように、自分の身近なことを題材にして書いた小説ではないし、そもそも日本人と違う発想の人たちが書いて いるので、なかなかなじめないという人もいると思いますが、自分の身近でない物に触れる機会なんて、本を読むくらいしかないんだし、 色々読んでみた方がいいと思うんだけどなあ。なかなかそうはいかないようで、大手書店でも外国文学コーナーが縮小してしまった所も ありますし…。

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