日々の雑感(2004年7月〜9月)
日々の雑感(2004年7月〜9月)
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9月26日
最近休日は家でごろごろしていることがほとんどだったのですが、今日は朝早くに起きて遠出するなど、久しぶりに休日
を満喫したような気がします。何をしてきたのかといえば、展覧会のはしごをしてきました。今年は中国関係の展覧会が
数多く開かれていますが、上野でも「大兵馬俑展」と「四川文明展」の2つを見てきました。
まず最初に「大兵馬俑展」の方から見に行ってきました。入り口には兵馬俑の実物大レプリカがあり、それを写真に撮る
ひともいました。展覧会というと撮影禁止で見に行っても何も写真を撮れない事がふつうなのですが、今回はレプリカと
はいえ実物大の兵馬俑と並んで写真を撮れるようになっています。ちょっとした話題作りに撮ってこようかとも思いまし
たがカメラを持っていなかったのであきらめました。中の展示品の数や規模に関しては、過去に行われた兵馬俑展とさほど
違いはないように思いました。だいたい兵馬俑が12〜13体ほど、あとは武器や青銅器、水道管や瓦、それと玉や重りなど
が展示されていました。今回はいくつか新発見の遺物も展示されており、武官だけではなく文官の俑が展示されていたり、
芸能関係の人の像や青銅製の鳥、さらに彩色が残っている兵馬俑といったここ数年のうちに発見された遺物も展示されて
いました。兵馬俑の配置に関しても、実際の兵馬俑坑での並びを模した配置にするなどの工夫が随所にみられました。
兵馬俑展を見たあとは東京都美術館に移動し、本日が最終日の「四川文明展」を見に行っていました。三星堆遺跡や金沙
遺跡からの出土品が並べられていました。「四川文明」という言葉が使われるようになったのは最近のことで、てっきり
これらの遺跡の発掘は1990年代頃から始まったのかと思っていましたが、大規模な発掘が開始されたのは1980年代のこと
だったときいて少々驚きました。新しい発見が会っても、それが何なのかを特定して歴史の中に位置づけるという作業に
それだけ時間がかかったと言うことでしょうか。不思議なのは三星堆で出土した遺物と金沙で出土した遺物は形は結構
にているのに金沙のほうは全般的に大きさがかなり小さくなっていることです。どちらも目が三角で大きく、耳が大きい
ところはそっくりなのですが。人面のインパクトも大きいのですが、目がカタツムリのように飛び出し、角がある獣面
の方はさらにインパクトが大きいものになっています。それにしても、黄河流域の文化圏とはあきらかに異なる文化が
そこには古くから作られていたと言うことがよく分かります。中国史というとどうしても黄河流域の方が中心になりがち
ですが、このあたりのことももっと知られても良いのではないかと思われます。どうやって授業に組み込むのかはかなり
大変そうではありますが。
その後国立博物館に移動してパスポートを新しくして来週始まる国宝展に備え、そのついでにリニューアルした本館を
見たりしながら上野を散歩し、その後丸の内や有楽町をうろちょろして帰宅の途ににつき、帰ってきました。中国関係
だと、あとは赤坂見附のサントリー美術館にも行かないといけないとおもいつつ、まだいっていません。あっちは書など が中心のようですが。
大兵馬俑展
9月21日
今日は平日にもかかわらず休みだったため、新宿まで行って「父、帰る」というロシア映画を見てきました。なんでも
ロシア人の新人監督なのですがいきなりヴェネツィア国際映画祭金獅子賞を受賞したという強者だそうで、そのためで
しょうか、平日昼にもかかわらず老若男女大勢の観客がおり、上映館は満席でした。映画の内容は日曜日から土曜日までの
一週間という期間で父と子の関係を書いていくという映画です。ただし父親というのがちょっと妙で、12年間家を出て行って
帰ってこなかったのに突然家に戻り、兄弟を連れて島へと渡るのですが、帰ってきてから、旅の間もずっとスパルタ教育
のようなことをおこなっています。その時に何をさせていたのかいうと、目当てのレストランがなければ兄のアンドレイ
に探しに行かせたり、イヴァンが釣りをしたいというと置いていったり、車がぬかるみにはまったときには子供に力仕事
を手伝わせる、ボートのエンジンが壊れると子供に漕がせる、こんなぐあいですから子供達もとまどいを隠せず、イヴァン
に至っては怒り・殺意すら覚えるわけです。父の方では決して厳しいだけではなく、それとなく気を配っていたりはする
のですが、子供のほうでは12年放置しておいたくせにいきなり父親面しやがって、という思いがあるのでしょう。そして
釣りにいって予定時間を大幅に遅れて兄弟が戻ってきたときに父親から叱責(といってもビンタやパンチが入ってました)
されたときにイヴァンがついに爆発し、そのことが結局父親の身に悲劇をもたらすことになります。何故帰ってきたのか、
それまで何処にいたのか、何処に何のために兄弟を連れて行くのか、そう言ったことはいっさい解決されぬまま物語は終
わります。そのため色々と消化不良に陥る部分も多いようですが、父との旅を通じて2人は成長していったということは
見ていれば分かることだと思います。結局の所色々な謎について説明することは監督の主たる目的ではないようです。
2人の兄弟ですが、弟のイヴァンのクソガキぶりはなかなかうまいなあとおもいました。こんなガキ、もとい子供はいる
よなあ、と思わず納得。あれこれ文句を言ったり屁理屈をこねたりするけれど、度胸がない様子が書かれています(それ
は映画の冒頭の湖へのダイビングをする子供達の場面でも、途中に出てくる塔のシーンでも見られます)。そんなイヴァン
も物語の終盤、父にたいしていままでのひねた形ではなく(父親の皿を湖に捨てたり・・)、真っ正面からぶつかる形で
反抗し(結果としてそれが父の身に悲劇をもたらすことになります)、それ以降は少し変わったような感じがします。
一方で物語の終盤に大きく成長したような感じがするのは兄のアレクセイのほうです。彼は父親の厳しいしごきに耐え続け、
着実に成長していきます。結果としてこのたびを通じて父親は2人の子供を成長させることに成功はしましたが、いきなり
かえってきてスパルタ教育をやったら、いまの日本だったら逆に子供にひどい目に遭わされそうな気が・・・。
「父、帰る」公式サイト
9月20日
少々疲労がたまっております。しかし第1の難関は越したようなのでこれで少し更新できそうです。そのへんはしばし
お待ち下さい。
9月12日
今日は「ヴィレッジ」を見に新宿まで行ってきました。始めは歌舞伎町のあたりをうろちょろしていたのですが、
長い行列ができていたためにあきらめ、別の所に見に行ってきました。ストーリーをネタばらしするとまずいらしい
ので、詳しいことはかけませんが、強引にまとめると「金田一少年の事件簿」
と 某有名SFをドッキングしたような映画でした。
ちなみに一回見た人は公
式サイトに おいてネタバ
レBBSを見ることができるようになっています。また、「全国のヴィレッジを大募集」なるBBSが併設されている
のですが、ミステリースポットを語る場になっているようです。ネタがあったら投稿してみましょう。
9月11日
今日は久しぶりに映画を見に行ってきました。見てきた作品は「アイ、ロボット」です。感想らしき物を少しずつ
書いておきますと、ウィル・スミス扮する主人公の刑事とロボットの即席コンビがクライマックスでは見事に息が
あっておりました。主人公がロボットを嫌う理由はロボットが確率や理論により動き、心がないということが関係し
ています。物語の舞台となる2035年の社会は不測の事態にたいして非常にもろい社会になっているようです。全てが
論理的に計算され、その通りに事が運ぶと考えている社会において、ロボット三原則に基づいて作られたロボットが
反乱を起こすと言うことはあり得ないことでしたが、結局それは起こってしまいます。しかもそれはコンピュータに
よる論理的計算の結果引き起こされるという何とも皮肉な形で起こります。
上映前の映画についての話題はこのくらいにしておいたほうがよさそうですので、詳しい感想は別に書きます。
その他本屋で買い物をして、「龍馬と新選組」という本を買ってきました。さて、これから読むかな。その前に
仕事しないといけませんが。また、「アイ、ロボット」を見た映画館で周辺の映画館において近日中に公開される
予定の映画のポスターが貼られていましたが、その中に「ジョバンニ」という映画があり、どうもメディチ家の
ジョバンニを主人公にした教皇軍と皇帝軍の戦いを描いた映画が公開されるようです。歴史物映画が好きな私として はこれは見逃せません。
9月8日
最近NHK衛星放送ではワールドカップ予選をやっています。昔はイングランド(プレミアリーグ)やドイツ(ブンデス
リーガ)、スペイン(リーガエスパニョーラ)といったヨーロッパ各国のリーグ戦をやっていたこともあるのですが、
ケーブルテレビやWOWOWに放映権をどんどんとられてしまい、気が付いたらNHK衛星放送では各国リーグ戦は見られなく
なってしまいました。みたいと思ったらかなりの金額を毎月支払ってケーブルテレビで見なくては行けなくなってし
まいましたが、これはちょっと辛いです。毎月テレビを見るためにお金を使えるほど生活に余裕はないのであきらめて います。
昔は世界のサッカーを見られる番組というとテレビ東京でやっていた「ダイヤモンドサッカー」や「ダイナミック
サッカー」で見られる程度、あとはワールドカップのときくらいでした。そのころと比べるとサッカーをテレビで見る
環境は遥に整ってきていますが、そのかわりお金もかかるようになったようで・・・。
9月5日
以前個々でも取り上げたことがありますが、ジョン・ウー監督がチョウ・ユンファと組んで三国志の映画を撮るらしい
という話があります。赤壁の戦いを取り上げるようですが、チョウ・ユンファはどうやら劉備役をやるらしいです。 こ
こ の記事が英文で書いてあり、チョウ・ユンファが演じるthe King of Shu, Liu
Bei,は蜀の王、劉備だとおもわれます。
(どなたか英語で蜀とか劉備というのはどのように書くのか教えてください。)また同じ記事では日本と韓国の俳優も
出す予定であるかのようなことが書いてあります。劉備役というのはやはり三国志演義だと主役扱いですから、
チョウ・ユンファがやることになるでしょう。三国志演義だとたしか劉備は2本の剣を使っていたため、二丁拳銃の
代わりに二本の剣で戦うのでしょう。まあ、始皇帝がワイヤーアクションで戦ってしまったりもする時代ですから、
チョウ・ユンファが劉備役をやってばりばり戦うというのもありでしょう。
しかし、日本や韓国の俳優も出すといっても誰が何を演じることになるのでしょうか?
9月3日
あっという間に9月です。自分のサイトを作り始めてから、気が付いたら10ヶ月と少したっています。
インターネットをいじくるようになったのは10年前、学校の授業でいじくりはじめてからですが、当時はサイトの
数もあまり無く、ブラウザの性能などもあってあまり複雑ではないサイトが多かったような記憶があります。その後
インターネット上で色々な者を見せることのできる技術が発達していき、いまでは動画も見られるようになっています。
個人サイトの数もどんどんと増加し、色々なジャンルのサイトがみられるようになりました。
自分でサイトを作るのみならず、人のサイトも色々と見て回っていますが、巡回先の中には昔はかなりにぎわっていたの
にいまではすっかり寂れてしまっているサイトや、管理人さんが忙しくなったためか全く更新が行われぬまま放置されて
いるサイトもちらほらと見られます。やはり仕事が忙しいと言うことが最も大きな要因であると思われますが、ほかにも
昔は興味があったけれども興味を失ったということもあるでしょう。昔友人と話していて、友人が何となく思いついて
言っていたことに、「個人サイト3年説」というものがあります。3年くらいすると環境の変化や趣味嗜好の変化により
サイトを辞めてしまうというものですが、実際にサイトとを削除するかどうかはさておき、3年もやっているとだんだんと
ネタに困ってくると言うことも関係するのではないかと思います。
色々と見て回っていると、歴史系のサイトに更新が長い間停滞している感じのところが多いような気がします。度々見に
行っても更新がすっかり止まっているサイト、掲示板やフォーラム、チャットがあっても人がいないサイトは数多く みうけられます。
世の中には色々な個人サイトがありますが、歴史系のサイトの場合、管理人や常連メンバーの多くが学生であることが
多いようです。もちろん、そうでない管理者の方が運営しているサイトもありますが、学生時代の延長といった感じで
興味を持ち続けて運営している方が多いような印象があります(実態はあまり分かりませんが)。大学という環境にいると、
細かいことに関してもさまざまな文献や史料があり、自分が気になったことを色々と調べやすい点が関係すると思われます。
また、自分のサイトの内容充実や投稿への返事を書くためにできる限り調べる時間があることもかなり有利です。就職して
いる人の場合ですと、大学の図書館や研究室に本を見に行く時間などとれません。また文献や資料の入手も少々面倒です。
こうしたこともあり、学生時代に興味を持って色々と作ったけれども、環境がかわってそれができなくなってサイトの更新
等が滞り、やがて放置するというパターンになっていくのでしょう。歴史系サイトで掲示板やチャットを設置している
ところはありますが、更新をほとんどせずに放置しているサイトを見ていると、最後の投稿が半年くらい前というのはまだ
まだ甘く、最終投稿が1年以上前というところもあります。
また「〜が好き」、「***という事もある」といったことを言う人と馬鹿にする雰囲気のある歴史系サイトも中に
はありましたし、そのような事を言ったり書いたりする参加者を見下したような発言をする参加者、それに何故か分かり
ませんが、「歴史とは〜だ」「史観が大事だ」云々と妙に大上段に構えたがる歴史サイト参加者というのも何人も見てきました。正直なところ、そ
う言うことし か語らない人というのはどうも自分に酔っているとしか思えない、余り面白くない
話しかしない人が多かったですし、少しでも歴史につながりそうなことに興味を持っている人を冷たく扱うようなサイト
には行きたくないですね。ネットの世界では歴史は気軽なおしゃべりの話題にしにくいのでしょうか(確かに扱うもの
によっては下手すればけんかになりそうですし)。皆が皆研究者みたいな物言いをしなくてはいけないというわけでは ないはずです。
何となく色々と思いついたことを書き連ねてみましたが、私のサイトもそうならないように気をつけないといけないと
思いつつ、現実には難しいところですね・・・・。マケドニア史などというマイナーなことを扱っている時点で人があまり
集まらないですし、どうつっこんだらよいかと方にくれるような文章を書いて人を困らせているし。
9月1日
毎月1日は映画がやすく見られるので、この機会にちょこっと見られる物は見ておこうと思って2本見てきました。
始めに見た映画は「ディープ・ブルー」という、昔同じような邦題で遺伝子操作された鮫が出てくる映画がありました
が、それとは全く関係ありません。世界各地の海をまわり、そこで見られる自然の営みをまとめた作品です。しかし偶然
に決定的瞬間をとったというわけではなく、撮影したいと思う生き物が現れるのをひたすら待ち続けたりしたそうです。
なにせ企画がでてから完成するまでに7年間、最初の1年をリサーチに当ててその後は200以上のロケ地に送られて全チーム
の撮影が終わるまでに4年半、撮影したテープの総時間数は7000時間、という非常に手間のかかることをやりながら完成
させた自然ドキュメンタリーです。映像の迫力にただただ感心してみてしまいましたが、バックの音楽はもう一寸静かな
方が落ち着いてみられるのですが・・・。六本木ヒルズでしかやっていなかったのですが、新宿などでも見られるように
なっているので、機械がありましたら是非どうぞ。
「ディープ・ブルー」をみて海の壮大な自然を堪能したあと、なぜか次に見た映画は「リディック」でした。本当は
「Lovers」を見ようと思っていたのですが、上映時間がうまくあわず、それでなんとなく見てみようかと思っていた
「リディック」を見に行きました。毒をもって毒を制す、という言葉がありますが、全宇宙の征服をたくらむネクロ
モンガーを倒せる可能性があるのは脱獄した凶悪犯リディックのみ、ということで物語が進む・・はずなのですが、
途中から監獄脱出物の話にずれていきます。リディック対ネクロモンガーが中心のはずなのですがどうも違う方向
に映画が進み、最後になんかとってつけたような形でリディックとネクロモンガーのボスが戦うことになります。で、
この映画、オチをみて、なんじゃそりゃと言う感じになります。脱力系アクション映画、といったところでしょうか。
キーワードは、「殺した者が引き継ぐ」です。見に行かれる方はこの言葉に注目してみると、映画の途中でオチが分かり ます(笑)。
8月28日
久しぶりに映画を見ようと思い、先行上映をやっていた「ヴァン・ヘルシング」を見てきました。一応ロードショー
前なので、感想らしきものはこちら。
8月27日
何となく疲れているので、しばらくはどうでも良いネタでつなぎつつリハビリでも・・・。
こんな時にアンゲロプロスの映画など見てはいけませんね。ついつい眠ってしまいました・・・。
ゴミ袋と芸術作品の違いは?
多くの人々が「芸術」と考えるものと現代芸術の間には超すに越せない壁があるのか、あるいは芸術家側がもはや
多くの人々がついていけないところに行ってしまったのか、はたまた単にその芸術家の力量不足か。
8月26日
久しぶりに泳いできました。といってもオリンピックを見て刺激されたというわけではなく、ここ数日運動不足だった
ので、体を動かすところから始めようかと思って泳いできただけですが。今日はよく眠れそうです。
他に何か書こうかと思ったのですがマータフ警部逮捕されるとかそれくらいしか・・・・。やはり疲れか?
8月24日
オリンピック中継疲れが少々出てきました。さすがに夜中ずっと起きてみていると体に悪いですね・・。
でもそう言う生活ともそろそろおさらばできそうな気がします。見るものもだいぶ無くなってきましたし。
今日は野球とバレーボールが敗退しました。バレーボールに関しては、今回はでられただけでもよしとしないといけない
レベルだと思うので(前回は予選で敗退してでられなかったのだから)、まあベスト8まで残っただけでも凄いと思う。
しかし、野球はねえ・・・。小林とか村松、金子、木村、相川って一度も試合で見たことがないような気がするのですが。
まあ、スタメンで出ている人の代わりが務まりそうな選手かと言えば???という感じなくもないのですが。しかし、
引っ張られていっても試合で全く使わなかったとなると、その選手を出した球団から文句が来そうですね。それにしても
今回のオリンピックで一番痛い思いをしているのは阪神ではないかと・・・。他の球団は2人のところを、オーストラリア
代表でウィリアムズまでとられ計3人も戦力が抜けてしまっていますから。
8月21日
ブルガリアの発掘ラッシュ(*(追記:10/10)記事掲載のの知も次々発見が相次いでいるようです。)
まだまだあのあたりは調査をすると色々出てきそうですね。一説にはこの墓はシタルケス王の父親のものであるとも
いわれていますが、そのあたりは確実なことはいえないような気がします。トラキアに関する本は数も少ないので、
できれば英語でいいから最近の研究成果を盛り込んだトラキア人に関する本を出してほしいものです(古いものだと、
70年代にドイツ語で書かれたものがあるようですが、ドイツ語だし・・・)。古代のバルカン半島にいたイリュリア人
に関しては簡潔にまとまった本がありますがあのあたりでまとまった勢力を持っていたトラキアに関してももっと研究
が進んでいても良さそうなのですが・・・。
ちなみにシタルケス王というのは、トゥキュディデス「歴史」に登場するトラキア(オドリュサイ人の王国)の王様で、
隣国マケドニアに攻め込んできた人物です。当時のマケドニア王はペルディッカス2世、時代はペロポネソス戦争の最中
のことでした。テレス王、シタルケス王の時代には強勢をほこったオドリュサイ人の王国もその後弱体化し、前4世紀に
コテュス王のもとで再興するも彼の死後に王国は3人の息子の間で分裂、アマドコス、ベリサデス、ケルセブレプテス
の間で争いも起こります。しかしそれ以上の脅威となったのがフィリッポス2世のもとで強国となったマケドニアで、
3分割されたオドリュサイ王国は結局フィリッポスに征服されることになります。一方フィリッポスに征服されなかった
トラキア人もおり、なかでもトリバッロイ人はフィリッポス2世を大いに破ったほか、アレクサンドロスとも争っています。
なお後継者戦争の時代のトラキアはリュシマコスの支配を受けることになりますが、トラキア人の一派ゲタイ人はドロミ
カイテスの指導の許でリュシマコスと争い(前294〜前292)、彼を一時捕虜としています。その後ディアドコイ戦争中の
ディアドコイ諸王の間の勢力均衡を保つ方がゲタイ人たちの利益になると考えたためにリュシマコスを解放したと言われ ています。
8月18日
昨日の雨とはうってかわり、晴天に恵まれましたが暑いですね・・・・。また真夏日に戻ってしまったようですね。
こんな暑い日は思考能力も普段以上に低下しておりますので、また小ネタでも。今回はちょっと妙なことになりそうな
歴史映画の話題でも。2作品ともある意味楽しみであり、ある意味心配でもありますが果たしてどうなる・・・?
赤壁の空に鳩は舞う?
ジョン・ウー監督作品、チョウ・ユンファ出演で三国志映画を撮るとなると、やはり鳩は飛ぶのでしょう。でも二丁拳銃
はだせませんが・・・。代わりに両手に剣とか槍なんでしょうか?かなりお金をかけて作るらしいので、ジョン・ウーが
三国志映画を撮るとどうなるのかちょっと楽しみです。と、書いている途中で何となくジョン・ウーが監督するとなると、
アクションシーン満載で、「三国無双」のようになってしまうのではないかという不安があります。
井筒監督はどう思う・・?
こちらはソフィア・コッポラの次回作。題材はマリー・アントワネットだそうです。で、主役のアントワネット役は キルスティン・ダンスト
ですが、マリー・アントワネットとは明らかに違うような気がします。見た目もですが、雰囲気も王妃という感じでは
無いと思います。で、タイトルに入れている井筒監督ですが、以前テレビの映画コーナーにて、「スパイダーマン」
の彼女役の時は逆に美人じゃないことがうまくあっているというようなことを言っていたような記憶があったもので、
ちょっと入れてみました。しかし今度は王妃ですからねえ・・・。さあどうなる?
8月16日
オリンピックのサッカー代表は、事前にある程度覚悟はできていたとはいえ、グループリーグで敗退してしまいました。
もう一寸やれるかとも思う一方で、これが限界かなという気もしてきます。肝心なところで競り負ける、攻守ともに最後
のつめが甘い、いきなりシステムをいじったり人を変える等々、思いつくことをあげていくだけでもなんだか腹立たしい
のですが。最終戦はどうなるんだろうなあ・・・・。多分録画でしか見ないと思いますが。
久しぶりに歴史のコーナーにマケドニア以外のことを掲載しました。マイケル・ヴェントリスの業績を見るにつけて、
一部のアマチュア研究者たちに彼の爪の垢を煎じて飲むか、「線文字Bの解読」を暗記するまで読ませたいという 気分になってきます。
アマチュアの研究者の中にはアマチュアの研究を認めようとしない専門家に対し、様々な形で非難を行う者がいます。
確かにアマチュアだからといって全く相手にしようとしない専門家が存在していることは事実です(たとえば、 こ
の掲 示板
の5027番の記事に登場する某佐倉の歴博館長)。しかしだからといって、すべて専門家の側が悪いかのように言う一部の
アマチュア研究者も論外でしょう。自説が受け入れられないことを全て学界の閉鎖性に帰することは愚の骨頂です。
アマチュア研究者側にはアマチュアであることを理由に手を抜いたり逃げたりしない覚悟が、専門家側には広く
人の意見を聞く耳が、お互いに必要なのではないかと思います。
8月14日
オリンピックの開会式を途中まで見ました。古代から現代までの歴史をたどる見せ物はシドニーの時よりは
わかりやすかったような気がします。アトラクション?のキクラデス美術の彫像やクーロス像をもしたオブジェから、
古代から現代までのギリシアの歴史行列に至るまで、古代ギリシアの美術のデザインを随所に用い、現代のギリシャ
共和国と古代からの連続性を協調するような要素が多く見られました。クレタ文明の壁画やミュケナイ時代の鎧、
暗黒時代の幾何学紋様のようなものもでてくれば、陶器の図像や神殿の浮き彫りに描かれた人と同じ格好をした
人が多数見られました。また古代の部の〆はローマ時代ではなく、マケドニア密集歩兵部隊とアレクサンドロス大王
でした。マケドニアはギリシャのものという認識そのままな演出でしたが、マケドニアってギリシア本土を征服した
国なのですがよいのでしょうか?そんな感じで古代の部が終わると中世のビザンツ時代なのですが、中世は
ずいぶんと軽く扱われている感じでした。それでもモザイク画などでビザンツの様子を描いたりしていましたので、
その辺はやはり意識はしているようでした。オスマン時代はすっ飛ばして、次はいきなり近代ギリシャにいっていま
した。近代の部では独立の闘士たちがかかれていたほか、近代オリンピックの様子も再現されていました。
古代の要素が多いと言うことは、対外的にギリシャというと古代文明というイメージが強いことも有ると思います。
オリンピックという一大イベントでより多くの人々の興味関心を買わねば収益を増やすことも難しいため、外国人に
よりなじみやすい古代を協調すると言うことは一つの収入増加戦略となるでしょう。一方で、ギリシャ共和国と
してはあくまで自分たちは古代文明の継承者であり、古代と現代は連続しているのだという意識を今でもなお公式には
強く持っているため古代を強調しているようにも思います。中世のビザンツ帝国の時代、かつてのギリシア人の自称
だったヘレネスという言葉は異教的なものとみなされたこともあって使われず、自称としてはロマイオイ(ローマ人)
と言う言葉を使うようになっています。しかしビザンツが滅亡した後、オスマン帝国の支配を受けるようになり、
さらに近代に入って独立する頃になるとギリシャ人の自称はまたエリネス(ヘレネスの近代語形)に変わっていき
ます。今回のオリンピックの見せ物で古代の要素が強調され、一方で中世の扱いが軽いのは近代のギリシャが古代ギリシャ
から民族意識を作り上げ、現在のギリシャ共和国もそれを継承している以上当然の成り行きなのかもしれません。
一寸小ネタでも。
ガンダムとは関係有りません
一瞬Zガンダムやシャアファンのサイトかと思いましたが、全く関係有りませんでした(笑)。
8月13日
いよいよオリンピックが始まりました。すでにサッカーは試合が始まっており、夜中に起きてみています。
女子代表のほうはスウェーデンに勝利しましたが、男子代表はパラグアイに負けてしまいました。女子サッカー
は日本の試合を見ていると、展開がめまぐるしい(というか、ボールがなかなか落ち着かない感じが・・・)
試合である意味面白かったです。しかし翌日にドイツの女子代表の試合を見て、あれで果たしてこの先勝てる
のか心配になってしまいました。ドイツ代表は結構うまいし強いし・・・。
男子についてはもはや何も言いますまい。せめてもの救いは後半多少ましになったことくらいか。
やはり小野はトップ下よりボランチの方がいいような。前半と違って後半の方がプレーも良かったし。あと、
平山はどうも不要なんじゃないかという気がします。もう一寸素早く反応したり動いたりできないものか。
後、日本の左サイドを散々突かれていたので、次の試合ではその辺のケアも必要になるでしょう。
次のイタリア戦で負けるとそこでおしまいなので、何とか頑張ってほしいところですが・・・・。
8月8日〜10日
実はこの期間、旅行に行ってきました。こちらをどうぞ。
8月7日
アジアカップは日本が中国を3対1で下して優勝しました。いやぁ、一時はどうなるかとおもいましたが、
何とか優勝できたようで。中国を破って優勝できたことはうれしいけれども、これでジーコが当分監督を続ける
ことになるわけで、少し複雑な心境です。ワールドカップ予選を勝ち抜けるんでしょうか・・・。
中国のファンも表彰式までもう少し残ってもいいんじゃないかと思いますが・・・。スタンドをみると半分くらい
にまで減ってしまっていました。恐らく国際大会では中国史上一番良い成績である準優勝ではあるのだから、 みていっても良いと思うのですが。
アトランティスはアイルランド?
アトランティス大陸の位置を巡ってはエーゲ海説やポルトガル沖説などがあるほか、ユカタン半島説を唱える本が
新潮選書からでていたりします。プラトンが「ティマイオス」や「クリティアス」においてアトランティスについて
言及しています。実際にどのように言っているのかを確認していないため、はっきりとしたことはいえませんが、
プラトンは対話編のなかで何かのたとえ話のような物として創作したのではないかという気がします。
8月6日
ようやくぼちぼちと更新を始めてみたものの、アンティゴノス・ゴナタスの時代はかなり扱いにくい時代であると
言うことが改めて実感できます。この時代に関しては、実は史料の残存状況が良くないために、推測で書かざるを
得ない箇所があります。ディオドロスはイプソスの戦いの前年あたりから断片しか残されておらず、ポリュビオスは
まだ扱っていないために、どうしても断片的な文献史料をもとに研究書も書くしかないようです。碑文に関しても
あまり無いようです。なにせゴナタスを扱っている一番新しい専門書をみても100ページもない小冊子にしかならない ようですし・・・。
しかし、100頁くらいしかないのにものすごく高いというのは困った物です・・・。おかげでお金が無くなってしまい ました・・・^^;
高
句 麗を巡る対立勃発
現代の国境線で昔の歴史を語ろうとするからこんなことになるのでしょう。私が時々立ち寄っている
史劇的な物見櫓では、これと同じような話題が今年の初めくらいに話題になり、過去ログにも掲載されています。
8月5日
遅くなりましたが、帰宅の報告を。
実は、予定より早く家に帰ることができました。帰宅したのは8月5日深夜です。はじめの予定よりも早く現地を離れ
たために早く帰り着いたものの、帰ってから疲れが・・・・・。
7月31日
すでに日付が変わっていますが、昨日30日に土耳古料理を食べに行ってきました。粉物も肉料理もいずれも美味しく
いただけました。かなりボリュームもあり、まだおなかが一杯で眠れそうにありません。誰が言い出したのか分かりません
が、土耳古料理は世界三大料理の一つだと言われています。真偽のほどはさておき、とても美味しかったので三大料理に
入れていいかなと思っています。
"Alexander"公式サイ
トが、 いつのまにかデザインも一新されたうえ、サントラの一部を聞けるようになっていました。音楽はヴァンゲリスが担当
していますので、興味がありましたら聞いてみてはどうでしょう。
どうもアジアカップの審判がおかしく見えてしまう今日この頃・・・・。後ろから行っているのに全くファウルをとらない
場面がちらほらとみられます。なんとかしてくれ。結局準決勝はPK戦にまでもつれ込み、かろうじて日本は勝利しました。
しかし、PK戦にまでもつれ込むことになるとは思わなかったですね。ま、とりあえず無事に勝ち上がれたので、それは
それでよしとしましょう(内容は別ですが)。それにしてもスタジアムの雰囲気悪すぎますね。歴史的経緯があるとは いえ・・・・。
なかなか覚えられないのでしょうか。
現在のロシア国歌は、旧ソ連の国歌のメロディに新しく歌詞をのせた物ですが、なかなか歌詞を覚えられない人もいる
みたいです。で、実際に歌わせたら昔の歌詞で歌ってしまう人がまだいたりして・・・。
週刊100人「アレ
クサンド ロス大王」
いや、いつの間にでていたのでしょう・・・・。知らなかったです。一応買っておいてもいいかな。
(追記)「週刊100人」は買ってすぐに読了しました。個人的には、アレク
サンド ロスに関して簡単に見ておこうと思うのであれば良いと思います。ただしある程度きちんと知りたいと思う人にはあまり
おすすめできません。本当に参考文献に挙げられている本を読んだのか疑ってしまうような箇所もありますし、裏表紙の
兜に関しては妙な誤解を与えてしまう可能性が大きいと思います。ちなみに、あの兜は古代ローマの剣闘士が使っていた 兜です。
7月28日
なにやら一晩経ったら、かなり腹が立ってきた・・・。昨日、本屋にて立ち読みをしていると、明らかに電波な人が後ろ
にきて、なにやらきわめて不愉快なことを色々と言っていました。あの位置と状況からして、恐らく私のことを言って
いるようでしたが、かなり不気味かつ不愉快でした。「人のことをとやかく言う前に自分を省みやがれ、このやろう」
といってもなんか通用しなさそうな感じの人でしたねえ・・。電波な人の言うことを真に受けて怒ってもしょうがない
ともおもいつつ、しかしそれでもものすごく腹が立つといいますか・・・。一瞬暴力衝動に身をゆだねてしまおうかとも
おもいました(さすがにそこまではしませんでしたが)。
そんなことはさておき、妙なネタを発見
カルトアニメとは失礼な(笑)
スピルバーグが「トランスフォーマー」実写版の制作総指揮を担当するそうな。しかしトランスフォーマーだったら、
なにも実写にせずとも全編フルCGアニメで充分な気がするのですが。
夜になってから外出し、映画を見てきました。見てきた作品は大友克洋が久しぶりに作ったアニメ映画 スチームボーイです。ひねくれたお話では
なく、きわめて 正当派の冒険物の映画でした。おもしろかったですよ。
7月27日
今日もちょっくら映画を見てきました。見てきた作品はラブドガン
という邦画です。この映画では銃弾はそれを撃った人間の感情により色が変わります。弾丸が地金の色なら感情がこもって
いない状態、青い色なら悲しみ、黄色は脅え、黒は憎しみ、そして赤は・・・果たしてその意味は?ということですが、
赤は愛だろうと何となく思っていたら、実際にそうでした。もう一寸ひねってみてもいいんじゃないかなあ・・・。
また、一部せりふが聞き取りにくいところがあったり、カメラワークに妙に懲りすぎのような場面もありました。
物語は組織の組長を殺して逃げてきた殺し屋と両親が心中してしまった少女が出会い、徐々に分かり合っていく部分と、
彼を追う凄腕の殺し屋と一緒に仕事をするようにつけられたチンピラの掛け合い部分があり、やがて最後の対決の場面を
迎えることになります。話としては何となく“雰囲気”はあるけれど、追う追われるという緊迫感は全くなし(というより
そういう方向では書いてないようで)。殺し屋と少女の心のふれあい(というとなんか「レオン」のようですが・・)も
あまり明確な形では書かれてないようです(前半一部寝ていたので見落としたのかもしれませんが・・・)。
7月26日
某所の投稿を見て、一寸気になったことがあるのですが・・・・。何故ロシア文学が日本の文学者や芸術家などに
多大な影響を与えたのでしょう?二葉亭四迷がツルゲーネフを翻訳したのをはじめ、ドフトエフスキーやトルストイ、
チエホフ等のロシア文学作品が翻訳されて紹介され、日本の文学者もロシア文学の影響を強く受けていきます。文学者が
ロシア文学の影響を強く受ける一方、二葉亭四迷が生きた時代はロシア語は学問に必要な言語とは認められず、東京
帝国大学のカリキュラムには入れられていなかったそうです。ロシア語ロシア文学の講座は戦後、北海道大学の文学部
につくられますが、この時にできた北大の露語露文の講座が最初だったそうです。明治時代に入り欧米の学問を受容
するようになる中で、ロシア文学以外の文学も数多く流入していきますが、それらのなかでもなぜロシア文学が日本
の文学者に強い影響を与えたのか、色々考えてみる価値はありそうです。
7月25日
昨日夜にようやく帰宅しました。色々な写真を撮ってくるはずがデジカメの不調によりあまりよい写真は撮れず。
また8月1日から留守にしますが、その時までに何とかしないと。
7月20日
明日の夜から24日夜まで、ちょっくらでかけてきます。その間更新、掲示板へのレスはできなくなります。
かえってからまた更新は進めます。そろそろアンティゴノス・ゴナタスについて取り上げようかと思います。
8月12日、アテネ近郊の マラトンの野においてミルティアデス率いるアテナイ・プラタイアイ連合軍1万とペルシア軍10万が激突した。
世に言うマラトンの戦いである。
マラトンの戦いでアテナイ軍を指揮したミルティアデスについてはこ のコー ナーでも取り上げましたが、
従来マラトンの戦いは9月12日となっていました。しかしアテネとスパルタで1年の始まりが違うと言うこと
をふまえて計算し直したら1月早くなったようです。天文学の成果を駆使して日付を決定した事例というと、
他には前331年10月1日にガウガメラの戦いがあったということが、日食に関する記事から分かったと事例も
あります。このときはバビロン天文日誌というバビロンで出土したくさび形文書の記述とアリアノスに見られる
日食の記述から判明しました。歴史的な事柄は、考古学や社会学、人類学といったものからだけでなく、天文
学のような所から判明するものもあるようです。
7月19日
ちょっと試しにブログを作ってみようと思い、いろいろやってみた結果、どうもブログは私には使いにくい
ということが分かってきたため、やめました。作ってから10時間くらいで削除してしまったので、もう存在
しておりません。ただ、また気が向いたらチャレンジしてみるかもしれません・・・。
(追伸)
舌の根も乾かぬうちにまた作ってしまいました(笑)。サイトを作るときの準備用と言うことで使おうかと思います。
色々メモとしてまとめるのには使えるかなと思いますので・・・。
7月18日
民
明書 房?
何でも中国あたりに起源があるとかくと、某漫画のインチキ豆知識のようですが、FIFAがそれを認定してしまい
ましたからねえ・・・。どうなることやら。
夜は
スパイダーマン2を見に行ってきました。前作から2年後、様々な悩みを抱えながらスパイダーマンが奮闘
するという話です。今回の悪役はドック・オクという人工知能を備えた機会の腕が4本ついているという男です。
今回の作品で、後にスパイダーマンの敵になる人が3人でてきましたが、続編はいつ頃できあがるのか楽しみです。
あ、・・・「新選組!」を見逃した・・・。土曜日の再放送は見られないので、私はもう二度と池田屋事件は見 られないらしい。
7月17日
執筆時点では18日ですが、17日の日記を書いています。)
久しぶりに映画を見てきました。ここのところ忙しくてなかなか行けなかったのですが、ようやく一段落つき
ましたので、安心して映画に行けます。見てきた作品は 「キング・アーサー」です。先行上
映で早速見てきました。感想はこち ら。
7月15日
何となく、雑事をこなしつつ、集中力が続かぬ今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。そろそろ期日が
迫っている仕事があるので、何とか片づけねば・・・・。といいつつ家でネットしてるんですが(苦笑)。
せっぱ詰まってこないとエンジンがかからないとう悪癖はそろそろ辞めないと、色々と大変なことになりそう ですが、やめられません(爆)。
それはさておき、何となく見かけたニュースから
2006
年大河
何故に現代にこの題材を選んだのか、少々考え込んでしまいました。これからの時代は勤め人の給与は前にも増して削られて
いくでしょうし、そうなると夫婦共稼ぎでないとどこの家庭でも家計が維持できなくなるのではないかと思われます。
「内助の功」と言っても、それを理解したり共感を覚えたりする人が果たしてどれだけいるのでしょう。なんとなくずれた
テーマを選んでいるような気がします。あるいは意図的にそのような役割分担が良いのだと言うことを刷り込んでいくため
にこのテーマが選ばれたのかもしれません。こんな所にも価値観の揺り戻しがきている、というと穿ちすぎか・・・?
ポリスアカデミー8
昔のシリーズものの続編を作るというのは最近よく見られますが、まさかこれも作られるのでしょうか。メインキャスト
の人々がどちらかというとその後活躍している場面を見かけないのですが、まだ活動しているのでしょうか。個人的には
色々な効果音を発していたあの人がまたでてくるのかが気になります。過去7作全てにでている数少ない人だから多分でる
とおもうけれど、他の映画で見た記憶がないからなあ・・。いまはなにをやっているのやら・・・。
氷の微笑も続編か?
・・・・・。これを作る意味は何があるんだろう?で、続編といってもマイケル=ダグラスもポール=バーホーベンも
関係していないんだったら続編じゃないような気がしますが、いいのかなあ。
7月11日
今日は選挙に行ってきました。果たして私の一票は国政にどんな影響を与えることになるのだろうか・・・。
どうなるのかはこれから先のことを見ないと分かりませんが、明日ゆっくりと新聞などを見てみようかと思います。
どうも最近の選挙速報番組というやつが好きになれなくて(あんなに騒がずともいいのに)。
7月10日
(これを書いている時点ですでに11日になってしまいましたが、一応10日に書きはじめたものです。)
そういえば、野球のオールスターってやっていたんですね・・・・。すっかり忘れていました。このままいくと、
現行のオールスター戦は今年で最後になりそうですが、果たして来年以降はどうするのでしょう。1リーグに
した場合にオールスター戦を行うとすると、どこかで線を引いて東西対抗戦にするというやり方が一番考えられる
形ではあるでしょう。しかし、東西対抗戦というと、毎年日本シリーズ終了後に行われている、テレビでも夜中に
しかやらない気の抜けたどうでもよい試合のイメージがかなり強いのですが。
1リーグ制問題というと、ストは行われるのでしょうか?個人的にはあそこまでオーナー側になめられている状況では、
ストを行わないと相手には分からないと思うので、やってもいいと思います。ファンのことを考えろ云々という意見は
当然出てくるでしょうが、そういう方々にはオーナー側のやってることに対しては何も文句はないのかと逆に聞いて
みたいです。普段大して野球に興味も関心もないのに、こういうときだけファンとして振る舞うような方も多分いる
でしょうが、そういう方は論外です。実際にストを行った場合、読売始めメディアはストをやっている選手が悪いという
論調を垂れ流すでしょうし、一般のファンもそれにのせられて狂ったように選手会たたきをする光景が目に浮かんで
きますが(大して考えもせずにメディアにのせられる国民が多いということはここ数ヶ月の間に実証済みですから)。
プロ野球界の「終わりの始まり」という感じで、どうなるか心配です。
7月9日
今日は休みだったので、国会図書館に論文コピーに行ってきました。母校の図書館にもおいておらず、国会図書館にしか
置いていない雑誌があったので、朝早くに起きて出かけてきました。いってみると、結構混んでいて、雑誌を請求すると
20分かかりましたし、コピーを頼むと10分くらいかかりましたが、ほしい物は手に入れられました。その中にはサイトの
更新に役立ちそうな物もありますが、それは後ほど。
また、登録利用者制度という物があったので、早速登録してきました。これに登録すると、自宅で雑誌論文を検索して、
ネットから請求できるのでかなり便利です。また秋からは登録利用者証があればそれで入館できるようになるらしいので 結構便利そうです。
それにしても、国会図書館の中に売店があるとは思わなかったです。雑貨からスナック、衣類まで色々扱っているし。これなら
外に出なくとも何とかなるなあ。
7月5日
なんと、ギリシャが初優勝!!!
いや、まさか、本当に優勝するとは全く思っていませんでした。夜中に見るのは無理かなと思ってビデオにとって
あるので、これから試合の経過は見る予定です。ポルトガルは開催国だったので優勝したかったと思いますが、
今回は運がギリシャの方に向いていたということでしょう。ギリシャのサッカーは堅守速攻型で、多くの人にとり、
決して見ていて面白いサッカーではないと思います。ただ、その割に結構攻めのバリエーションはあり、単に
前に放り込むだけでは無く、ちょこっとパスをつないでサイドに展開したりもしてました(ちなみに個人的にはチェコ
代表のやっているようなサッカーが好きです。それに比べるとギリシャはちょいと見劣りが・・・)。今大会はうまく
はまったというところですね。今までは、出場した国際大会では全く良いところがなく(10年前のワールド
カップも3戦全敗でしたし・・)一度も勝ったことがなかったギリシャが今大会になって突然良くなったのは、
やはり監督のレーハーゲルのおかげでしょうか。かつてはあの奥寺選手もいたブレーメンで長年にわたって監督を
勤め好成績を残し続け、カイザースラウテルンでは2部昇格直後にブンデスリーガ優勝を成し遂げるなど数々の成功
を収めたものの、最近はドイツでは監督としてお呼びがかからずギリシャに行ってしまいました。確かに
マンマークを付けるディフェンスなどはずいぶんと古いなあという感じがしますが、規律を徹底してチームを
まとめるという点では非常に優れている監督だということが改めて分かりました。しかし、これでレーハーゲルが
ドイツ代表監督の後任として引っこ抜かれたらどうなるんだろうか・・・。それが心配。
7月2日
ギリシャ、決勝進出!
前後半90分間、あのチェコの攻撃をしのぎきっただけではなく、延長に入ってからチャンスを多く作った挙げ句、
ぎりぎりで決勝点をあげて勝ち残るとは思わなかったです。前後半とも押し込まれていて、これはもうだめかなあ
と思いながら見ていましたが、何とかしのぎきって延長に持ち込めたというのは運がよいのか、力があるのか・・。
チェコはネドヴェドが前半終了間際に怪我をしたのは痛かったとおもいます。しかし今大会のチェコはいいチーム
でした。優勝をねらえるだけのチームだったとおもいますが、今回は運がなかったということですね。
そして、決勝の組み合わせは開幕戦のポルトガル対ギリシャになりました。最初と最後が同じ組み合わせというのも
何かの縁でしょうか。ポルトガルも選手を入れ替えてから調子が良くなったらしいし、果たしてどうなるか分かり
ませんが。なお、この組み合わせでは、どちらがかっても初優勝です。有名どころが敗退してつまらない、という人
もいるようですが、いつも同じような国ばかりが出てくるよりはいいかもしれません。
7月1日
今年ももう半分終わってしまいました。昨日徹夜したため、どうも体の調子がおかしいです・・・。う〜ん、年をとった
のかな。気をつけねば。さて、今日は夜中にヨーロッパ選手権を見るためにちょっと休んでおかねば。なんせギリシャが
準決勝進出なんていうちょっと考えられない事態が起こっているし。最も次の相手はチェコなので、たぶんここで快進撃
も終わりそうな気がします。まあ、よくやったほうだろうなあ・・・・。
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